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【あと1年で30歳】寄り添うことで道を拓く


お久しぶりのnote執筆です。

なんだかんだと様々な人たちとの出会いや再会に恵まれる最近です。
1年前に結婚し、先日結婚式を上げさせていただきました。

塾の先生の色合いが強くなってきてはおりますが、
課外活動も継続して実施しております。

平日の基本的なお仕事は、小学生から中学生の個別指導塾を経営させていただき、2店舗目の立ち上げに奮闘している状況です。

地道に、チラシを配ったり、無料体験に来ていただいたり、
成績アップのために夏期講習の準備などをしております。


①丹波市の中学校でのアントレプレナーシップ教育

②丹波市のフリースクールや森のようちえんの保護者会のファシリテーター


③自然と遊びの教室 スタッフ


改めて、何がしたいのか?

起業をしたいと考え始めたときには、
私には、課題意識がありました。

どんな課題意識があったかというと、
就職活動を実施する中で、自分がやりたいことはなんだろうと考えると同時に、周りの就活生と『本当は、何がやりたいのか』というテーマで話したことがあった。

なぜか、多くの同世代が、自分がやりたいことを仕事にすることをやってもないのに、諦めていたり、世間的な正しさを追い求めているように感じていました。

私もその1人だということに気づいたのは、就職を決めたときでした。

どうして自信がないのだろうかを考えた

まだやってもないことに、挑戦することを躊躇したり、失敗する未来を考えて、安定している大企業に入社を決めた。

様々な理由を語っていたが、要はビビっていた。

そんな僕が自分がどうすれば自信を持てるのかと、考えるようになった。

そこで出会ったのが、自己肯定感という言葉だった。

自分のあり方を積極的に評価できる感情、自らの価値や存在意義を肯定できる感情などを意味する語。 自己否定の感情と対をなす感情とされる。

実用日本語表現辞典

自分の成功体験が自己否定から生まれた

自分の人生を振り返ると、『お前ならできる!』、『やってみよう!』という声かけをし続けたかというと、『俺はまだまだだ。』『もっと努力すべきだ!』『人を頼ってはいけない。』

自分を甘やすと、ダメな人間になってしまう。

お前なら、【できるんだ】、目の前のことを楽しもう!ではなく、

お前は、【ダメな人間】なのだから、お前はもっと努力すべきだ。


そうやって鼓舞することで、自分自身で努力することができた。今思い返すと、中学生で取り組んでいた勉強やサッカーが楽しかったかどうかと問われると、苦しかったように思います。

自分の自信を失っていく自己否定主義

前提として、【ダメな人間】なのだから、○○すべきだ。
という自己暗示が続きすぎると、自ずと自分が【素晴らしい人間】と思えなくなっていました。

うまくいくイメージができない。
ダメな自分がうまくいくわけがない。
だから、諦めるんだ。

誰から諦めさせられたわけではなく、
自分自身の成功体験が作り出し、強化された自分の考え方に、自分のやりたいことを諦めさせられたのです。

要は、自分が自分を諦めさせたのです。

そこにたどり着くまでには、どーせ無理だと言われたから。
学校の教育が〇〇だからだ。
なんて誰かのせいにしようと考えていましたが、自分自身を変化させていくことに集中し始めた。

