お久しぶりのnoteタイム

明日は、いよいよ合格発表の日です。

もうすでに塾生は卒業している今日この頃。

また新年度に向けて
毎週体験に来ていただいた生徒の話を
30~60分初回のヒアリングで聞きながら
親御さんと進め方について
相談をするような日々です。

不登校の親御さんもいれば、
学区のトップ校を狙うような生徒もいる。

勉強が好きで、
どんどん進めていくような生徒もいれば、
勉強が嫌いで、
本心ではやりたくないと思っている生徒もいます。

朝一にFacebookを見ていると、
親子向けの施設を経営しておられる方の
投稿が目に入ってきた。

〇〇な世の中にしたいという
シンプルな目標を目にしました。

なんだか私も刺激を受けたようです。

今の世の中の認知の仕方も
アルゴリズムによって
違うものになっていると思います。

なので、一般論を語ることは
難しいですが、私なりに感じていることを
書いておこうと思います。

最近話題になっている
Chat gpt　は質問をすれば、
答えを与えてくれます。

公教育で実施されている
テストも答えがあり、
そのテストの答えを
正しく覚えて、
テスト中に思い出すことが
できることで評価がされます。

暗記方法や勉強法は、
インターネット上や
本屋さんに溢れています。

授業映像だって、
Youtubeに無料で上がっているし、
低額で受けられるようなサービスもあります。

どんどん自立して学ぶことができる
生徒は、どんどん学ぶことができ、
成績も良くなっていくでしょう。

しかし、答えを言われた、
答えを知っただけで、
行動ができないのが、
人間だと思います。

早く寝た方がいい。
タバコはやめた方がいい。
甘いものは控えた方がいい。
運動はした方がいい。

健康法も語るだけだったら
簡単なわけです。

だけど、
人間らしさなのか、
人間には、
『めんどくさい。』
『やりたくない。』
『やめたくない。』
という立派な感情があります。

楽しいことだけして
生きていきたい。
難しいことや大変そうなことは
避けて生きていきたい。

そんな本音の部分がある。

そんな本音の部分と
みんなは〇〇しているのに、
こんな自分はダメなんだ。

いい子じゃないと
いい母じゃないと
いい上司じゃないと
いい先生じゃないと。

そんな本音と建前で生きているわけです。

生徒で考えるなら
『高校に進学したいから
　（勉強は嫌いだけど、）勉強をしよう。』

そんな本音と建前を理解した上で、
建前を押し付け続けることに限界がやってきたように思う。

それは、不登校が増加していることからもわかる。

こうすべきだ。
〇〇すべきです。

親、先生、AIまでもが答えを出して、
指示を出してくる。

僕がどう生きたいかを聞いてほしい。
私が何をやりたいのかを聞いてほしい。

そんなことを子どもたちの声を聞きながら感じ取っている。

現状の中学生に明確な進学理由を、
考えること自体が難しい。

やりたいことが見つからない。
とにかく友だちと一緒。

そんな答えを探すような意思決定を
続けた先に、

答えのない社会で、
正解を探すように
インターネットを調べ、
できていないことを見つけ、
自分はダメだと評価して、
メンタルがしんどくなってしまうのかもしれない。

こんなことを続けていいのか？という本音と
今の社会がこうなんだからこう生きていくしかないという本音もある。

当たり前が少し残っている日本社会が
生きづらさを加速させているのかもしれない。

そんな本音を持ちながら、
今日も今の現実の課題を持った親御さんや生徒と対峙している。

構造的な問題ではあるが、
目の前の問題を解決、緩和することが
仕事になっている。

また違った取り組みが必要な予感がする。

だけど、まだ自分の個別指導塾も
やっと3周年を迎えたひよっこなので、
事業を育てることも大切です。

とりあえず、
自分ができる一歩は、
noteなので、書いてみました。

最後まで読んでいただいた方ありがとうございました！