見出し画像

ジブリについて語ろうとするとき(feat. 『海がきこえる』) #0005

 も:脱字コミュニケーションと題して喋っていきます。もこみと申します。

リ:リサフランクです、よろしくお願いします。

本記事はポッドキャストとして配信した脱字コミュニケーションの第5回エピソード「ジブリについて語ろうとするとき(feat. 『海がきこえる』)」の文字起こし記事になります。

本編

イントロダクション

も:よし…良いジングルですね。

リ:はい。

も:今回で5回目になるのかな?

リ:そうですね、5回目。

も:どこから聴いてもいいですよという意味で、Spotifyではナンバリングしてないんですけど、一応5回目ですね。ということで、今回からジングルがついています。

リ:素晴らしい。

も:前回までのと変わった。 

リ:変わりましたね。

も:今まではAnchorのデフォルトの「ドゥーン」ってやつを使ってましたよね。
 
リ:うん、「チクチッタ」ってやつね。

も:これまではそれを使ってきたんですけど、我々は音楽に愛着を持っているので、ちゃんとしたオリジナル音源を使いたいということで作ってもらいました。林舜悟さんというね。
 
リ:もう本当に素晴らしい方で…。
 
も:名古屋在住の…リサフラと同い年かな?
 
リ:そう、同い年。
 
も:同い年。
 
リ:お願いしたらすぐに作ってくれましたね。

も:お願いする前から作ってたって言ってたもんね。ちょっとお話が出た時にはすでに作り始めてて、正式にお連絡をする段階では半分できてたらしいです。
 
リ:ありがたいですね、本当に。
 
も:ありがたいですよ。前々回から実はエンディングの曲はちょっと使わせてもらってて。

リ:そうですね。

も:あと前回はBGMを最初の5〜10分ぐらい流させてもらってましたね。
 
リ:徐々に徐々に。
 
も:で、今回はジングルを作ってもらいましたよということでね。今もBGMが流れてるかな?
 
リ:多分流れてるね。
 
も:だよね。林さんはソロでSpotifyに音源、アルバムなど出してる方なので、よければそちらもチェックしていただければなと。

リ:ぜひぜひ。

も:リンクも貼っておきますのでよろしくお願いします。林さん、ありがとうございます。
 
リ:ありがとうございます。

感想読み上げ

も:次に、このことはこれまでポッドキャストで言ってたかどうかちょっとあんま覚えてないんだけど…。
 
リ:言ってない気がするね。
 
も:だよね。感想をね、ツイッターでつぶやいていただく時に #脱字 っていうハッシュタグを付けてくださいっていうのを番組の概要欄に書いています。付けてくれるとありがたいな〜というか、チェックしやすいな〜ということでね。けっこう使ってくださる方もいて、ありがとうございます。
 
リ:ありがとうございます…。
 
も:そんな感じなんだけど、今までその感想について拾ったことがなかったんで、今回から拾っていこうかな〜ということで。

リ:拾っていきましょう。

も:はい。もう4回前になるんですけど…時期としては2ヶ月くらい前になるかな?

リ:めっちゃ前だ(笑)。

も:まあ、いいんですよ。我々はあんまりタイムリーなことをやらない主義なんで。
 
リ:なるほど?
 
も:いつになってもいいんでね。だから、初回の感想を今つぶやいていただいても、1年後つぶやいていただいてもめちゃくちゃ嬉しいです。
 
リ:あぁ、それはモットーにしてるね。
 
も:なので、いつでもいいですよっていう主義です。ナンバリングしてないのもそういう意図があります。では、感想を一個ずつ…全部はちょっと拾えないので、って言うとすっごいたくさんきてるみたいだけど(笑)。

リ:(笑)。ちょっと恐縮ですね。

も:まず、ニコ助(おバカな猫)さんの感想。「もこみとリサフラのポッドキャスト、脱字コミュニケーションを聞いた。」
 
リ:ありがとうございます!
 
