【ロシアW杯一言戦評】第④日

コスタリカ✖セルビア

「中米人がガラガラヘビの狡猾さならスラブ民族はゴリゴリした武さ。2006年ブラジル代表のカフー・ロベカルを思い出させる円熟した両SBイバノビッチ・コラロフが支える屋台。点を取ってあからさまに引いたセルビアと取られた直後に遅攻のためのプレーメーカーを二枚投入したコスタリカ。ゲームプランの成否に応じた采配は短期決戦の一戦勝負ならでは」

ドイツ✖メキシコ

「狭い局面でティキ・タカしたかと思えば切れ味鋭いカウンター。上背のないDF陣の高い対人スキル、ラジュンのたゆまぬ上下動スプリントにチチャリートの鬼気迫る"フォレスト・ガンプ"的ランニング、レジェンド・マルケス投入で引き締めるタクティクス。メキシコがチーム一丸で体現するフットボール・センスファイティング・スピリットは前回大会にも増して感動的」

ブラジル✖スイス

「4年経ったとはいえ自国開催での"ジャーマン・スープレックス"からの"ダブル・ダッチ・ショック"以来の本戦だけにブラジルは審判にVARを主張するほど本気も本気。先制後あっさり引いたのも前回大会の教訓か。今日を機に〈デルピエロ・ゾーン〉からの〈コウチーニョ・ゾーン〉を完全襲名。4年前も触れたシャキリは今や組み立ても突破も担う左利き版ロニー

「サ」ポートに「シ」ェアと「ス」キ…『「セ」ンスが爆発してますね』という「ソ」ウルフルなリアクションまでお褒めの"サシスセソ"ください!