博士課程最大の敵

社会人辞めて博士課程に来て2年が経ちました。
この1年で感じたことを書いていこうと思います。


博士課程最大の敵

博士課程学生がうつ病などの一般的な精神障害を発症するリスクは、一般集団の高学歴の人々に比べて約2.5倍も高い

好き過ぎてつらい博士課程

というわけでメンタルやられがちな博士課程です。

個人的にも博士課程二年目にしてじわじわメンタルをやられてきた感じがあります。

個人的な話ですが、割と体調管理には気を使っていて、食事内容はアプリで記録して管理してるし、睡眠もスマートウォッチで記録してるし、週に何度か体を動かしているのにこのザマです。

この中で抜けているのは、そうですね、人との会話です。

つまり、博士課程の最大の敵は孤独だと思うに至りました。

同期が少ない

基本的に同じ研究室に同期がいないことが基本です。

同世代で、なんてことない話ができる人がいない状況になりがち

修士から直接博士に進んだ人はまだ知ってる後輩がいたりしますが、社会人を経ていたり他の研究室に進んでたりすると難しさがありますね。

僕も2年社会人やって博士課程に戻ったのですが、去年はまだ知ってる後輩がぎりぎり残っててくれたのでなんとか耐えてました。

コミュニティが既にできている。

40歳以上の教授陣と20歳前後の学部・修士の学生が中心メンバーです。

教授陣は基本忙しいのであんまり雑談する機会が少ないです。

学部・修士の学生は既にコミュニティが出来上がっているので食い込みにくい。

(でもこれ人数少なめの企業とかに中途で入った時とかもおんなじことになるな。)

やってみた対処法

学部・修士の学生と仲良くなる

研究室にカタン(ボードゲーム)を持ち込んで、だれかれ構わず声をかけて数カ月かけて「カタンのお兄さん」のポジションになりました。

毎週水曜日にゼミがあって研究室のメンバーが増えるので、その日は研究は一切せずカタンとおしゃべりのみをしてました。

そのうち学部・修士の学生とも普通にしゃべれるようになって、今度カラオケに誘われるくらいには仲良くなった実感があります。

ボードゲーム最高。本当に感謝。

おすすめボードゲームのまとめ記事も作ろうかな。

昔からの友人と連絡を取ってみる

幼馴染にゲーム狂いがいて、普通に働きながらスマブラやモンハンを計数千時間やってます。(尊敬)

モンハンの新作が来春PS5で出るニュースを見て、一緒に過去作をやろうという話になったのでここ最近は週2、3ボイスチャットをつなぎながらマルチで狩りに行ってます。

ゲームの話題以外にもなんやかんや近況を話したりするのでいいですね。

PS5が6万7千円位したんですが、30手前にして幼馴染と小学生みたいに一緒にゲームできることを考えたらプライスレスです。

大学外にコミュニティを作る

大学外にコミュニティを作るのはまだできてないですね。

習い事とかボランティアとかやれたらなあとは思いますが難しいですね。
今度英会話教室でも通ってみようかな~なんて思って調べたりしてます。

独身の人はマッチングアプリとかもいいんじゃないでしょうか。

適切な専門家に頼る

マジで無理な時は心療内科に掛かりましょう。
鬱はちゃんと病気なので。

うつ病は、一言で説明するのはたいへん難しい病気ですが、脳のエネルギーが欠乏した状態です。それによって憂うつな気分やさまざまな意欲(食欲、睡眠欲、性欲など)の低下といった心理的症状が続くだけでなく、さまざまな身体的な自覚症状を伴うことも珍しくありません。(中略)時間の経過とともに改善しない、あるいは悪化する場合には、生活への支障が大きくなり、「病気」としてとらえることになります。

うつ病とは

あと大学には相談室とかカウンセリングできるとことかあるので行ってみたらいいと思います。

『漠然とした不安がある』 『なんとなくやる気が出ない』 『よくわからないけど、調子が悪い』といった、ちょっとした悩みや、不安、不調を感じた時に、遠慮なく気軽にご相談ください。

(京都大学の例)保健室

一回相談室行ったけど楽しくおしゃべりできました。

まとめ

とにかく一番早いのは今いるコミュニティで楽しく過ごすには自分で動かなきゃいけないんだなあというのを身に染みた一年でした。

あと専門家を頼りましょう。

健康第一。何とか乗り越よう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?