手塚治虫、宮崎駿、セブンビル【雑記】
せっかくの連休。
やりたいこと、行きたいとこ。
宮崎駿監督の「君たちはどう生きるか」を観てとにかく、感動と反省をしてから、
「これを作らざるをえなかったんだ」
という長編を命あるうちに1編書き上げたい。
ブーム。
子供が仮面ライダーごっこするように、宮崎駿監督ごっこをしたくなっているということなんでしょうが。
まあ、毎回、「これを書き上げたら終わり!」みたいな、宮崎駿監督ごっこをやりつつ、少ない作品数をなんとか重ねてきたのであります。
いつも、「傑作だろ!」と、「もう終わり、余生を過ごす!」と、僕の場合はいつもたった一人で大騒ぎしてるのです。
でまあ、
今の僕の、心に勇気をくれる「偉い人たち」は、
宮崎駿、手塚治虫、村上春樹、チャップリン、浅香唯。
の、五人の神様なのですが、
「君たちはどう生きるか」を観てから、またしばらく、宮崎監督の密着ドキュメントにハマり、
その流れから、手塚治虫展の図録に書かれた宮崎駿監督のインタビュー読みたいってなり、
「やっぱ手塚治虫スゲー」
手塚ブームがムズムズ湧いてきて、
Kindleでブラック・ジャックを読んでたら、
「うわー、久々読むとたまらん!」
と、心が充実に包まれ、
「ブラック・ジャック創作秘話」をKindleで全巻読み、
「手塚治虫アシスタントの食卓」に派生し、
NHKでやった密着ドキュメント「手塚治虫創作の秘密」を見直し、
ほぼ、それらの舞台になっているのが、
手塚プロダクションが12年入っていた、高田馬場のセブンビル。
「行きたい」
と、連休、行きたい場所、セブンビル。
ということで、神奈川に住んでるので割と行けない距離ではないので、行ってきました。
流石に、個人的すぎるので妻は誘わず一人で。
長いこと電車。
で、
感動。
手塚治虫とアシスタントの皆さんはこのビルの中で、ほぼブラック・ジャックを書き上げたのです。
「一番右!」
この廊下で、アニメスタッフが何人も倒れるように寝ていたんだ。
この通路を歩き、執筆部屋に向かったんだ。
30年以上前に。
わなわな。
で、ちょい歩いて現在の手塚プロダクションのビルを眺めつつ、
戻って中央線に乗り換え、
スタジオジブリを観に。
休日っぽい。
ここで、傑作の数々が。
「できないなら下ろす!」
と、スタッフに叫んでたんだ。
宮崎駿監督はこの道を歩き、アトリエへ戻るんだ。
で、アトリエ。
眺めるだけ。
すぐ、ささっと、通り過ぎる。
そんな、ささやかな喜び。
勇気をもらう。
ここで、あんなことやこんなことが。
僕も、せめて生きているうちに、自分が作ったもので、「これがどうしても作りたかった!」と、そんな喜びを感じてみたい。
せっかく生きてるのだから。
しかし、暑い。
セブンビル見て、ジブリ見ただけなのに、倒れそうな暑さ。都会の人混み、新宿の迷路加減に、移動の長さ。
でも満足。
頑張ろう。
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