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はじめて家事代行サービスを使ってみた話。

我が家は夫婦共働きだ。そして2歳になったばかりの娘がいる。妻は第2子を妊娠中でかなりお腹が大きい。仕事に家事に育児に妊娠。大変だとは聞いていたが、めちゃくちゃ大変だ。

最近は娘が僕ではなく母親にお世話してもらいたがるので、妻に子どものお世話を主に担当してもらっている。妻は大きいお腹を抱えながら仕事と育児。僕は仕事と家事という感じ。元々、料理は僕が主に担当していたが、料理だけでなく、洗濯と掃除もほとんどやるようになった。

平日のフルタイム勤務と残業に加えて家事をこなすのはきつい。走りながら家事をする。例えではなく、実際に家の中を走り回っていた。そんな生活が、軽い風邪を引いただけで破綻してしまった。風邪で辛いときに走れない。掃除が後回しになりがちで、家の中が汚れていく。ロボット掃除機を使えば良いと言うなかれ。2歳児が散らかすおもちゃを回収しなければ、ロボット掃除機の動線さえ確保できない。各社メーカーには、早くおもちゃ回収ロボを生産して欲しいところだが、一家に一台ドラえもんがやってくるのはまだ先のようだ。

ということで、家事代行サービスを使ってみることにした。とある業者にスポット依頼で2時間の家事を予約した。早速、返事を頂き、来て貰えることになった。

いざ来てもらったところで的確に指示できなければ無駄にしてしまう。当日までに資料を準備した。まず、自分で休日の家事を一通り、いつも通りやってみた。風呂掃除、洗面所掃除、トイレ掃除、などなど。リビングや廊下は、おもちゃ等を取り除いてロボット掃除機をかけた。これらの一連の作業を写真に収め、簡単に資料化した。

準備が進むにつれてワクワクしてきた。今までやっていた家事の一部が無くなる。時間ができる。そう考えただけでとても嬉しい。新しい家電を買って開封の儀をする前の気分だ。そして前々日。例の業者から連絡が来た。

「担当者が体調不良のため、やむを得ずキャンセルさせていただきます」

ガビーーーーーン。。。なんということだ。2日後に届くはずの新商品が急にキャンセルになったような気持ちだ。人は、何かを得るときのよりも失うときの方が心理的インパクトを大きく受けるらしい。心のざわつきが止まらない。諦めて自分で掃除するのか…。いや、諦められない。頭の中は家事代行でいっぱいだ。今まで自分で掃除していたのに、なぜだ。未だ一度も依頼していないのに頭の中では家事代行サービスを使うことがデフォルト化していた。こうなったら他のサービスを探すしかない。

Casyというサービスを見つけた。AIを使って依頼人と作業者をマッチングすることで管理コストを低減し、業界最安値を実現しているとのこと。良いじゃないか。AIというのは便利な言葉だ。中でどんなアルゴリズムが動いているのか分からなくても、「AIがやっています」と言われると「あぁ、そうなのか」と納得しまう。スーパーで「訳アリ商品」と書かれた野菜が安くても、「あぁ、そうなのか」と納得してしまうアレと同じかもしれない。

さらに調べると、Casyでは、家事代行サービスのプラットフォームを他の家事代行業者に提供するトライアルもしているらしい。志が素晴らしい。そのプラットフォームの名前はモニカ。「もっと日本に家事代行を」の頭文字をとっているらしい。分かりやすく温かみがある。皮がパリッっとしていてあんこが入った和菓子のようだ。

話が逸れてよく分からなくなってきた。とにかく、僕は、モナカ搭載の家事代行サービスCasyを、未だ一度も利用もしていないのに、めちゃくちゃ気に入っていた。気づいたらCasyの株を買っていた。頭の中は家事代行でいっぱいだ。

例のキャンセルとなった日時にCasyを依頼してみた。すでに予定日の2日前の夕方だ。絶望とともに「こっちは株主だぞ!株主優待もないのに買ったんだぞ!」とニワカモノ言う株主の声を脳裏に響かせながら眠った。

翌朝、すなわち、予定日の前日の朝。なんと、Casyから担当者が決まったと連絡が来ていた。謎のAIは僕が株主であることを突き止めて優遇してくれたのかもしれない。賢い、賢すぎるぞモナカ。

当日。いよいよ担当の方がいらっしゃった。Casyでは作業者の方を「キャスト」と呼ぶらしい。夢の国だ。キャストさんはとても丁寧な方だった。事前に作った資料を見せると「指示が的確で助かります」と言ってもらえた。「ロボット掃除機を使ってください」と伝えると、「ロボット掃除機は使ったことがないのですが、どうやって使うのですか?」と聞かれた。なんということだ。家事代行サービスの方がロボット掃除機を使ったことがないだと。まだまだ人とロボットが共存するドラえもんの世界は遠いのだなと実感した。

掃除ロボットのボタンを押す作業を実演した後はお任せした。ほとんど質問されることはなかった。1時間半弱経ったところで、「ご依頼されていた内容はすべて終わりましたが、他に何かありますか?」と聞かれた。なんということだ。はじめてなのにこんなにすんなり終わってしまったのか。自分でもやろうと思えばできるが、クタクタになってしまう。めちゃくちゃ良いやないか。残りの30分は拭き掃除など簡単な作業を追加でお願いして終了いただいた。

キャストさんは依頼内容をすべてクリアいただいただけでなく、風呂場の鏡もピカピカにしてくださっていた。鏡よ鏡よ鏡さん。そうか、ここは夢の国か。いや、普通だ。きっとこれが、普通なのだ。

みんなが言う「普通」ってさ、なんだかんだで、実際はたぶん、真ん中じゃなく理想にちかい (Dream Fighter / Perfume)

そうだ、普通というのは理想に近いのである。普通の、理想的な風呂場が返ってきた。一度手に入れた普通は手放したくなくなる。そう、人は、何かを手に入れるよりも手放すことを回避したがる生き物なのだ。早速、定期サービスに申し込んだ。2時間だと持て余してしまいそうなので、1.5時間で、毎週。他の家事代行サービスでは最低利用時間が2時間だが、Casyでは最低1時間から利用できる。さすが、モナカが最適化しているサービスは違う。

1.5時間で1回5,050円なので、

5,050[円/回] × 1[回/週] × 52[週/年] = 262,600[円/年]
262,600[円/年] / 12[カ月/年] = 21,883[円/月]

ということで、月2万2千円弱でこの効用が得られるのは、かなりコスパ良いのではないだろうか。
Casyを試すなら、僕の紹介URLから登録して欲しい。お互いに1,000円分が付与される。
https://casy.co.jp/invite/swfr7?type=1

紹介コードの場合は下記を入力して欲しい。会員登録したら、「メニュー」→「クーポン・ギフトの登録」より登録できる。
紹介コード:swfr7

最後にとある名言で締めくくろう。

君が昼寝をしている間にも時間は流れ続けてる。一秒も待ってくれない。そして流れ去った時間は、二度と帰ってこないんだ。(ドラえもん)

今という時間を大切にしようと思う。

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