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全高5mのやんばるカレーリーフ

12年前に植えた「カレーリーフ」がすくすくと育っている。植えた当初は、冬になると葉を落としてしまっていたけど、2mを超えたあたりから、たまーに寒焼けするときはあるけど、1年中収穫できるようになってきた。

カレーリーフの実

春になると白い花を咲かせて、実を結ぶ。ブルーベリーのように完熟した実は食べることもできる。(ちょっとヤニっぽいが美味)
完熟した実の種を取り出して、ポットに植えるとほぼ100%の発芽率で増やすことも容易だ。
ここ数年のスパイスブームで、内地でも観賞植物的に育てながら使えるということで、人気の植物らしいが、越冬が難しいので鉢植えでの栽培になってしまう。
やっぱり、暑さと真上から照りつける太陽が好きなカレーリーフ。やんばるの気候では、台風さえうまくかわせれば大木に育つ。うちの畑は、12年で5mほどに成長している。多少の虫はつくが気になるほどではなく、肥料も年に一度堆肥を撒く程度。

5mほど成長すると台風も気にならない

「こんな元気はカレーリーフを全国のスパイス好きのみんなに食べてもらいたい!」と意気込んで育てていたのだが、沖縄のカレーリーフは、ミカンキジラミという害虫が付着する恐れがあるので、検査してではないと県外への持ち出しが禁止されている。※観光で訪れても持ち帰れないのでご注意を!種の持ち出しはOK。

沖縄ではここ数年は、スパイスカレーのシェフ以外の料理人さんにも広がり、いろいろな料理に使われ始めたカレーリーフ。
香りも内地のものや乾燥ものとは全然違うと高評価なので、沖縄へ訪れた際にはぜひカレーリーフを使った料理を楽しんでもらいたい。

加工をすることで県外への持ち出しも可能になるので、現在は収穫量も増えたので、「カレーリーフソルト」や「カレーリーフビール」なんかにも挑戦中。まだまだ未知の可能性を秘めた「やんばるカレーリーフ」に期待大だ!

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