も:「リサフラって真面目に喋ることできるんだって思った笑」。

リ:(爆笑)

も:「僕も好きな映画『花束みたいな恋をした』について、若い男性2人が語るの面白かった。次は若い世代の女性も交えて『花束みたいな〜』について語るのも聞いてみたい」、と。

リ:ちょっと不名誉ですね…。
 
も:ね。「リサフラって真面目に喋ることができるんだ」、という。
 
リ:真面目に喋りますよ(笑)!
 
も:もう一個。チェルシーさんという方からの感想にも、「リサフラが真面目キャラだった」って書いてあるんですけれども。

リ:(笑)。これ恥ずかしいんだよね、真面目キャラとか言われるの…なんていうか、なんだろう。現実でふざけられない結果、それが全部ツイッターで爆発してるんだよね、僕は。
 
も:そうなんだ、はけ口なんだ。
 
リ:そう。だからなんか、本性がバレてしまったみたいですっごい恥ずかしい。
 
も:まあでもね、普段から全然ずっと真面目に喋ってますからね。

リ:そうです…複数人から指摘されるってことは本当に真面目に聞こえるんだろうね。
 
も:(笑)。あとチェルシーさんは「面白い視点があったので映画(『花束~』)を観たくなったって書いてらっしゃいますね。映画観てない人が聴いてくれてるのはいいですね。
 
リ:いいですね、ありがたい。そういうのを増やしていきたいです。
 
も:そうですね。今日もひとつ映画の話をするんですけど、僕まだ観てないからね。
 
リ:それもすごいけど、またあとで…(笑)。

も:で、次が…さかなさん。

リ:はい。

も:さかなさんはたくさん感想をつぶやいてくださってますね。本当にありがとうございます。「『趣味アカウントの難しさ』もめちゃくちゃわかる、私はこのアカウントしかなくて雑多に全部喋るからこそ、Twitterにここまでハマった(ハマらなくてもいいという意見もある) #脱字 」、と書いてくださっています。『花束~』に絡めて趣味アカウントの話をしましたね。

リ:しましたね。

も:我々も趣味アカウントといえば趣味アカウントだけども。
 
リ:要するに、ジャンルやコンテンツそれぞれで分けるみたいなのは難しいっていう話だけど…やっぱりみんなもそうなんだね。
 
も:うん、分けない方がやりやすい。気持ちとしては分けたくなるけど、実際分けてみるとちょっと…っていうのがあるのかもしれないですね。

リ:ひとつのことについてずっと喋るのって意外と難しいからね。
 
も:そうですね。ハッシュタグを付けて感想をつぶやいてくださってありがとうございます。

リ:ありがとうございます。
 
も:で、次がくぼはらさん。
 
リ:はい。
 
も:「『基本的に音楽の趣味って誰とも会わないもの』が第1回の個人的ハイライトですね」、という。そうですね。
 
リ:そうですよ。本当に趣味って合わないよね。
 
も:合わないですね。別にあんまりネガティブなつもりで言ってるわけじゃないんですけど。このくぼはらさんの感想には続きがあって、「この音楽フリーク誰にでも通ずるある種の諦観。捨てきれていない部類の人間としてめっちゃ共感して省みてしまった #脱字 」という。いや~、そうですよね。合わなくて別にいいんだっていうね。
 
リ:むしろそこが面白いところでもあるからね。
 
も:ありますからね。だから、「音楽の話はしない」って言ったけど、するんだとしたら、なんだろう。一枚のアルバムについて、“好きな曲全然違うね”みたいな。
 
リ:そういう、違いの部分に着目する感じの。
 
も:この番組でもちょっとは音楽の話もしていきたいなとは思うんですけど。色々と準備してからやってみたいですね。

リ:はい。

も:で、くぼはらさんの感想をもう一個読み上げると、「自分にとっての『年齢によって見方が変わる映画』でぱっと連想できたのは、『千と千尋の神隠し』をはじめとするジブリ作品。同じ映画なのに、感動の方向性が全然違う!?ってびっくりした #脱字 」とも書いてますね。

