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倉敷市・市議選挙2021〜その1〜

2021年1月17日(日)に告示。24日に投票・開票となる。
土曜日に告示すれば、最初の土日で選挙公報とか見れるのになぁ。
といきなり、ぼやいてみる。

よくある愚痴は、誰が悪い?

本題に入る前に、選挙や政治の話になると愚痴大会になるのが嫌いだ。
誰が悪いか、何が悪いのか、ぐちゃぐちゃになることが多い。
1 議員が悪い。良い議員もいれば、悪い議員もいるからね。
良いって何?悪いって何?ってことも明確にしたいよね。
2 市民が悪い。調べもしないで、わからないとか。
興味が湧くような話をしろ!とかね。
3 制度が悪い。一般的に議員と知り合いにならない限り、
選挙ポスターと選挙公報しか選ぶ基準を与えられない。
一人1票しかないとか、諸々。
制度を変えられるのも、市民だけなんだけどね。

基本的には全員・応援している

いや、言い方難しいなぁ。選挙は1票しかないから、1人しか応援したことにならないけど、最終43人が市議会議員になるわけでしょ。
43人の人に頑張ってもらわないといけないわけで、
みんなちゃんと頑張ってよ!って応援している。
もし、得点をつけるなら、みんなに5点あげる。
ちゃんとしてるとか、意見があるとか、意見が近いとかの人にプラス点。
え?やる気ある?と思う人、ちゃんと考えた?と思う人にはマイナス点。
点は付けませんよ、もしつけるならこんなイメージってこと。

43人の席に51人が立候補

当たり前だけど、8人が落ちる。
落選する8人が誰か!?がわかれば、あとは当選するってことでもある。
残酷だね・・・。そんなことはしないし、わからない。
さて、では出てる人は選挙においてみんな公平かと言うと、そうではない。
現職:現在、倉敷市議会議員をやっている人。
新人:現在は、倉敷市議会議員ではない人。

現職は37人が出馬している

この選挙の1番、注目すべき点はここだと思う。
現職がもし、全員当選したとしても、新人が座れる席が6席ある。
約14%の入れ替えが行われる。新しい血が流れるということ。
いや、まだ6席とは決まってないよ!
現職が全員、当選するとは限らないからね。

1 現職に問うべきポイントは?

これまで市議会議員として何してきたの?(結果出したの?)
そして、これから何するの?の2点。
議員って、議会で市役所の人(ざっくり言えば)に質問する(それで大丈夫なのか?と問いただすなど)の時間がある。一般質問とかってやつ。
4年間で、1回もしてない人とかいるとか、いないとか。
単純にそれって、やる気あるん?もしかして寝てた?とか勘違いされてもおかしくないよね。

2 新人に問うべきポイントは?

新人は議員としての経験がない。だから語れることが現職に比べて少ない。
そりゃそうだ。
では、どんなことしてきたの?どんなまちにしようと思ってるの?
と夢を語れるか。
また、新人なので政治家っぽくない、市民の声を持っている人がいい場合もある。今までと同じような議員なら、現職で十分だから。

全く予備知識のない人へ

私も政治の知識はない。
前述したように判断基準は、1ポスターと2選挙公報を見ての3感触を頼りに立候補者を見ていきたい。
51人から1人を選ぶのは、1カ月くらい時間が欲しい。
だから、提案!!

提案:どうしていいかわからないなら、新人から選ぶ

新人は13人。この中から6人は当選する。この中からなら、一人くらいフィーリングに会う人がいるかもしれない。
余談だが、51人の平均年齢は約55歳。新人だけの平均年齢は50歳。
平均値で語るのはあまり意味がないが、新人という言葉のマジックで30代がたくさんいるような気にはなってはいけない。

当選しそうな人を選ぶゲームではない

間違ってはいけないことがある。
誰に自分の代弁をして欲しいかを選ぶのが選挙で、
(言い方色々ありそうだけど、とりあえず)
当選しそうな人を選ぶゲームではない。

1人目 上 もとあき さん

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ポスター貼られてないところもありました。
少人数でやってるんでしょうね。
もうポスター貼る選挙すら否定?抵抗なのかと思ったら、貼っていました。
いいですね〜。アナーキーで。選挙ポスターぽくなくっていいね。
ただ、何をやりたいかは不明。

