離婚と「宇多田ヒカル①」

離婚と全然関係ねぇ!
そうなんです。関係はまったく無いのですが、宇多田ヒカルと言えば「その時々におけるシーンを歌うプロ」。
離婚した身に刺さる曲が多い多い。
というわけで、全アルバムから今回の離婚を通して良さを再確認した曲をピックアップしていこうと思います。(突然)
ちなみに、2回に分けて書いていこうと考えている気持ち悪さです。(気持ちが悪い)

First Love(1999年)
ご存じ1stアルバムなわけですが、この時点で宇多田ヒカル16歳!
16歳の女の子が作った曲を聴いて、26歳のおっさんが涙を流すわけです。
ピックアップする曲は「In My Room」
おいおい、全然離婚と結びつかないじゃないか。という声もあるかと思いますが、その通りです。ただ、「夢も現実も目を閉じれば同じ」と「ウソも本当も君がいないなら同じ」という歌詞!自分が16歳の頃なんて自我も無いぐらいの年齢の時にこの歌詞は思いつかん。凄い。天才。
この曲自体、自分の部屋で物語が完結している+1人であることを強烈に感じさせるところが今の心境をえぐり取られます。
あとメロディと曲構成が抜群に好きというのがあり選びました。

Distance(2001年)
2ndアルバムを2年後に出したわけですが、どんな2年を過ごしとる?!
名曲揃いの2ndで、非常に悩んだのですが「For You」に決めました。
Addicted to Youと悩んだのですが、For Youは今の心境で聞くと心が少女マンガの主人公になるしかない。ロミオ男製造マシーンですよこの曲は。
「ヘッドフォンをして人ごみの中に隠れると、もう自分は消えてしまったんじゃないかと思うの」この歌詞は何?!平成一桁台は全員刺さる広範囲攻撃ですわこれ。MDウォークマン世代は、ガシャっと開けたときに飛びでたMDに胸を貫かれて死ぬ。
特に好きな曲なのでもう少し語らせて頂くと、「I want to make you cry 傷つけさせてよ 直してみせるよ」この歌詞は一体何?!
今傷心状態だからこんなに刺さるのか?はたまた天才なのか?
私も誰かの為じゃなく、自分の為にだけ歌える歌を作りたいところですね...
(後日見たら吐きそう)

DEEP RIVER(2002年)
3rdアルバムなわけですが、一番悩んだ。
この辺から、曲の安定感がもの凄いのよ。本当に。
これまでのアルバムでは、個人的にムラがある曲があったりするのですが、DEEP RIVERから安定感が出てきてしまってもう選べない。
という状況からひねり出たのが「嘘みたいなI LOVE YOU」
基本的に音楽をイントロの好みで8割決めるマンなのですが、この曲のイントロ大好き。
で、サビまでは割と宇多田ヒカル的に普通なメロディラインなのですが、サビで急に殺しにくる。(これ以降のアルバムではよくやる手口)
一方で、歌詞はタイトルと似てストレート。なので、あまり個人的には刺さらないのですが、圧倒的サビ導入→メロディにやられました。SAKURAドロップスとか光、lettersとかあんじゃん。って声もあるかも知れませんが、「ここでこんなドストレートなタイトルの曲だす?」という謎の加点で選出されました。

後半のアルバムは明日書こうと思います!読み返すと気持ち悪さが凄い!


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