リ:なるほどね。

も:これは第1回で、僕らが『花束みたいな恋をした』に対してああいう風に感じたのは学生という立場で観てるからであって、これを10年後に見たらけっこう印象も変わるかもねっていう話をしましたが、それに向けての感想ですね。

リ:うんうん。
 
も:『千と千尋の神隠し』をはじめとするジブリ作品…そうなんだ。
 
リ:あの作品は小学生の時以来一回も観てないから、確かに今観たらけっこう違うかもしれないですね。
 
も:僕は観たことないかも、っていうかそもそも僕はジブリ作品自体一本もちゃんと観た覚えがない。

リ:すごいね…!金曜ロードショーとかでめちゃくちゃやってたじゃん。
 
も:いや、”やってるなぁ”って見かけるみたいな感じだよね。最初から最後まで観た記憶っていうのが本当にないんですよね。

リ:えぇ…珍しい部類の人間ですよ、今の日本だと。
 
も:多分本当にそうだと思う。かまいたちのM-1のネタで「まだトトロ見たことないんで」という見たことない自慢のネタがありましたけど、マジであれをやっている。

リ:地で行くっていうね。
 
も:そんな感じですね。まあ今のうちに観ておいて、また10年後に観るとか、そういうことをしてみたいなとは思っているんですけど、今日のテーマはジブリ作品。
 
リ:そう、ジブリ作品です。感想のところからテーマに入れるっていうのはありがたいんですけど、先日、『海がきこえる』を観たんですよ。

アニメ『海がきこえる』

も:ああ、タイトルは聞いたことあるよ。
 
リ:おお。これが1993年はテレビで放送された作品で。
 
も:あ、そうなの?
 
リ:そう、映画じゃないんですよ。テレビで特別枠みたいな感じで放送されたアニメ作品です。
 
も:劇場公開じゃないんだ。

リ:はい。これがね、宮崎駿高畑勲が一切介入しない形で作られたという、若手アニメーターたちの作品なんですけど。
 
も:“ジブリといえば”のお二人が関わっていないんですね。
 
リ:そうです。これを観たんだけど、めちゃくちゃ良かったんですよ。
 
も:おぉ、初めて観たの?
 
リ:初めて観た。先々週くらいに観たんだけど、本当に良かったから。
 
も:うん。
 
リ:もこみくんに「これについて話したいから観といてね」って言ったんだけど、君は観ていない。


も:うん、完全に忘れてた(笑)。

リ:そうだよね。だって今日、『海がきこえる』について話そうねって言って集合したんだけど、「今日ひとつも話題を持ってきてないね」みたいなメッセージが送られてきましたからね(笑)。
 
も:「今日は何について話す?」みたいなね。
 
リ:だから今回は僕だけしか観てないんですけれども。
 
も:そうですね。
 
リ:これがね、めちゃくちゃ良くて。まず、この作品を観ようって思ったのかっていうのが…去年の2月あたり、みなとみらいの万葉倶楽部に泊まったのね。
 
も:ええと、そういう宿ですかね?
 
リ:宿です。そこに泊まったんだけど、全っ然眠れない夜があって。
 
も:去年の2月、ちょうど1年くらい前か。
 
リ:そう。で、全然眠れなくて。もう”眠れる音楽”で調べたのよ、ウェブでね。そしたら、ジブリのベスト盤を聴くとめっちゃ眠れるって出てきたわけ、「安眠盤」みたいな感じで。

も:はいはい。

リ:で、それを聴いたら『海がきこえる』の主題歌が入ってて。
 
も:ほう。
 
リ:それがめちゃくちゃもう良すぎて…良すぎたから逆に眠れなくなったんだけども。っていうので、サントラをずっと聴いてたんです。
 
も:(笑)。じゃあもう1年近く、観てない映画のサントラを聴き続けてきたわけね。
 
リ:そう、そのサントラだけを聴いてて。で、いよいよ先々週に観たんですが、映画もめちゃくちゃ良かったです。

も:良い映画なんだろうなぁ、観てないからわかんないけど。
 
リ:(笑)。

レンタルビデオ屋あるある

も:Filmarksでね、さっきchelmicoRachelのコメントを発見したので読み上げていいですか。

リ:え~、そんなのあるの!どうぞ。

も:「近所のレンタルビデオ屋で借りたやつ絶対同じところでカクカクするんだけど キレそう」という感想です(笑)。

リ:(笑)。結局僕以外誰も観てないじゃん。
 
も:絶対同じとこでカクカクしちゃうのって時々あるよね。僕もこの前、いとうせいこうの『MESS/AGE』っていう、日本語ラップでの金字塔とされるアルバムをパソコンに入れてリッピングしようと思ったら3曲目でキーッってなって、全然できなかった。

