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めっちゃ観たい映画!!~安楽死についての考え~

‪自身の最期を考えた事はありますか?
愛する父の最後の願いは、安楽死を手伝うこと フランソワ・オゾン監督新作の予告&ポスター公開 (映画.com) https://u.lin.ee/rbK3Gxr
2022年11月25日 11:00 映画.com ニュース


世の中はSLAM DUNKの方が要チェックや!!の状態の方が多いかもしれません。
いや、実際、アタイも気になっては居るのだが。
(でも今は左手は添えるだけの状態なアタイ)

しかし、CATSの映画を映画館で観た際にものの数分後に目眩と吐気
(映像と音の組み合わせが合わなかった模様)
以降、アタイは映画館へ足を運ぶ事に躊躇いを持ってしまって居る。

最後に映画館で観れたのは樹木希林さんの遺作となった
ドイツ映画で邦題『命みじかし、恋せよ乙女』。

彼女からの最期のメッセージ、あなた、生きているのだから幸せにならなきゃね、を受け取れた事は自身の人生で悔いが無い事のひとつだ。

そしてその後も何作も観たい観たい観たい!を繰り返しては映画館が怖かったのとCOVID-19により行動制限も起きたりして完全に満足度をAmazonprimeさんで上げて済ませている自分が居る。

しかし、内心はやっぱり映画館へ行きたい。

実はアタイ、映画が大好きで一時期は年間100本以上を平気で映画館で観て居た。
休講の時、レイトショー、休日等は確実に映画館に居た。
連続でいける時は最大3作品は観た。
(それ以上は作品を味わえないから観なかった)

そして映画の中の登場人物の状態をもし自分が友人だったら、リハビリの担当になったら、家族だったら、教会の人だったらetc.....本気でどう対応するかを考えたり、自己に落とし込み監督や音響担当者さんの気持ちに自分なりの意見を持ったりして独りで大満足、超充足した時間を過ごさせて頂いていた。

で、だ。

アタイはLINEで映画newsを登録しているのだが、久しぶりにコレは観に行かねばでは?
と、只今胸騒ぎしているのが、上記ポスターの
フランス映画で邦題『すべてうまくいきますように』だ。

フランソワ・オゾン監督
作題『Tout s’est bien passé』
(英題:Everything Went Fine)

フランスではタイムリーな事に安楽死が国内で可能となるかも知れないと言う重大な転換期を迎えている。

流石『17歳』『まぼろし』『サマードレス』etc.....の人間一人一人の人生を豊かに美しく表現して来た名匠の作品である。

安楽死を題材としつつ、非現実的では無くリアルに問う作品の模様だ(まだ観れてないから仮定形)

だから、超観たい。
超大画面でじーっくり隅々迄目に焼き付け、思考を巡らせ味わいたくて堪らない。

迷う。
映画館、行こうかなぁ。
でも、今、相変わらずの世界全てが恐怖症状態の面倒な状態に入って居る為、映画館で座ってじっくり1時間以上がどう考えても難しい。
(映画館迄辿り着けるか?席迄辿り着けるか怪しい感じなのだ)

でも、来年の2月公開だから、それ迄に回復するかしら。
…真冬は1番絶不調の人間が期待出来る可能性の低さに涙がちょちょ切れる。

でも、観たい。
やっぱり映画館で観たい。

だってアタイも安楽死希望ってか、切望人間だから、内容が気になってしゃーないのだ。


…以下からは安楽死及び自殺幇助への内容を含みます。辛さや読む事へ怠さを感じたら、読む事を止めて下さい。…


何故アタイは安楽死を求めているのかと言うと、アタイは自身の記憶により生活に困難を来たしている。
人間が怖い。
人間として生きていると言うよりも、他者から(特に医療制度により)生かされていると言う事がはっきり判る精神疾患の人間だからだ。

とても簡単に簡略化して言うと、辛いのだ。

記憶ない自己コントロールを失った状態で辛さの時に戻ってしまうのが当たり前だし、香りや制服、場所や乗り物等でもフラッシュバックにより固まってしまったり、過呼吸や失神、その場をやり過ごせても夜間に乖離したり人格障害で他人が自己を乗っ取ったりする。

仕事を完全に辞めて2年が経った。
精神的な死だけでは無く、社会的死もアタイは現状的に迎えていると考えている。

アタイは安楽死を故に切望している。

安楽死(積極的安楽死)と自殺幇助(自殺ほう助)は異なる。

・積極的安楽死→医師など第三者が直接、患者に薬を投与する。

・自殺ほう助→医師が処方した致死量の薬物を患者自身が体内に取り込んで死亡する。
(映画関係でだとジャンリュック・ゴダール監督は自殺幇助でこの世を去って居る)

安楽死か自殺幇助を合法化している国は以下。
(合法化の年代順に記載)
・スイス
・アメリカ合衆国
→(州制度により異なる為、確実に合法化の州)
   オレゴン州、ワシントン州、モンタナ州、
   バーモント州、ニューメキシコ州、
   カリフォルニア州
・コロンビア
・オランダ
・ベルギー
・ルクセンブルク
・カナダ
・オーストラリア
・イタリア
・スペイン
・ニュージーランド

因みに安楽死と自殺幇助を受けるには厳しい条件をクリアしなければならず、未成年者にも認めているのはオランダとベルギーだけだ。

加えて精神疾患の人間の安楽死と自殺幇助を認める国や州は稀である。
何故かと言うと、正常な判断能力が条件の1つである事が1番のネックであり、また永続的な身体的苦痛や生命危機が決断される状態では無い事が上げられるからだ。

