ジモコロの好きな記事を語るーその1

ジモコロが好きだ。
元々ARuFaさんの日記やオモコロを読んでいたのだけど、あの面白さの流れを汲みながら、地域密着というテーマと程よい真面目さが合わさっている感じがしてとても良い。

X(旧Twitter)に見切りをつけ、タイッツーに移動したので、うまく感想がつぶやける場がなくなったので、今回はnoteで好きな記事の感想をしたためていこうと思います。


「鍋も料理もおいしくするローカル調味料の話を聞いとくれ!」

こちらはライター おかんさんの記事。
グルメ情報に詳しいおかんさんの調味料への熱い想いと愛が伝わってきて本当に最高。
旅先やデパ地下で見かける"良い調味料”って、気になるけど値段や使用頻度を考えて買わながちだけど、本当はめっちゃ気になってる。
うまそ…でも失敗したらやだな…という気持ちを抱えながら手に取って戻す人生を送ってきたわけですが、原材料や作り方のこだわり、おいしさが熱く語られていて、さらに手軽な使い方もさらっと教えてくださっていて。もう買わないわけにはいかんよね!と思わせてくれます。
記事内に登場する調味料だけでなく、「おかんさんみたいにここまで愛せる調味料に出会いたい!」という気持ちになってくる。
社領エミさんの食レポも良い… 社領エミさん、最近松岡さんの記事で食べる係されてたけど、本当に美味しいのが伝わってくるからもっと食べてほしい。好きです。

化学調味料の利点は安いこと、時短になること、誰でも簡単に味が決められることやと思うのね。アミノ酸って『旨味のかたまり』やから丁寧に出汁をとるとか、熟成させるとかの手間を省いて、料理が得意じゃない人でも『おいしい』と感じられるものが安くつくれる。そこがメリットでもあるんだけど」

https://www.e-aidem.com/ch/jimocoro/entry/okan10
おかんさんの発言より引用

"化学調味料"という言葉はさておき、一般的にリーズナブルな価格で大量生産されている大手調味料も美味しい。
値段も手頃で、誰でも使いやすい。そうした良さもしっかり伝えているところが本当に推せる。
美味しいと思うものは好みだから、何を使ってもいい。
だからいつもの調味料からちょっとジャンプして、美味しい調味料を探すのもまた楽しいし新しい美味しいと出会えるイベントになるね、ということを教えてくれる本当に素敵な記事。
レポのために食べているのが鍋なので、今からの季節にぴったりですね!

※化学調味料という呼称についてはこちらのURLを読んでいただくと良いかと思います。おいしさの知恵!
https://www.umamikyo.gr.jp/ideas/


次の記事はこちら

「鳥取県民の愛する「白バラ牛乳」はなぜあんなに美味しいの?」

ニシキドアヤトさんのこちらの記事は、大人気商品白バラ牛乳を製造している大山乳業さんへのインタビュー。
私の地元、石川県では白バラ牛乳を販売しているところをほとんど見たことがなかったため、この記事で存在を知りました。
兵庫県に引っ越して初めてコンビニで白バラコーヒーを売っていて「ニシキドアヤトさんの記事で見たやつだ!!」と大歓喜で購入し、あまりにも美味かったので今でも常飲しています。
ライターさんの白バラ愛がみっちりと詰まっていて、笑いどころもたくさんあってとにかく面白い。
大山乳業の福井さんの人柄もとてもいい…。
ポチ袋を作ったら思いの外好評で、そこからグッズ展開が広がっていく…という、ものづくりヒューマンたちにとって憧れのロードを開拓したというところも何度読んでも「いいなぁーーー最高!!!」と声を上げてしまいます。
そういうこと、やりてーーーー!!!!
でも狙ってやれることではないんですよね。自社製品への愛があって、会社としてアイディアを実現させる柔軟な姿勢があるからこそこの商品展開は実現できたわけで…。
面白いことをしよう!という柔軟さもありながら、業界基準より厳しい検査基準を設けてより良い製品を作り続ける実直で堅固な意思も伝わってくる。
この記事を読み終わるたび、ワクワクしながら白バラ牛乳を買いに行きたくなる。
自社製品のパッケージデザイナーが謎というのも面白い!



https://www.e-aidem.com/ch/jimocoro/entry/galaxy36

「サンリオをまったく知らない人が行く『ピューロランド』」

ギャラクシーさんがサンリオ大好き神田さんとピューロランドではしゃぐ記事。
おじさん2人がキャッキャとメルヘンで可愛い空間を堪能しているだけでめちゃくちゃ面白いけど、サンリオを一切知らず最初は戸惑っていたギャラクシーさんが次第に目をキラキラさせて楽しんでいる姿はオタクとして込み上げるものがある。
オタクは自分の好きなものを人が楽しんでくれる姿に飢えている。
ギャラクシーさんの姿を間近で見ていた神田さんはめちゃくちゃ嬉しかった事だろう。いいなーーー!!
自分はサンリオというかキャラクターものにあまり興味はないけれど、ビュッフェレストランのために行くのもありだなと思った。
めちゃくちゃおいしそう。
何より、サンリオに興味がない男性がこんなに楽しめるのだから、きっと自分も楽しめるに違いない。
神田さんのオタク語りが大変栄養価が高いので正直もっと読みたい。
というか、オモコロのサンリオキャラプレゼン記事に神田さん呼ばれてなかったのが意外だった。めちゃくちゃ泣いたんじゃないだろうか、知らんけど。



「ハードオフに買取できないものはない!?ハードオフの社長に気になることを聞いてきた」

ハードオフを愛してやまないと豪語するマンスーンさんの記事。
オモコロの旅行話で大体「マンスーンさんはハードオフ行ってて」と言われてるので本当に好きなんですね。
あのいろんなものが雑多に詰め込まれていてしっちゃかめっちゃかのような陳列されているような空間から「これめっちゃいい!!」と思えるものを探し出す快感。
田舎だと娯楽がマジでないので、イオンに行くのに飽きたらとりあえずハードオフ行ってなんか面白いものがないか探すということをよくしていました。
誰が売りにきたんだよ、そして誰が買うんだよ。そもそもこれをなぜ買おうと思ったんだよ…というもので溢れかえっているのがたまらないですよね。
社長さんと店長さんたちのトークから垣間見えるハードオフという企業のユニークさ。
ハードオフ店員が演奏してみた!という動画もここから知りました。
この記事を読むだけでハードオフのあのワクワク感が味わえるのが最高。
珍しいものほど欲しいし、珍しいものほどすぐ売れる。でも珍しいものはたくさんの人に見てもらいたい。
めちゃくちゃ嬉しい言葉じゃないですか??
ハードオフって見に行くだけでもいいんだ!と。
気になっても買えないものもたくさんあるし、面白いけど買うまでじゃないものたくさんある。だからこそお店側から面白いものを見ることを肯定してもらえるのは嬉しい。
オモコロ・ジモコロ共にこういう企画でライターさんが実際に買ったものを紹介してもらえるの大好きなんですよね。
かっぱ橋の記事とか、直近の加藤さんへの植物プレゼント記事とか…。もっとやってほしい。


というわけで、今回はジモコロで好きな記事の感想を書きました。
まだまだ好きな記事がたくさんあるので、また書きたくなったら書こうと思います。
オタクは好きなものを何千回と反芻する牛のような生き物なので。



https://www.e-aidem.com/ch/jimocoro/


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