サブスクには配信されていない

リ:あぁ、可哀想に。
 
も:僕のはレンタルじゃなくて買ったやつなんだけど。

リ:買ったやつかい(笑)!そっちのがダメージでかいね。
 
も:そういうことがあったんです。で、話を戻すと、僕は『海がきこえる』の感想はこれしか見てないから、同じところでカクカクしてしまうということしか分かんないんですけど。
 
リ:(笑)。TSUTAYAの話をするとさ、レンタルしてるディスクがDVDからブルーレイに移ってるでしょ?時代の流れで。

も:はい。

リ:DVDよりもブルーレイの方が、ちょっとした傷で見れなくなりやすいんだよ。だから増えたよね、そういうトラブルが。
 
も:へぇ、そうなんだ。これは2015年の感想だけど…ブルーレイはあるか、既に。
 
リ:あるんじゃないかな。Rachelさんはもしかしたらブルーレイを借りたのかもしれないね。…はい、ということで(笑)。
 
も:脱線してすみませんでした(笑)。
 
リ:だから、ここからは僕の感想をただひたすら述べていきます。
 
も:わかった、それにケチを付ければいいのね。
 
リ:いや、付けるな!聞いてればいいの、観てないんだから!
 
も:聞いてればいいのか、わかりました。
 
リ:ふう…まず、アニメーション表現がすごい!
 
も:アニメーション表現がすごい。
 
リ:はい、以前に「アニメーション・パワー」っていう回があったと思うんですが。あの回では『ヴァイオレット・エヴァ―ガーデン』という、京都アニメーションのTVアニメ及び映画について話しました。

アニメ『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』との比較

も:そうですね。
 
リ:そこでは“美麗なアニメーションが良かった”みたいな、もうそれだけで感動させられるっていう話をしたよね。『ヴァイオレット~』のアニメ表現って、現実以上に過剰に美しく描く方向性の綺麗さだったじゃん。

も:うん。

リ:それに対して『海がきこえる』は、現実世界の光景のめちゃくちゃ良いワンシーンをそのまましっかり切り取るみたいな。どっちかっていうと、そのリアル寄りな感じの美しさ。なんだか観てるだけで、その場所の匂いまで感じてしまうようなね。

も:あぁ、じゃあけっこう身近な美しさなんだ。
 
リ:そうそうそう。で、そこで舞台になるのが高知県。
 
も:はい。
 
リ:高知県出身で東京の大学に通ってる主人公が、夏休みの帰省中に、高校時代の思い出について”あんなことあったなぁ”みたいな感じで振り返るみたいな内容なんですが。

も:うんうん。

リ:そこで、高知県の海の景色だったり、東京での木漏れ日とかがね、とにかく綺麗なんだよ。
 
も:じゃあ、木漏れ日綺麗アニメーションってことですか。
 
リ:はい。木漏れ日、綺麗、アニメーションです。

木漏れ日綺麗アニメーション

も:溜めて言わないで(笑)。変なこぶしを入れないでください。

リ:すみません。でも本当にめっちゃ綺麗で、そんな話が君としたかったんだ。
 
も:観てないからね。
 
リ:そうなんだよ。だから結局…。
 
も:でも、木漏れ日が綺麗なのは知ってるから。
 
リ:え、そうなの?
 
