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頑張っても結果が出ない人へ

こんにちは、大木公紀です。

日頃の自分の取り組みや行動について振り返る時間は設けていますか?
自分についてどれだけ話すことができますか?
自分の好きなところはありますか?

どれも「自分についてどれだけ知っているのか」についての質問を投げかけさせていただきました。

ここまで読みに来てくださったということは、何かしら自分を変えたいと思ってここまできてくださったということだと思います。

今日、持ち帰っていただきたいことは一つ。


自分の内側から物事を考えよう。


これだけです。

なんか正しいこと言ってる気がするし、よく聞くんだけど、抽象的でよくわからない。って思いますよね。


ご安心ください。

実体験をもとに気づいたことをお伝えします。
ズバリ「感情から自分を知ること」これが大切です。

詳しくお伝えしていきますね。


なぜ感情を中心にする必要があるのか


怖い・寂しい・嬉しい・イライラするなど、自分の感情ってなかなかコントロールできないですよね。


なんでかっていうと、自分の習慣を変えることが難しいからです。


出来事に対して、その人自身の過去の経験から自分が出来上がっていて、その習慣から少しずれた出来事が発生すると、感情が揺さぶられると思うんですよね。


例えば、大勢の人の前で話す必要がある時、その環境が初めての人はとても緊張するし、怖いし、びびるし。

でも、講演会で話している人はどうですか?
おそらく怖いと思って話していないし、むしろ自信満々で話している姿を想像できませんか?

その人たちは苦手を克服して習慣化されてしまっているから怖くないし、それが普通なんです。


何が言いたいかというと、過去の習慣をもとに、自分が出来上がっていて、その自分が感じることそのものが「感情」。


感情は自分を知るのにとても重要なものなんです。



その時の感情がなぜ生まれたのかを問いかける


先ほどの例でいきましょう。

なぜ大勢の前で話すことが緊張して怖いのか。

怖いと思っているのはなぜですか?


「何を言っているか伝わらなかったらどうしよう。」

とか

「話し方が変と思われたら嫌だな」「声が嫌いと思われたくない」「話がつまらないと思われたく無い」などでは無いでしょうか。

一つのなぜ?に答えることができました。

次に、なぜそれが嫌なのか。

「あの人の話はつまらないと思われるのは嫌」というのは、
自分が否定されることが嫌だということかもしれません。


周りから見た自分の評価が下がるのが嫌。
つまりプライドがあってそれを毀損されたくない。


こうやってなぜ?を繰り返していくと、
自分のプライドが高い。他者の評価軸で行動を決めている。

という気づきに到達することができます。


自分軸で生きていると思ったのに、実は他者の評価をどうやって得るのかで行動していることがわかれば、これからの行動も変えられますよね。


この本を読もうとか、SNSで自分の成果について発信しようとか。
本当にこの勉強は自分のためなのか、それとも他者に認められたいがための行動なのか、それを判断できるようになりませんか?

ここまで到達できることが大切です。


インサイドアウトとアウトサイドイン


この記事で書いている考え方はインサイドアウトとも言います。

自分の内側から物事を捉えて、何が必要なのかを定義する。
こうすることで、自分軸の課題を見つけたり、行動を起こすことができます。


逆のアウトサイドインとは何か。

例えば将来予測の本などがありますが、これを読むことはつまりアウトサイドインです。

自分の外側の、不確実性の強いものの中から、この中に正解があるのではないかと自分が望ましいと思う情報を探し、それを正しいと捉えて自分ごとにする。

悪いとは言いませんが、結論これは自分の意思決定が面倒臭いと感じて、答えを外側から探そうとしていることと同義で、物事の本質は捉えられないと思っていいと思います。


むしろ、それを正しいと思い込み予想が外れればビジネスなどでは大きくピンチになることも予想できますね。


こうなっては、本当に成果が出るまで時間がかかりますし、出たとしてもそれは偶然当たっただけになる可能性は高いと思いませんか?



今回は、努力しているのに結果が伴わないとお悩みの方が陥りがちな人へ向けて記事を執筆しました。


自分の内側から得た気づきは、とても質の高く、行動や習慣を変えるほどのパワーがあると思っています。


無理やり自分を変えるのもいいですが、感情から得た気づきをもとに自分を成長させていきましょう。


本日はここまで。
今日もやっていこう。

可能性という原則は、私たちは常に成長することができ、潜在する能力を発見し、発揮し、さらに多くの才能を開発できるという原則である。

スティーブン・R・コヴィー


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