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新年度のお仕事

はじめに

お久しぶりの更新になってしまいました。
年明けからこの時期までは、入試期間や春期講習、新年度の準備などに忙殺され、記事の更新をするまもなくあっという間に、4月を迎えてしまいました。
気がつけば駅までの道に咲く桜も、葉桜になりつつあります。

さて、新年度が始まるということで、自分の仕事の方針や目標を整理するという意味も込めて、今年度の仕事について書いていこうと思います。ぜひご覧ください。

新年度のスケジュール
月曜日

今年度は月曜日が休日です。週6日出講する予定なので、唯一の休みになります。笑
まあ、休みといっても、授業準備や教材作成、記述問題の添削など、やることはたくさんあるので、あまり休みという感じはしません。
そもそも私は仕事とプライベートの境界が非常に曖昧なため、何か思いついたら仕事をしますし、別にそれが苦ではありません。それでもまあ、ゆっくりお昼ごろまで寝て、読書をしてリラックスしたいですね。
それと、今年はここ数年あまり外出できていなかったので、いろいろな場所に行ってみたいですね。美術館に行くのが好きなのですが、コロナ禍の影響でしばらく行けていなかったので、また足を運びたいです。ちなみに2月には、東京都美術館のエゴン・シーレ展に行ってきました。

火曜日:中学受験国語@西船橋

今までの講師生活で、初めて千葉県に出講します。
今年度の新しい出講先です。新たに中学受験指導に本格的に参入することになりました。今までも指導経験はあったのですが、あくまでもメインは高校受験で教室事情により急遽担当する、といったものでした。
しかし今年度からは、本格的に研究をして、実際に指導の現場に立ちます。以前から興味があったのですが、この度ある大手中学受験塾に出講することになりました。中学入試の国語は、小学生が読むには難しいものも多く、また設問も記述力・思考力が問われるものが多い印象です。何より読んでいて、あるいは解いていて楽しいと思える問題が多く、魅力的です。もちろん指導に携わるからには、結果も出します。しかし、せっかく良質な文章にたくさん触れるのですから、知識や教養を深め、社会と自分のつながりを見出せるような、自ら興味をもち思考することを促すような、そんな授業をしていくつもりです。

水曜日:高1英語(ベーシック)@宇都宮

こちらが現在メインで出講している塾です。去年から本格的に大学受験部門で授業をすることになったのですが、昨年同様、今年も高1英語を担当します。今年は4クラスのうち2クラスを担当するのですが、水曜日はベーシッククラスです。
このクラスは最も基礎的なレベルで、主に県立トップ校にギリギリ合格、あるいは不合格、そしてその他の県立高校、私立高校に進学した生徒が集まるクラスです。
この一年はとにかく基本的な文法事項の定着を目指します。高校英語は、当然のことですが、中学英語が土台です。したがって、まずは中学内容の確認をしつつ、それを高校内容まで深めるというカリキュラム設定にしています。また、1年間を通して品詞と文型の意識、さらに語彙学習との向き合い方を習得し、来年度以降の読解やリスニングにつなげていきます。

木曜日:中学受験国語@西船橋

火曜日と同じです。

金曜日:高1英語(スタンダード)@宇都宮

このクラスはスタンダードという名称ですが、対象は県立トップ校に進学した生徒の中で、英語が苦手な人です。
品詞と文型に対する意識、単語や熟語などの知識の整理を中心に、基本文法の定着を図ります。授業は和文英訳と英文和訳を通じて、運用力を鍛えていく中で、理解を深めていくような構成になっています。

土曜日:中3最難関英語@宇都宮

首都圏最難関高校を目指すクラスの英語を担当します。GWまでに必要な文法事項を終え、夏までは文法と語彙を難関レベルまで引き上げます。夏以降は長文を中心に実践力の強化と、知識の整理を中心に据え、年内に難関高校合格レベルを目指します。
このクラスは宇都宮ということもあり、実際に首都圏の難関高校に進学するかどうか、また、そもそも受けるかどうかもご家庭次第です。ではなぜ、わざわざ難関レベルの学習を行うのか。それは生徒が望むからです。県立レベルの学習では見えない景色がその先にはあります。見据えるのはただ合格することだけではありません。その先の大学受験、あるいは社会で活躍する豊かな知識と思考を養うこと。そんな理念を掲げたコースです。

日曜日@宇都宮

いくつかあるので、分けてご紹介します。

①中1最難関国語

最難関高校を目指すクラスです。
このコースの国語のテーマは「文章に丁寧に向き合うことを通して世界とつながる」です。問題の正誤やスピードは正直どうでもよいのです。
中1からテーマごとに選定された入試問題を読み解き、テーマについての理解を深めていきます。また、文章に対して設問の数をできるだけ少なくし、焦らず、じっくり、深く読んで思考できるようにしてあります。また、設問はほぼ全て記述問題です。言葉を使うことに慣れてもらうことが狙いです。
思考過程をまとめるワークシートや、テーマに関連する知識や、ちょっとした読み物を補助教材として使います。

②中2最難関国語

基本は中1と同じです。扱う問題の難易度を変えたり、同じテーマでも異なる視点や深く掘り下げるようなものを選んだりしています。
このコースは中2の冬から受験学年としてスタートします。中3になっても根本的な授業の思想は変わりませんが、志望校や進路についての話が多くなる予定です。

③中3最難関特訓講座国語

入試対策講座です。通常の授業で培った知識、読解力を入試問題を通して運用する力を養っていきます。まあ、通常授業の内容が大丈夫なら問題ありません。
形式に頼った指導は基本的に行わないので、どんな形式でも対応できる実力を身につけます。
そもそも私立の入試問題は傾向があてにならないことも多いですから、傾向に頼った勉強自体が危険なのです。

④中高一貫クラス中3国語

新規開講の講座です。4年間かけて最難関大学合格を目指すクラスです。基本的なことは中1や中2と変わらないのですが、高校入試を意識しなくてよいため、より深く、じっくり取り組めます。
難関高校の入試問題からはじめて、最終的には最難関大学の入試問題に挑戦します。

添削

担当クラスは必ず記述問題の添削をします。ただ直すだけではなく、生徒の思考を促す問いを与えるように心がけています。
今年は週に150枚〜200枚ほどの添削がありそうです。
ちなみに私は添削用に万年筆(安いものですが)を何本か用意しており、その日の気分によってインクの色を使い分けています。笑

終わりに

以上です。今年は新しい取り組みも多いので、とても楽しみな1年になりそうです。

お読みいただきありがとうございました。
他にもさまざまな記事を書いておりますので、よかったらそちらもお読みください。



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