も:普通に。
 
リ:あ、現実世界の木漏れ日ね!木漏れ日って最高だよね。
 
も:木漏れ日はいいね。
 
リ:ね。なんか風に揺られて動くじゃん、木漏れ日って。それがいいよ。
 
も:知ってるよ、見たことあるよ。それがアニメーションで表現されてるっていうのが良いんだね。
 
リ:そうだね。
 
も:要するに、『ヴァイオレット~』は僕らが見たことのない景色を表現しているっていう感じなんだけど、『海がきこえる』は僕らが見たのことある景色の美しさに気づかせてくれるみたいなこと?
 
リ:うん、まさにそういう方向性だと思う。その通り。

”エモい”

も:第3回では”エモい”っていう言葉を現代の阻害語として挙げましたよね。つまり『海がきこえる』はエモいわけだ。

リ:そうです。エモいんです。
 
も:おぉ~なるほど。『ヴァイオレット~』は見たことない景色だから、”エモい”とは違う。けど、木漏れ日は自分の思い出とかと結びつくから…あぁ、なんか”エモい”の輪郭がはっきりしてきたかもしれない。
 
リ:今思い出したんだけど、『海がきこえる』の絵がYouTubeのシティポップまとめみたいな動画のサムネになってたりするね。だからけっこうその”エモい”とかの代名詞のひとつではあるかもしれない。

こういうの
Googleの検索候補でもかなり上位に「エモい」が出てくる

も:『ヴァイオレット~』がそのサムネイルになってるのはちょっと想像つかないもんね。
 
リ:うん。そういう意味だと、作中キャラのファッション性とかもけっこう80年代~90年代とかの、ちょうどリバイバルが来てる服装だったんで。

も:だってNewJeansがもうモロにそれじゃん。
 
リ:あぁ。
 
も:『海がきこえる』の主題歌は、じゃあNewJeansがやってるってこと?

リ:…まあね、そうなんです。初めてK-POPとコラボしたジブリの作品で…。
 
も:(笑)。マッシュアップとか作られてそうだよね。

リ:あ~、作られてても全然おかしくないかも。
 
も:まあ、僕はまだ『海がきこえる』は観てないからなんとも言えないけれども。
 
リ:厳密にいえばちょっと時代はズレるかもしれないね。NewJeansって多分2000年代のリバイバルでしょう?それに比べると『海がきこえる』は90年代とかだから。

も:あぁ、ちょっと違うか。
 
リ:でも、なんというか観ていて感じるノスタルジーみたいな感じのは近しいような気がします。
 
も:そうなんですね。じゃあ、また観てからお話したいです。
 
リ:(笑)。“観た回”を作った方がいいかもしれないね。

ジブリ作品をちゃんと観たことがないもこみ

も:ジブリ作品はなんかきっかけみたいなのを作らないと観ないよね。配信もないし。
 
リ:そうなんだよな…金曜ロードショーでめちゃくちゃやってんだから一般的に考えれば観やすかった作品なんだろうけどね。
 
も:なんでだろう、『となりのトトロ』も…一応観たことはあるんだけど、最初から最後までは観たことないんですよね。

リ:本当?

も:本当。うちの親が、『トトロ』を金曜ロードショーで初めて観た時に、トトロ全然出てこないじゃんって思ったって言ってて。それが僕のトトロの印象だね。

リ:(笑)。なるほど。
 
も:ネコバスが出てくるのって『トトロ』?
 
リ:ネコバスは『トトロ』ですね。

も:なんか最後さ、トウモロコシだかを置いてくのって…。
 
リ:そうそう。それも『トトロ』。
 
も:あぁ、じゃあ一応観たことあるんだね。でもなんでトウモロコシなのかとかは全然知らない。
 
リ:なるほどなぁ。

も:僕がジブリ作品観たことないって言ったら、研究室の後輩がブチギレてDVDを全部貸してくれたんですよ。
 
リ:おっ、めっちゃ良い機会じゃないですか。
 
も:全部観なかった。
 
リ:なんでだよ!!貸してもらったんだったら観た方がいいでしょ!!!
 
