たかぎさとみ

Landscape Designer よく食べて、よく寝ます。 その土地の物語を編…

たかぎさとみ

Landscape Designer よく食べて、よく寝ます。 その土地の物語を編むようにして庭をつくっています。 小説、詩歌を読むこと、土に触れること、洗い立てのタオルケットに包まれている時間が好きです。 色んな土地の石や実を集めています。

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  • 八八ハウス

    偶然出逢ったご夫婦から築70年のお家をお借りして暮らす私たちの美味しくて、あったかくて、愛おしい日常

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JLAU AWARD2022新人賞を終えて

春の陽気がただようあたたかな週末。 今年初の試みとしてランドスケープアーキテクト連盟が主催する「新人賞」が5名のプレゼンテーターの8分間のプレゼンと、5名の選考委員との10分の質疑によって議論されました。 ここには、どういう論点があったのかというのを少しでも残しておくことで、次にこの機会をめざす人や、これからランドスケープに携わる人たちの背中を押すような言葉が見つかればと思います。何より会場で抱いた感情をじぶんの中にだけ留めておくにはあまりに抱えきれない気持ちがあります。

    • 半分家でないときに

      11月の23日から、家の一角を使って一緒に暮らしている子が卒業企画をおこないました。 家の壁や柱、ガラスに障子、手が届くところにたくさんの感情が散りばめられていました。 日常の中で取りこぼしてしまいそうな、言葉を与えないまま過ぎ去ってしまったような日常の断片を拾い集めてきたような展示でした。 彼女の通ってきた出来事、風景が言葉や文字の形によって想起される一連の展示は、何処かむずむずしました。 一週間以上に渡って、生活空間の一部がとてもパーソナルでいながら、公開され

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