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美作市長選挙2022について

美作市は、人口2万6千人。湯郷温泉、岡山国際サーキット、宮本武蔵の生誕地である。何より「みまさか」と県外の人は読めないことで有名。(読めないから有名にはなり得ないか・・・。)

倉敷だった

現在の林野町あたりを大正7年までは「英田郡倉敷(美作倉敷)」と呼ばれていた。「窪屋郡倉敷(備中倉敷)」と間違えてしまうため、倉敷の名前は消えた。(Wikipediaより)

これまでの投票率

2014年の美作市長選は、現職の萩原誠司が初当選した選挙。
3人の候補者で戦い、投票率は65.56%。
9500票(その他は3500前後)の圧勝。

2018年の美作市長選は、萩原誠司が2度目の当選をした。
一騎打ちの相手は元市職員。投票率は65.69%。
8000票と7700票の僅差だった。

2020年の出直し選挙は、萩原誠司が当選。
元市議と一騎打ち。投票率は、64.88%。
7700票と7100票の僅差だった。

1 現職の萩原誠司

1999(平成11)年 岡山市長に就任
2003(平成15)年 再選
2005(平成17)年 任期途中で衆議院選挙に出馬
岡山2区で敗れたが、比例中国ブロックで当選。
2009(平成21)年 衆議院選、敗れる。
2014(平成26)年 美作市長に就任
2018(平成30)年 再選
2020(令和2)年 定例議会に提出された教育長の人事案が議会で否決され、混乱の責任をとって辞職。出直し選挙を行う。
市長と議会の意見が違うことは悪いことではないですが、喧嘩腰なように見えてしまいますね。

どんな教育長の人事だったのか?

おそらく
「クアガーデン武蔵の里」というもう閉鎖された施設がありました。
その跡地に、大規模な保育園を作る計画をしたようです。
この周りは宮本武蔵関連の観光施設があり、子どもたちがいる場所としては危険だ!とする意見があり対立が生まれていたようです。
この保育園計画を推進する教育長の就任を拒んだということのようです。

・太陽光発電事業者への事業用発電パネル税の導入
・防災対策の財源を確保
・林業、バイオマス発電
・市内の学校法人や海外大学と連携し教育機関の新設
・市役所新庁舎の移転新築と防災公園の整備
なども語っている。

2 新人の後藤もとい

批判するつもりはないが、
住民目線、地域目線の市政にするため、選手交代・政策転換が必要

・就学前から高校に至るまで一貫して豊かな教育
・農林業なくして中山間地は発展はない
・市役所の移転新築と防災公園の整備の再検討
 行政機能の1カ所集約が適当か
 AIや技術と使って既存の公共施設の活用ができるのでは?
 森林資源を生かした木造平屋の施設でもいいのでは?
 15ヘクタールの大規模な防災公園が必要??

感想

選挙公報はどちらも薄い。
選挙公報には書いていない何かが勝負の鍵となる。

萩原さんは圧倒的な力を持っているように見えるが、
獲得票は近づいてきている。
萩原さんのいう通り、ガラス張りの風通しの良い政治ができているのか。
反対する議会や後藤さんの言うように、市民は置き去りなのだろうか?

後藤さんの選挙公報に「クリーン」とある。
そんなに汚い政治が行われているのだろうか。

ぜひ、美作市民はもうすでに高い投票率だが、民意を表して欲しい。


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