も:本当にごめんなさい(笑)。観ずに返したね、ありがとうって言って。
 
リ:ありがとうって…。
 
も:うん。このポッドキャストも聴いてくれてるみたいなんですけど。
 
リ:めちゃくちゃ申し訳ないじゃないか。

も:この場を借りて謝罪させていただきます。

リ:僕からもすみませんでした。
 
も:観たい気持ちもあったんだけど、そもそも映画をあんまり観ない時期に入っちゃったっていうのもあって。
 
リ:あ~、タイミングが悪かったのか。
 
も:うん、悪かった。あと、実はDVDを再生する機械がうちにないので。
 
リ:え、そうなの?DVD再生できない?
 
も:そう。パソコンでしか再生できないの。
 
リ:えぇ、すごいね。パソコンだと、じゃあブルーレイは?
 
も:ブルーレイ観れるのかな、このパソコン(収録に使用しているノートPC)?
 
リ:観れないよね、多分。じゃあ、そもそもブルーレイは観るための手段がひとつもないという。
 
も:ひとつもない。ていうかブルーレイって観たことない、名前も怖いし。
 
リ:あぁ~、ちょっとレーザー光線っぽいもんね。響きが。
 
も:うん。ちょっと怖いから、イヤだな~と思って。
 
リ:ダメだね…。
 
も:リサフラは『海がきこえる』のブルーレイディスク買ったんでしょ?
 
リ:そう。買いました。
 
も:ブルーレイを再生する機器と一緒に貸してほしい。観れないから。

リ:うん…じゃあ、PS4とかと一緒にね、持っていくかもしれません。
 
も:お願いします。

リ:はい(笑)。
 
も:(笑)。じゃあ、観ますよ。なんとかして。
 
リ:観てください。あと、『耳をすませば』ってあるでしょ?

も:うん。

リ:あれは『海がきこえる』を観た宮崎駿が、「こんなものはゴミだ」みたいに超酷評して、その上で「俺だったらこうするのに」って感じで作った作品らしい。

も:ああ、そういう。
 
リ:だから、宮崎駿流の『海がきこえる』が『耳をすませば』なんだって。そういう意味で、セットで観ると面白いかもしれないですね。

この話については『海がきこえる』のディスク特典映像、「あれから10年 ぼくらの青春〜すべてはここから始まった!〜」で聞くことができます 

も:なるほどね。『耳をすませば』は観たの?
 
リ:いいえ、観たことないです。冒頭のファミマが映ってるシーンしか覚えてない(笑)。
 
も:(笑)。断片的にジブリを知ってる人が日本にはたくさんいそうだな。
 
リ:たしか「カントリー・ロード」だよね、『耳をすませば』といえば。あと、聖蹟桜ヶ丘。

も:はいはいはい。わかる。

リ:そういう断片的な情報と、ざっくりとしたテーマは知ってるんだけど。

図書館に置いてあった本の話 

も:日本に住んでると知ってしまうよね。情報が勝手に入ってくるもん。
 
リ:もはや教育に取り入れられてる。
 
も:『千と千尋の神隠し』も学校で観た気がするよ。
 
リ:図書室とかにも本置いてあったよね。
 
も:あるっけ?
 
リ:映画内のワンシーンのイラストが載ってるような、絵本っぽくされてるやつ。
 
も:そうなんだ。
 
リ:ジブリの有名作なら大体の作品が置かれてたね。
 
も:図書室って、『名探偵コナン』しか置いてなかったわ。

リ:『コナン』が置いてあるの!?図書室に!?
 
も:うちの図書室には『コナン』しか置いてないよ。
 
リ:独特じゃない?
 
も:『コナン』と『怪談レストラン』しか置いてなかった。
 
リ:すごいね。
 
も:え、でも『コナン』置いてなかった?

リ:置いてなかったし、マンガは禁止されてたよ。
 
も:ええ!そんな…。『怪談レストラン』はあった?
 
リ:それはかろうじてあった。

も:あのお化けのキャラクターが表紙のね。アニメ化もしてたよね。
 
リ:アニメ化してましたね。僕は見たことないけど。
 
も:僕毎週見てたよ。
 
リ:本当ですか?
 
