私の陰を超えてゆけ。

9時半に起きました。
変な夢を見て今日も体調がよろしくありません。
このままシーツに染み込んでいきたいです。
最近、縦になってる時間より横になっている時間が多い気がします。
重力に逆らえなくなってきてる、生き物として終わりだな。
人類史上初4足歩行に戻っていくかもしれません。


横になっている方が平和じゃないですか、何も起きないし。
少なくとも悪いことが起きないということは平和です。
ただ、横になり続けていても考える力はあるので「人としてこれで良いのだろうか・・・」と考え始めてしまうわけです。


余計なことを考えないために、『ぼっち・ざ・ろっく!』を見てました。
あれ、面白いですね。
バンドのライブシーンのカメラワークはアニメとは思えないクオリティです。
鬼滅の刃を見るまで「凄いとはいえ、結局アニメはアニメでしょ?」なんて思ってましたが、最近のアニメの作画って芸術の域ですね。


主人公の後藤ひとり(以下、ひとりちゃん)が最高です。
思考回路はほぼ私。
アニメの実写化に否定的な私ですが、私にこの役が回ってきたら地で行けるなと思いました。
ギターが上手い以外完全に私なので、役作りなしで即日行ける自信があります。


でも、ひとりちゃんはやっぱり完全体の陰キャでは無いですね。
本物の陰キャの私に負けてます。

まず、ひとりちゃんはギターという圧倒的な特技があります。
本物の私は何もありません、本物には人に誇れる特技は無いです。
特技があったとしても、動画サイトに動画を上げるなんてもっと出来ません。
だって、否定的なコメント来たら嫌じゃないですか。
精神的にダメージを食らうようなことは本物の陰キャはできないです。
陰キャは割とプライドが高い人が多いので、他人から評価されることを嫌います(個人差があります)


それに、ひとりちゃんは受け身なところはありますが、なんだかんだ行動する気力があります。
作中では何度も断れない性格が原因で色んなことに巻き込まれていきますが、『断れない』というのはある意味で常に行動して変わるチャンスに恵まれているように思うんです。
だから、ぼっちちゃんと呼ばれる彼女ですが全くぼっちではありません。
周りの人達の理解力の高さもありますが、人と関わりを持ち続けています。
だから、ひとりちゃんは陰キャじゃないです。

対して、本物の私。
本物の陰キャは、むしろしっかり断って逃げます。
断り方も訳の分からないことを口走って、ドン引きさせると言う目も当てられない方法です。
変わりたくないし、巻き込まれたくない。
現状よりも悪くなるかもしれないなら動きません。
だから、どんどん1人になります。
孤立していきます、本物の真骨頂です。


現実世界の芸能人も陰キャ売りしてる人がいますが、大衆を前にして何かパフォーマンスができる時点で陰キャじゃないし。
芸能界の友人とかファンとか、人間に囲まれた生活を送っている時点で陰キャじゃないです。

そもそも、陰キャってあんまり名乗らないですよね。
名乗る相手もいないですから。



今後、私を超える陰キャが現れることを期待しています。
陰キャ売りしたくば私を超えてゆけ。
それでは、またあした。

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