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トマト農家で食べ比べして分かった美味しいトマトの特徴🍅

農業バイトで日本をめぐる27歳ゆまです。現在(3/15〜)長崎でトマトの収穫バイトをしています。作業中によく水分補給がてらトマトを食べてるのですが、全然味が違ってびっくりしました。現場の方からも「こういうトマトが美味しいよ」と教わって食べてみるとやっぱり味が全然違うんですよね。水っぽいのだったり、甘かったり。
そこで今回は美味しいトマトの選び方を紹介していきます!

基本的な美味しいトマトの見分け方

美味しいトマトのチェックポイントは「スターマーク」です。
スターマークとは、放射線状になっている白い筋のこと。トマトのおしり側を見ると分かります。この白い筋がはっきりしているものが美味しいですよ。
スーパーの売り場に行ったらぜひチェックしてみてくださいね。
(たまにスターマークがついていても栽培方法や畑によって甘くないものもあります…そのときはごめんなさい)

見つけたらラッキー♪知る人ぞ知る美味しいトマト

トマトのバイトを始めてから気づいたことがあります。
それは…
「実は直売所や道の駅などでたまに売っているB品のトマトが美味しい」ということ。
もちろん、スーパーで売られている綺麗なトマトも美味しいんです。でも、見た目が悪いと敬遠されたトマトほど美味しいんですよね…!

①鬼花(おにばな)トマト

横長でデコボコなトマトを見かけたことはありませんか?
その奇形のトマトは「鬼花(おにばな)」と言われていて、トマトの苗に一番最初についた実はこうなるそうなんです。でも一番最初にできるということは、栄養も豊富ということ。しっかりスターマークが入ってることが多く、甘くて美味しいんです。

でも奇形で見た目が悪いのでB品になりがち。だからスーパーではあまり見かけないかもしれません。
鬼花トマトは直売所や道の駅で売られていることが多いです。見かけたらぜひ買ってみてください!

②尻腐れトマト

尻腐れトマトとは、尻腐れ病という現象が起きたトマトのこと。でも病気ではありません。
トマトを甘くするために水分を減らす農法があるのですが、そのときにカルシウムが十分に吸えず尻腐れになってしまうことが多いです。
お尻が黒く変色して美味しくなさそう…と思いますよね。でもこういうのが甘いんです!

以前、見た目は悪いけど美味しい「闇堕ちトマト」が話題になっていましたが、あのトマトも尻腐れですね。

基本的に廃棄されますが、たま〜に直売所や道の駅で売っていることがあります。

水っぽいトマトの特徴

逆に美味しくなさそうなトマトはどういうのかというと、表面に白いつぶつぶがたくさんあるものは水っぽいです。また、全体的に白っぽいトマトも水っぽいです。

でも水分補給にはちょうどいいのでよく作業中に食べてました。また、味が濃すぎないのでスープにしても美味しかったです。むしろ味の濃いトマトでスープを作ったらちょっと濃すぎて水を足したくらいなので…。

どんな食べ方をするか、どんな調理をするかによって食材を選ぶことも美味しく食べるポイントなのでしょうね。
みなさんも食べ比べしてみてくださいね!

ちなみに私が働いている会社のトマトはメルカリで買えます。(現在出荷終了のため停止中ですが動きがあればインスタにアップされるのでフォローしてお待ちください)
https://instagram.com/misuzuaguri_saikai?igshid=YmMyMTA2M2Y=

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