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笠岡市長選挙(2024年4月)をきっかけに、市長選挙について考えてみた

先にお伝えしておきますが、私は政治も選挙も特に詳しいわけではありません。ましてや笠岡に住んだこともありません。笠岡市長選挙のどちらの方を応援しようという意図もありませんので悪しからず。

ただただ、市民(投票する側)にとっての選挙って、何をどう考えたらいいのか?をちゃんと考えてみることは大切なだなと思って、特にゴールも見えず、キーボードを叩いています。

市長は一人

当たり前ですが、市長はひとりです。
今回の笠岡市長選挙もそうですが、現職(今、市長をやっている人)と新人(今は市長をやっていない人)からどちらか一人を選ぶのが選挙です。

任期4年

市長にも任期があります。4年間したら市長の役割は終わりがきます。
4年は長いのか?短いのか?
まぁ、おそらく何かをしようとすると短いと言えるかもしれませんが、4年で何一つできないというのも、ちょっとお粗末と言えるくらいの期間かもしれません。
見方を変えれば、4年に1度は「見直し」をしようという時なのでしょう。

見直し

選挙で2者択一の前に、現市長の「見直し」をするところから始めてみる。
2期8年間、市長をされている小林嘉文さん。
どんなことをしてきたのか?どんな笠岡にしていきたいのか?
に賛同できたり、共感できれば、市長を別の人に譲る必要はない。

現市長・小林嘉文さん

私の印象。とても賢い人。まぁそりゃ市長になる人くらいになれば、賢い人でないと困る。ただ賢いも色々ある。
先日あった討論会で話をする姿からは、勉強熱心で問題解決に適したビジネス畑の匂いを感じるタイプ。悪くはないが、市民もうまく誤魔化されないようにしなきゃいけないところもある。

例えば

笠岡市への企業誘致の36社。600人の雇用を作った。笠岡市の税収も増えるし、素晴らしいことだと思う。
一方で、雇用の多くは外国人労働者。外国人が悪いと言っているのではない。地元の雇用を作るには、誘致してきた企業と地元企業の連携も必要だし、外国人が住みやすい街づくりも必要だと思う。この辺りの取り組みについては語っていなかった。

市長は仕事だけ?

市長は仕事ができればいい。YES? NO?
大枠では仕事ができる市長の印象はある。
ただ、議会と反発があるとも聞いたことある。

議会と仲が悪いとどうなるか?

議会は予算案について予算をつける場所。
こういう施策をやります。
それでは、これくらいの予算をつけましょう!
それにはお金をつけません!
減らしましょう、増やしましょうを話し合います。
議会に市長の信頼がなければ、予算がつきません。(つきづらい)
仲が悪い理由には、どちらかが悪いとかいう話ではありませんし、あまり仲良すぎるのも良くありません。

エンジョイ!炎上!

昔でいうスキャンダル。
小林さんから見たら、足上げ取りでしかないかもしれないですけどね。

旧統一教会関連団体のTシャツ

安倍晋三元首相が亡くなったタイミングで、旧統一教会関連団体「ピースロード」のTシャツを着た姿をフェイスブックに掲載。関わっている・いないもあるが、冷静な判断ではないように思える。

パワハラ疑惑??

市職員に対して「バカみたいなことを言うな、お前」と発言したと報道された。議会に音声データまで提出され炎上した。これがパワハラかどうかの判断もあるだろうけど、トラップだった可能性もあるだろうし、信頼があり好かれている人ならこんなことは起こらないように思える。

その他もろもろ

少しグーグル先生に聞けば、あれこれ出てくる。真相は定かではないが、リークされやすい体質は否めない。

今回の選挙公報は?


選挙公報

「笠岡」が主役。
笠岡市民が主役なら、スッキリする。
市税収が上がるより、市民の所得が上がるもしくは、所得が上がらなくても暮らしていけることを考えてほしいと思ってしまう。
(書かれていないからとってやっていないわけではないが)

もう一人の候補者は?

栗生典子さん。
4年前、笠岡市議会議員を11期務めた父・順三さんの後、
笠岡市議会議員になった。
以前は民間テレビ局社員、私立中高非常勤講師などを経験していると報道されている。

新人は不利な選挙

当たり前だが、新人は市長をやったことがない。
実績のない人の話は、どこか机上の空論のように聞こえる。
そのことは踏まえつつ、選挙公報に。

選挙公報

笠岡には島がある

大小31の島があるそうです。知らなかった。有人島は7島。
もちろん、山もある。
駅前開発で発展させていきたい現市長との対比にも見える。

においの問題

討論会で笠岡に伺い、すごくすごく大きな問題だと気付いた。
「臭い」
現市長もバイオマスを活用するなどして半分にすると言っているようです。
ただ、半分にすると言っているのは、業者であるので、市の対策としてもっとやるべきだろう!という主張。
正直、このにおいの中で生活するのはちょっと辛い。
騒音とかスモッグとかと近い感覚。

まとめ

まず、市長は仕事ができればいいのか?
市長に信頼できる人格はどこまで必要なのか?
栗生さんも議会で、市長に対しての行動を改めてほしいと質問をしていた。

「成長と軟着陸」
小林さんは成長派。いいぞ!いけ!いけ!と応援したくなる気持ちもあるが、切り捨てられてしまう何も感じてしまう。
一方で栗生さんは、人口減少を受け入れ軟着陸させよう派。このスタンスは全国的に広がって行かざるを得ないとは思う。
ただ、派手さはなく、投票につながりづらい。そして、まだやったことがないことなので、信頼しきれないところがある。

「期間の問題」
現職の小林さんは2期8年の市長歴。10年はやらないと成果が見えづらい。3期目は集大成ということでやってもらえれば、いいのでは?ただし、市民が納得する成果を出してね!という気持ちもある。

栗生さんは政治の世界に入って4年。討論会での内容で言えば、不安要素があった。市議会議員としてできることがあるのでは?という気持ちもある。








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