も:うん。
 
リ:七不思議レストラン』っていうのが第40巻くらいにあって。

実際は17巻でした 

も:うん。
 
リ:そこでね、1ページ目に戦時中に学校に避難した子供たちと先生がいて、そこで作るカレーが戦時中で全然材料がないんだけど、すごいおいしかった、っていうエピソードが一番最初に載ってるの。それを覚えてますね。
 
も:うわ、ウミガメのスープじゃん。
 
リ:(笑)。

も:僕が覚えてるのは、タイムトラベルできる能力を手に入れた男の子が…
 
リ:それ知ってる!!

も:その男の子はその能力ですごい楽しむんだけど、ビルから落っこちちゃうんだよね。その子は15秒前に戻れるんだけど、でもどうしても落ちる直前には戻れないっていう。
 
リ:ありましたね。いつまで続くんだ!みたいな。
 
も:あれアニメ化もしててさ。
 
リ:アニメ化してんの!あれ本の一番最後に載ってるエピソードだよね。
 
も:そうそう。ちょいエピソードみたいな感じで。

『殺人レストラン』収録の「リプレイ」というお話です

リ:懐かしいな~。
 
も:懐かしいな。
 
リ:確か黄色い表紙だったね。
 
も:そこまで覚えてないなあ。50巻ぐらいまで出てたよね。

リ:あったね。

も:新刊が出るたびに図書室に補充されてましたね。そういう感じで…やっぱジブリの話をしてると話が逸れちゃうね。観たことないから。
 
リ:なってしまうね。
 
も:うん。じゃあ、そんな感じでお便りのコーナー。

リ:全然『海がきこえる』の話ができなかったけど…。
 
も:観るから!観るから!

お便り

リ:はい、神奈川県在住ペンネーム、リサフランクさんからのお便りです。

もこみさん、リサフランクさん、こんにちは。 先日、ヘアセットがとてもうまくいってウキウキで外出したのですが、そんな時に限って風が強くって、秒でメチャクチャになりました。 風って最低!

リ:ですって。
 
も:ああ。
 
リ:髪がうまくセットできた時に限って、めちゃくちゃ風強くない?
 
も:ありますね。そういうのね。
 
リ:うん。それを最近ひしひしと感じている。
 
も:あれだよね。パンは必ずマーガリンを塗った方から落ちる、みたいなね。
 
リ:ああ、マーフィーの法則
 
も:マーフィーの法則の話ですね。
 
リ:そういうことですよ。本当にね、風めちゃくちゃ嫌いなんだけど。
 
も:藤井風のこと?
 
リ:そうなっちゃうの(笑)!!もう昔から「風めっちゃ嫌い」ってツイートしたいの。なんだけど、そうすると藤井風に対する攻撃に捉えられちゃいそうで。
 
も:そしたらもう大炎上ですね。
 
リ:そう。だからツイートできないんですね。
 
も:ポッドキャストで喋ることはできるんだけどね。
 
リ:危ないんで。
 
も:危ない。おっかない。

リ:自然現象にすら文句言えない社会です。

ーー無言ーー
 
も:ありがとうございましたー。
 
リ:ありがとうございます(笑)。
 
も:いや、でも本当に共感しますよ。そういう時に限って風が吹くっていうのはね。

リ:うん。ワックスつけてる時にイヤなのはさ、風で前髪が捲れ上がってしまうケース。
 
も:はい。
 
リ:そしたらもう二度とは元に戻せないからね。不可逆性。
 
も:わかるわかる。ちょっと話はズレるけど、カラオケに行った時にね、髪の毛をびしっとセットした男の子の頭を叩いたことがあります。どういう流れだったかはわからないけど。
 