因みにその稀な国と州は以下。
・スイス
・オランダ
・カナダ
・アメリカの一部の州
   ワシントン州、カリフォルニア州
   オレゴン州(?)
…全部の発表されている症例や文献が読めていない為、上記はアタイ調べです。間違いはもしかしたらあるかもしれない事は悪しからずお許し願いたい&訂正を宜しくお願い致します。

で、日本は当分進みそうもない国。
話し合われては一応居るのだが、言い方悪いけど人権と言うか、相手の気持ちを考える余裕と言うか、一人一人の人間の意志を余りにも無視と言う感覚の近い事象が多い現状が実状。
まだまだ安楽死と自殺幇助合法化への道のりは長そうだ。

旧優生保護法は、憲法第13条及び第14条第1項等に反する違憲の法律だが、1948~1996年迄続いた。
故にその時代を当たり前に生きた方々は多い。
この事も人権侵害への事態悪化に関係しているとアタイは考えている。

因みに明言して良いのか不明だが、自殺幇助自体は似たような事は日本でも可能だ。
(言葉としては尊厳死が外れない言葉?単語かもしれない)
以下一例
口腔からの飲食不可となった方で胃瘻が必要な状態の場合にそれを止め、点滴からの水分補給も自己意思により止めたら自然な自死と言うか、医療機関であれば自殺幇助に似たような事となる。
(法的に罰せられ無い)

安楽死及び自殺幇助合法化に向けては国のリーダー達と医療機関のリーダー達の交代や安楽死及び自殺幇助を求める側の法改正へ向けた根気のいる活動が必要となる事は間違いない現実だ。

日本は文化的背景からもかなり難しそうな事は十分な説明にもなるかもしれないが、今後超高齢化社会に突入する事で、日本でももしかしたら一気に話が進む可能性もある。

未来に希望は持ち続けたい。
(誰でも生きたくないのに生きるのって辛いから)


アタイは何でもっと飛行機に乗れる位の時にスイスへ行かなかったのだろうか?
と、時々後悔っぽく思う時がある。

しかし、数年前迄はまだ他者へ自己の過去は話せなくとも、社会の中で何とかやって行けていたから安楽死を今すぐにでもと言う域まで到達していなかっただけなのだと、しゃーないのだ、と、自分に言い聞かせている。

当時は仕事をしつつ日常的に両祖母達の介護もこなし、月に数回LIVEへ行く事が可能だった。

しかしスイスでは国民の年金問題を始めとした幾つかの問題点が勃発しており、安楽死と自殺幇助への厳格化が求められ始めた。
これにより国内外から安楽死と自殺幇助を求める側の人間に不安が広がって居る現状が今起きている。

…全くもって人生はままならない。

しかしながらこの自己の思う様には行かない時間をどう楽しむかが人生の醍醐味なのだろう。

また、今はちょいと日本では政治や一部医療ともこんがらがった状態の宗教も、本来はこの自分独りでは決してままならない人生の指針となる為に存在しているはずだ。

アタイの信仰はキリスト教。
その聖典である聖書が何故世界一読まれた書物かと言うと、これはアタイの考えだが、聖書には様々な年齢層の様々な状態の一人一人の人間の様々なそれ等の状態に対する解決策と言うか、言い切った指針が記載されている。

故にどの年齢層でどんな状態の人間が読んでも、必ず共感箇所が出て来る為に愛読され、また、広まりが良かったのではないかと推測する。

ま、しかしながらこのキリスト教のカトリック側が反対をしているが故に安楽死及び自殺幇助、今回は明記しなかった尊厳死が禁止のままで話がスムーズに行かない国もある。

頼むから宗教と医療、政治と人権は全くもって違う考えで分けて欲しい。

アタイの場合
・宗教→思想的な個々人の人生指針
・医療→心身に対する問題解決方法
・政治→全人々の生活を豊かにする為の法整備
◎人権→世界中の一人一人に与えられた思想や心身及び生活に対する自由な意志
と、区別可能だと考えている。

アタイは世界中に安楽死及び自殺幇助の合法化が当たり前となる時代が来る様に祈っております。

あらかじめ明記致しますが、アタイはどの様な状態でも生きたい方は生きられる世界が当たり前だと考えております。

今では視線入力によりPC操作や遠方のロボット操作が可能で自身の声を残し、音声操作や会話も可能です。
(PC操作では普通に絵も描ける)

最後になりますが、アタイは映画館にまた行ける日が来たら幸いだと思っています。
そして何より、一人一人の人権の最も重要な意志の尊重が当たり前となる社会が世界中に訪れます様に祈り求め、行動出来る時にはして行きたいと考えております。


4000字を超えました。
長々、最後までお読み下さり本当に有難う御座います。

皆様はどの様な最期を迎えたいですか?

アタイは安楽死によりベッドの上で穏やかに最期を迎え、ちゃんと火葬して頂き、願わくば海に散骨して貰えたらもう何も言う事ありません😸

末筆となりましたが皆様にとっての日々が最期の時迄、どうか幸いな時となりますように祈っております。
感謝を込めて。
素敵な週末をお過ごし下さい🍀✨

日を跨いでしまってるが記載日
2022年11月25日(金)晴天

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