繰り返し見た夢の続き
小さい頃、よく見た夢がある。
家の中で1人眠る夢、辺り一面は真っ暗な闇で家の外からもう一人の私が眠っている私を見ている夢。
最後は全部黒く塗りつぶされて、真っ黒になったところで目が覚める。
中学生になってからは、その夢を見る頻度が少なくなっていき、高校生になってからは全く見なくなっていた。
ふとした時にそういう夢を見ていたことを思い出す。
人が夢を見るのは記憶の整理だと聞いた事があるけど、夢占いがあるように夢が持つ意味などもあるのだろうか。
それならあの繰り返し見た夢はどういう意味があったのだろう。
不安?孤独?
そういえばあの夢を見た後は、すごく怖かった印象がある。物悲しいような本当に世界で1人ぼっちのような気持ちになった。
あの夢を見たらいまの私はどう感じるだろう。夢の続きを見てみたいような、こわいような。
隣で寝息をたてる君を見ながら、今日も眠りにつこう。
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