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選挙公報を見る限り、異端な感じが滲み出てますね。
旧来の政治家らしくない感じと、当事者という立場として期待が持てる。
ただし、議会に・政治にどうやってつなげられるかは不安を感じる。
YouTubeをやっているようなので拝見してみた。

途中から歌ってましたね。嫌いじゃないですよ。

2人目 水田 だいすけ さん

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「これからの町づくりに若い力を!」
若い力は大切ですね。
さぁ、若い力が活躍できるために何するのでしょうか

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新人とは思えないほどのしっかりした5本柱。
どれも結構、重いね。全方位って感じ。
若い力を使えるところがどこなのか、わからないな〜。
ホームページ

若い人なので、SNSに期待してみたのですが、
フェイスブック・ツイッター・ユーチューブ全てやってます。
更新がどれも、ほとんどされてないですね。
「オープンな政治」はSNSだけじゃないですが、継続してないのは不安

3人目 平井 俊光 さん

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「だれもが いきいきと いきるまち」
全部、ひらがな。やさしい日本語を意識しているのかな。
そうだとすると、インテリ感あるね。

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新人がやれることは、夢やビジョンを語ること。
そういう意味では、いいビジョンだなぁと。
平井さんがそのために何するの?何ができるの?も知りたかったなぁ。
玉島が地元なのね。地元から票を取らないといけないのよね。
これ平井さんの責任ではないけど、玉島ではない人は冷めるんよね・・・。

SNSはフェイスブックだけ。
選挙直前に始めた感じではないので、包み隠さず真っ向勝負な感じは良い。
HPは見当たらなかった。

4人目 中西 よしゆき さん

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「誠実・優しさ・実行力」
人柄押しですね。でもこれはみんなにそうあってほしいな〜。
QRコードが入っているね、もう標準?

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選挙公報は、8つも約束。
漏らさず入れた感じかな〜。
新人の全方位に頑張ります!は不安しかない。どれができるの?ほんまは。
注目は、2の「 IT技術を活かし」、7の「新たな観光都市」
ご自身も不登校だったんですね。5に力が入ってるのかな。


フェイスブックは、以前からやってたみたいだけど、
選挙始まってからの更新ですね。

5人目 服部 太平 さん

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「次世代につなぐ 希望の市政」
「次世代」や「未来」という言葉がポスターに10くらいはあったな〜。
未来への不安をみんな感じているということだろうね。
どうやって不安を取り除けるのかが感じよね。

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「国会議員秘書歴13年」はみんなビビ!!っとくるのかな?
何がすごいのかが、あまり直接的に伝わってこないからもったいないな〜。

3だけ倉敷市の・・・と特性があっての政策。
1は、どこでもやならきゃいけないこと。
2は、ユーチューブによると、後世の残るヨーロッパのような綺麗なまちづくりをしたいらしいです。どんな街だろう。

YouTubeを見れば、秘書だったことの裏付け、知識量は多いことがわかる。
だけど、それが倉敷の歩む道かどうかはちょっと不明だった。

6人目 さとう ひろし さん

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「地域の未来に活力を!」
「未来」出ました!

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「やるぞ!」と意気込みの人ですね。
元気ですか〜!!元気があればなんでもできる!
アントニオ系立候補者ですね。
以上。(SNSも探しましたが見つかりませんでした)

7人目 たけのり 史園 さん

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「10年先の倉敷のために」走る!
10年後と言えば、2030年(2031年だけど)はSDGsの目標の年。
政策に反映されているのでしょうか。それとも10年は比喩?当てずっぽ?

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43歳が若いのかどうかの疑問も残りますが、
若いからできることはどこだろう?
デジタルを使うことかな?走ることかな?
10年先の倉敷がどうあるために、こうするっていうロジックだったらわかりやすかったな〜。
「地域を超えた連携強化」は気になるな〜。
どこの地域を超えた連携なんだろう。

なんと!Wikipediaがありました!!