自分の自信を育てる自己肯定主義

成功体験として、積み上げられた自己否定主義の構造を捉えて、一つずつ変化させていくのは大変な道のりでした。

①自分が勝手に『〜すべき』ということを疑ってみる。

『〜すべき』という理想があるからこそ、現状を否定することになっています。
改めて、本当に『〜すべき』なのかを疑うようになりました。

朝は早く起きるべきなのか。
毎日発信はすべきなのか。

ここには、書ききれないぐらい思考停止の謎の『すべきルール』がありました。

そんな『すべきルール』は自分だけではなく、他人にも当てはめてしまっていることがあります。それが恐ろしいことだと思いました。

『遅刻すべきではない。』というルールは、それまでにどんなことがその人にあったのかを聞き出し、寄り添うことを忘れさせてしまいます。

『失敗したときは言い訳をすべきではない。』というルールは、それに重ねて本当の理由を説明する機会を奪ってしまいました。

様々な自分自身の『〇〇すべき』に『〇〇できない自分』というダメな自分が浮き彫りになり、自信をさらに奪っていることに気づきました。

②世の中には、事実があるだけで、いいも悪いもない。

〇〇すべきというルールを疑うことを覚えて、本当にそうなのかと考えるようになり、自分自身の評価基準や評価項目があることにも気づいてきました。

そんなことをしていると、一つの行動や人間性にいいや悪いの評価は、環境や状況によることが理解できてきました。

どういうことかというと、ピンチには、細かいことは気にしない楽天的な明るい人がいい。
正確性が必要なときには、几帳面な慎重な人がいい。

そんな感じで、場所や仕事によって、向き不向きがあるだけで、できる人やできない人が存在することがないことを理解することができてきた。

丹波篠山や神戸で、のべ500名ほどの同世代と人生の棚卸しや対話を通して、気づくことができた。


③自分自身の幸福を追求する。

自分自身から『〜すべき』が薄れ始めた頃、どんな手段でも生きていくことができることが腹落ちした。

そんな中で、改めて自分がどう生きていきたいのかを考えました。
これまでの活動は、単発のイベントや合宿での関わりが多かった。
それは、長期的に付き合っていく、何かを伝えていく自信までは、なかったように思います。
その僕が、長期間人と寄り添って人生を好転させていくことやさらに自分らしく働いていける場所を作っていきたいと考えるようになっていました。

【これからどうして生きていくのか】
・関わる人たちが自己肯定感を高め自分として生きること
・自分が得意である教えるということをなりわいとすること
・継続的に、人が集うような場所を作ること

こんなことができるようになりたくて、
個別指導塾を開業することに至りました。

コンセプトは、『子どもに寄り添う塾』

子どもたちが勉強を少しでも楽しめるような空気づくりや先生との関係づくり。
勉強の成功体験をもとに学ぶ楽しさや目標を達成する嬉しさを感じて、今後生きていくための自信を身につけて欲しいという願いがあった。

自分たちが大切にしていたことが社会に受け入れられた

開業してから若者向けのイベントや依頼の仕事が多かったため
個別指導塾に人を集める経験をすることがはじめてで正直不安があった。

お金もなかったためパソコンで自作のチラシを作成して、チラシを配った。

そんな中で、毎月お問い合わせをいただき、毎月体験をして、楽しく通っていただき、成績がアップしていく生徒を見て、親御さんがさらに口コミをしていただき、コロナ禍にも関わらず、生徒数は増加して、現在までに至ります。

人が集まってくれた時の喜びは忘れません。

自分たちが大切にしたい子どもに寄り添うというコンセプトが受け入れられた嬉しさがありました。

さらに、今年3年生全員が第一志望に合格することができ、
感謝のお言葉をたくさんいただきました。

そんな親御様から個別指導塾のコンセプトである『子どもに寄り添う』指導への感謝のコメントが多くありました。

『寄り添うこと』で道を開く

寄り添うとはどういうことかというと、対等に話を聞くことです。
今のありのままをまずは聞くことです。
いつも話を聞いていると子どもでも、大人でも自分がどうすればいいのかはわかっているものです。

だけど、自信をなくしていたり、やり始めるのが大変で悩んでいたり、うまくいかなかったから拗ねてしまっていることがあります。

本当の気持ちや本当の姿が見えるまで、寄り添い続けること。

それがその人の道を開くきっかけになると信じています。

これからのこと

これからは、寄り添うことから見つけ出された親御さんの悩みや子どもたちの悩みに応えていけるような知識を身につけることや対話する機会や講演させていただけるような人間になっていきたいと考えています。

もちろん、共に仲間になって株式会社ZEROZIBAや個別指導塾で働いてくれるスタッフとも出会いたいです。

ここまで読んでいただきありがとうございました。


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