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パラレルワールドの私は幸せか否か

「パラレルワールドの私は、もしかしたら私よりもっといい人生を送っているんじゃないかな」
「それでも別の世界線に、もっとイキイキと仕事を楽しんでいる自分がいるんじゃないかって、つい思ってしまうんです」

無数にある選択肢を選んできたその果てに、今の私がいる。

あるいは選択肢を選べずに、取り残されているのかもしれない。

こういう考えても仕方のない、答えなんて見つけようもない「問い」のようなものに、私は、わたしたちは、囚われているんじゃないかなっていつも思います。

だって考えたって仕方ないじゃない。そもそもパラレルワールドなんて、概念でしかないし。

… なんてことも、頭ではよ〜くわかっているのです!ええええ、わかっていますとも。それでもやっぱり考えちゃいますね。だから困っているのだ。いつだってそう、頭ではいくらわかっていたって、心がついてこない。

心さえ納得してくれたら、なんにも問題はないのだ!

自分が納得するためなのか、答えを見つけたいからなのか、私は友人とおしゃべりしているとき、ふとこの「問い」をぶつけてみたりします。

「パラレルワールドの自分はもっとうまくやってるんじゃないかなって、たまに考えたりしない?」

(正直めちゃくちゃウザい質問、みんなごめん〜〜)

* * *

「問い」に対して、大体の友人が「わかる」「私もよく考える!」と言ってくるのですが、「もしかして、似たような性質のお友達だから、同じような思考に至っちゃうのかな?」と思って、あるとき、全然そんな話に興味のなさそうなアラフォーのおっちゃんにその「問い」をぶつけてみました。エイやっと!

そしたら帰ってきた答えが、
「そんなこと考えたって仕方なくないですか?だってやってみないとわからないじゃないですか。どんな仕事が自分に向いてるのかなんてことも、全部試してみないとわからないですよ」と。

は〜〜、目からウロコ!!

確かにそうだな、全部やってみないとわからない。おっちゃんは理系男子だから、考え方がもうただただ合理的なんだろうな。

この考え方も、数学でいうところの「証明」や「数学的帰納法」みたいなことですよね?全部の手段を試してみて、その中から「違うこと」を洗い出すことにより「真実」をあぶり出す。比較することで、「真実」が浮き彫りになってくる。

おっちゃんはそこまでは言ってないけど、きっとそういうことなんだろうな〜と思いました。

そういや別のおっちゃんのお友達も言ってたな、「未来は結果がわからないからワクワクする。結果がわかってたらそれはただの「手続き」です」って。

もし、「私が一番キラキラしている世界線」の答えが出ちゃったら、そんな絶望はないです。知りたくもない。

どれだけがんばってもたどり着けないかもしれないし、仮にたどり着けたとして、それはもはやただの「手続き」に過ぎない。

ということは、結果がわからないままに、自分なりに試行錯誤するしかないのです!それがきっと、ワクワクする未来への最善のアプローチ!

最善の未来はわからないけど、最善のアプローチならわかる。

「問い」に対する「答え」はそれでいい。十分です。

ということで、私は今月から無職になるし、あいかわらず人生の迷子なのですが、心機一転、また新しい地平へアプローチしていくぞ〜!と心に決めたわけなのでありました!

結果がわからないからワクワクするし、未来が楽しみに思える。「不安」はワクワクを増幅させるブースターです!スリルを楽しんじゃおう!

自信がないのは誰だって同じ。おちついて。ゆっくり、焦らず行こう。きっと大丈夫です。

パラレルワールドが仮にあるとしても、きっと自分の思考回路はおんなじだろうから、どの世界線の私も「パラレルワールドの私は今ごろ…」なんて考えてるんだろうな、と思ったらおもしろいですね。まさに隣の芝生は青い!その対象が自分自身だなんて、てんでおかしいです。どないなっとんねん。

「今、ここ」を楽しむのが一番しあわせですね。って思いました〜!

それではこの辺で!お読みいただいてありがとうございました。
みなさま、よき一日を☆彡


* * *

パラレルワールドの話するの、2回目ですね。今回のがアンサーnoteになったかも!

* * *

隣の芝生も、どんだけ青いねん(笑)


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