ただ、残念ながらHPはリンク切れ、ユーチューブは動画掲載なしでした。
若さを生かす感じがちょっとしなくなってきたな・・・。

8人目 瀧本 ひろし さん

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「希望に満ちた倉敷を創りたい!!」
いいですね!希望に満ちた状況ってどんな感じなんだろう。

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2番の防災や復興は倉敷に住む人ならみんな考えることだし、外せない。
3番の子育て・教育・福祉は日本全国の課題。
ということは、1番の産業振興がメインのように見える
企業が儲かり、給料が増える。そして、希望に満ちるというロジックかな。
そうあってほしいけど、そのロジックに希望を見出せないかな〜。

SNSやHPは見つけられませんでした。

9人目 尾﨑 かつなり さん

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「政治は愛とアイデアだ」
新しいキャッチフレーズですよね。
ハートと頭脳の両方が重要ですよ!と言ってるけど、
私は両方持ってます!と言ってないところが選挙ぽくなくてソフト。
そして、SDGsに触れているのは唯一じゃないですかね。
倉敷市はSDGs未来都市に選ばれていますので、意識しているのは素晴らしいな〜と感じました。

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「コロナ対策」を掲げている人が少ない中、入れていますね。
国や県の動きがないと市として動くのが難しいなど、市議では少し諦め気味な態度の人が多いのかもしれませんね。
「なんのため?なぜ選挙にでるの?」
いろいろ考えたんでしょうね。尾﨑さんのような人が立候補し、議員になる人が増えてくるといいよな〜と思った。
「選挙に行こう!」
私を選んでください!ではなく、
選挙に行こう!というのは好感が持てます。
「しあわせプリン生みの親」
こういうことを書いて、私すごいでしょ感は旧来の立候補者と同じ感じがするな〜。
突っ込みどころが多いのは、ある意味期待できますよね。議員になったら市民派じゃなくなるってパターンが一番怖いですが。

10人目 犬飼 よしお さん

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「市政を身近に!」
同感です。身近に感じさせてくれる人いませんよね。

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市政を身近に感じられるようになるにはどうしたらいいのか、知りたい。
この選挙公報からだと、身近に感じない人へ、身近に感じてください!
と言っているように見えた。
一人ひとりの代弁者
少数や弱い人など声が届かない人のために動きますって意味で使う人は多いけど、対象はどんな人を想定しているのだろう?
それとも本当に一人ひとりの代弁者になろうとしている?そんなこと可能?

選挙公報にホームページのURL書かずにQRにすればよかったのに。
しかも、このURL間違ってたし・・・。
そして、ホームページには政策を書いてませんでした。

11人目 仙田 よしたか さん

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「創ります!誰もが輝くまち・倉敷」
ポスターの半分がデニムですね。児島の人かな?

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「まちづくり10」の約束
新人で立候補して、10個も約束しちゃうのって、
本当に大丈夫?約束だからね。

気になったのは、10個目
「瀬戸内海の歴史と資源を活かし、新たな活力を創出します。
(SDGsの推進)」
ホームページを見ても、これ以上詳しくは書いてなかったなぁ〜。

12人目 あしだ 泰宏 さん

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「最幸のまち倉敷市へ 決断と実行の政治」
「決断と実行」
自己啓発本に書いてそうな言葉ですね。

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コロナについて
よくわかりませんが、国や県が主導しているイメージがありますね。
ただ諦めずにやってもらえるのはいいなあ〜と思います。
ホームページに行けば、しっかり書いてありますが、
選挙公報の情報量は少ないですよね。
「コットンビーチ」の話などユーチューブで聞けますよ。

フェイスブックは2016年から始められています。
フェイスブックのいいのは、選挙に出ようとする前のことも見れます。

ユーチューブで政策を話してます。これ全員やればいいのにね。

ホームページもしっかり作ってありました。

13人目 越智 寛之 さん

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「N国党」
あの選挙も、この選挙も出馬します。
顔と名前がだんだん知られてきます。
政策は一つだけ。
未来とか夢とか言葉を並べるより、現実的でやることはっきりしています。
だからと言って、必要な議員なのかはわかりませんよね。

一つのバロメーターな気がします。
認知が広がり、この党から議員になる人もいます。
その人以上に選ばれる人がいないまち。
顔と名前を知っているというだけで投票してしまう市民。
NHKが良いか悪いかは関係なく、
議員になってもらいたいかを考えると・・・。

14人目 親 ゆうじろう さん

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「若い力で倉敷に新しい風を」
今回の選挙で最年少32歳。確かに若い。

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選挙公報よりユーチューブ
「若者の投票率をあげるには?」
を話してます。
やってほしいですが、もっと議論してほしいですね。

「倉敷にテーマパークをつくる?」を話してます。
いるかな?いるのか?

新人14人の中から、ピカっと光る原石を見つける

この中から良くも悪くも6人は当選します。
頑張ってください。


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