離婚と「宇多田ヒカル②」

前回に引き続き自己満宇多田ヒカル紹介を進めていきます!
いざアルバムを振り返ってみると、二十歳になる前から異才を放ちまくる宇多田ヒカルは本当にすごい。
同じ時代に生まれて、まだリリースがあるという今の状態に心の底から感謝...。

ULTRA BLUE(2006年)
このアルバムは4thかな?最も思い入れの強いアルバムで、私が初めて買ったCDがこれでした。
もうこの辺のアルバムは良曲がゴロゴロ入っているのですが、当時中学生の頃から一番好きな曲「Making Love」をピックアップします!
メロディラインや曲構成も完璧にツボなのですが、特に好きな所が、これまでの曲と比べて恋愛に対しフラット?というか、大人な恋愛が感じられるんですね。(あくまで個人の感想)あと、歌詞が割と今の状況と当てはまるのも危険...。
年齢とともに宇多田ヒカル自身の心境の変化が感じられるのも、再確認出来てすごく好きです。

HEART STATION(2008年)
5thアルバムにあたる「HEART STATION」なのですが、個人的に一番良いアルバムで、人に勧める時はこれを紹介します。
このアルバムに関しては、曲のピックアップというよりも、曲順が素晴らしいと思っています。
1曲目の「Fight the blues」から「テイク5」までトップスピードで駆け抜けていって、後の4曲は穏やかに終わる感じ。
強いて言うなら「Kiss&cry」が好きですが、曲を順々に、アルバム全体を1つと考えて聴くのが本当におすすめです!
休止前に傑作を残していくのもかっこいいなー。

Fantome(2016年)
宇多田、生きとったんかワレ...!と言いたくなる吉報のような1枚。
休止前のアルバムとの違いは「お、大人...!」というところ。
ジャズっぽい雰囲気を取り入れたり、同期との戯れ、歌詞にもこれまでと違うニュアンスが織り込まれています。
このアルバムはやっぱり「二時間だけのバカンス」が好き。
宇多田ヒカルと椎名林檎のキャラクターがそれぞれ含まれているのも良さですが、ずっと第一線で活躍していた椎名林檎にとって、同年にデビューした宇多田ヒカルが帰ってきた、という関係性がとても良い。
2人でデビュー時の年齢に戻っているような歌詞、最後のサビで2人のボーカルミックス量が同じになるところで涙が出ますね...。

初恋(2018年)
このアルバム、本当にいいんです。
私はFantomeより断然、初恋派で、(宇多田ヒカル、ずっと天才で居てくれてありがとう...)と涙しました。(涙が安い)
このアルバムも「HEART STATION」と同じで、本当に名曲揃い。順番に聴いて欲しい1枚です。
特に「あなた」から「初恋」の流れは胸が裂かれる思いで聴けるのでおすすめです。(26歳男性)
ただ、1曲選ぶとすれば一番聴いている「大空で抱きしめて」がとっても良い。
SUNTORYの「奥大山の天然水」のCM曲として書き下ろしたらしいのですが、SUNTORY...この曲を生み出す機会を作ってくれてありがとうな...という感想しか出ません。
この曲を聴いてから家で飲む水は全部SUNTORY...。
外で聴くのが本当におすすめの曲で、音楽は外派の方に特に勧めたいですね。

7枚のアルバムを紹介してきましたが、日本史の教科書に載るんじゃない?というレベルのアーティストですね。同じ時代に生まれてくれたこと、宇多田照實・藤圭子夫妻には感謝しかありません。死ぬまでにライブ行きたいなー...。

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