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「アステロイド・シティ」と秋物第一弾


ホワイトシネクイントに飾ってあった実際に使われた衣装

 ウェス・アンダーソン監督「アステロイド・シティ」を観たので感想を。いつものことながら情報量多め、そして「アステロイド・シティ」という舞台劇、それを紹介するテレビ番組、さらにその番組の舞台裏という三重構造になっているという複雑さ。それでも豪華なキャストとポップな世界観で不思議と楽しめてしまいました。

 マリリン・モンローを彷彿とさせるスカーレット・ヨハンソン演じるミッジ、妻を亡くしたばかりのオーギー、同じくそれを受け止められずにいる天使のような三つ子、突如砂漠に現れ去っていくUFOや天才キッズたち。それぞれが奇跡的なタイミングで出会い、すれ違ってまた離れていく。UFO騒ぎが収まって静かになった街は少し寂しいけれど、どこか明るく前向きな気持ちになる喪失と再生の物語でもありました。

 時折出てくる左の看板の鳥がとても可愛いのでご注目ください。あの独特な動きは人間が実際に動かして撮影していたと知って驚きました。

隕石もあった。

 砂漠とUFOというと少し前にアマプラで観た「NOPE /ノープ」をつい思い出してしまいました。都会だと着陸しにくいから、やはり砂漠とか広いところと相性がいいのでしょうか。

 真夏のピークも去って、まずは小物からという事でコムデギャルソンのナイロンボストンを買いました。一番小さいサイズですが、マチがしっかりあるのでペットボトルも入るし何より軽い。ロゴも内ポケットにしかなく、スクールバッグのようなシンプルさで長く使えそうです。バッジやあえてファンシーなチャームを付けてアレンジしても良さそう。

 BEAMS BOYでレースの付け袖も買いました。付け襟はいくつか持っていますが、付け袖は初めて。ちゃんとゴムが入っているので落ちる心配もなく、薄手のカットソーや古着のスウェットに合わせてすぐ使えそうです。今シーズンはPRADAやmiumiuのシンプルニットに少し個性的なスカートの組み合わせが印象に残ったので、そんなイメージで行こうかなと思っています。