リ:はいはい。

も:めちゃくちゃ怒られたんだよね。
 
リ:いや、それは触った方が悪いよ(笑)。
 
も:怒られたっていうか、見たことない速さで動いてた。

リ:「やめて?」みたいな感じか。
 
も:そうなんだと思って。
 
リ:気持ちは分かる。僕も髪の毛は固めておきたい。あんまり動いてほしくないから、誰かに触られたりとかすると普通に「やめてよね!」ってなるかな。
 
も:そうだよね。これ高校生の時の話だから、その辺の感覚があんまりなくて、失礼しました。あれで学んだね。
 
リ:ああ、その一件でね。

も:そういうもんなんだ、って学びました。良かったですね。うん。じゃあリサフランクが藤井風のアンチということで。
 
リ:その結論に至っちゃダメなんだよ。絶対に。
 
も:藤井風はね、いいですよ。
 
リ:確か藤井風の兄ちゃんが「空」っていう名前なんだよね。だから空の文句も言えない。

も:それは言えるだろ、みんな知らないんだから(笑)。「陸」もいるんだっけ?
 
リ:陸もいるんだっけ…?
 
も:あーなんか適当なこと言ってる気がしてきた!じゃあ「海」もいるか?だけど本当にそんな感じの兄弟構成だった気がするね。

リ:ありとあらゆる…(笑)。

も:という感じで、お便り今回もありがとうございました。

リ:ありがとうございました。
 
も:この番組はSpotifyで配信しているんですけども、番組のフォローボタンがあるので、ぜひ押してほしいです。ここまで聴いてくれている人は押してくれてる人が大半なんじゃないかと思うんですが、でもお願いします。初めて聞いたって人もいるかもしれないですからね。

リ:お願いします。
 
も:あと5段階評価できるんで、それも星5の方へ。ぜひぜひお願いします。

リ:そちらもお願いします。

も:他にも色々やっています、あとnoteね。さっきも言ったけど、我々ポッドキャストとは名乗ってないんですね。
 
リ:そうなんですよね。
 
も:ポッドキャストを軸に色々やっていくぞという感じなんで、noteもね。だんだん溜まってきました、文字起こしとかも。あとまだちょっと始動できてないんですが、色々新しい企画もあったりするので。
 
リ:楽しみ。
 
も:noteの方だといいねはアカウントなくてもできるんでね…フォローはあかうんとがないとできないんだけど、ツイッターやインスタと合わせてお願いします。
 
リ:はい、お願いします。

も:と、あと個人的なあれなんですけど。Mikikiっていう…。
 
リ:Mikikiね。知っていますよ。
 
も:Mikikiはタワーレコードの音楽レビューサイトです。そこでLEXっていう横浜のラッパーが1月にリリースした、『King Of Everything』というアルバムのレビューを書かせてもらったんで、ぜひそちらもチェックしていただければなと思います。

リ:すごい。僕もチェックしました。
 
も:ありがとうございます。
 
リ:…でも特に感想を言うわけじゃないっていう。

も:あの、本当にちょっとしたレビューなんでね。
 
リ:でも面白いです!

も:という感じで…今回は1発でイケたね。いつもTake4までやってるから。
 
リ:嬉しいよ。なんかいい感じに話が転がったね。

も:そうだね。前回失敗してるんで。うんうん。
 
リ:ほんとにね、文字起こしが苦痛なんですよね。失敗してるからさ。
 
も:でもそれについても色々面白くやっていくつもりなんで。頑張りましょう。みなさん、温かく見ていてくださいという。

リ:お願いします…。

も:『海がきこえる』今度観ます!
 
リ:観たらまた正式にね。
 
も:やりましょう。ありがとうございました。

リ:ありがとうございました。


収録日:2023年2月27日
収録:もこみ、リサフランク
収録場所:都内
音声編集:リサフランク、Adobe Audition
文字起こし:もこみ、リサフランク、Adobe Premiere Pro
記事編集:もこみ、リサフランク

参考資料


【話者】
もこみ(
https://lit.link/mocomi
リサフランク(
https://twitter.com/lisa_frnk


【番組アカウント】
Twitter(
https://twitter.com/OKmiscommnctn
Instagram(
https://www.instagram.com/ok_miscommunication/

連絡先:
okmicommunication@gmail.com

ここから先は

0字

¥ 100

この記事が参加している募集

わたしとポッドキャスト

ポッドキャストの収録にかかる諸費用(機材、交通費、場所代等)に遣わせていただきます。