音楽:【!速報!】テイラー・スウィフト、グラミー史上単独最多、「最優秀アルバム賞」を受賞!

見出しの通り、アメリカ人シンガーソングライターのテイラー・スウィフトさんが、「世界で最も権威有る音楽賞」と称されることもある
「グラミー賞」
の数ある部門の中でもTop of Topの賞とされる
「最優秀アルバム賞」
という音楽ジャンル横断的に選出される、簡単に言うと「この一年で最も優れたアルバム(とその創出者)」に送られる賞を、グラミー史上単独最多の4回目の受賞という快挙を成し遂げました!!

「テイラー・スウィフトの何がスゴいのか?」
という点の詳細は、以前に書いたことがあるので、ご興味がございましたら、ぜひ覗いてみてくださいmm↓↓

https://note.com/okuism/n/nc3a2f1d444dc


上記のコラムでは、
「流石に4回目はムズカしいんじゃな~い?」
と私は言っていたので、これを書いた翌年に、易々と達成してしまったので、読み返してずいぶんエラそうに書いていて、スゴい恥ずかしいです💦

ここでも、上記コラムに書いたことの繰り返しですが、言い訳させてもらえると、やはりこの偉業を達成出来たのは(「偏見だ!」というご意見もあると思うのですが、音楽好きではあるが音楽業界に全く関係のない人間の戯言だとご容赦ください…)、

①SDGSおよびLGBTQ+ことわけ「女性の地位向上(男女平等)」のアイコンとしての評価

そして、

②近年の「サブスク中心の音楽消費」にともなう「物理媒体のCDが売れない(レコードが売れているがそれは過去とCDとの相対的な話で絶対数(売上)ではサブスク消費には遠く及ばない)」という、「音楽消費形態の変化」に伴う「シングル」単体売れ傾向の反動としての「アルバム」作品の発表減少

が主な要因ではないかと(個人的に)考えています。

選出理由や各メディアの報じる内容など、まだ詳しい情報を見ていないので、確実なことは言えませんが、

①については、
あるニュースには、今年のグラミー賞授賞式の出席者(および受賞者)が圧倒的に女性が多かった、とのことでした。
つまり今のアメリカのトレンドは「そういうこと」だったのだろう、と、これは個人的にはあらゆる観点において「良い」意味で、思います。


については、書いたとおりですが、日本にいると、日本は未だにCDがある程度売れているので、あまり実感はないと思いますが(とはいえ最近の新譜は「初回限定DVD(Blu-ray)付き」とか「豪華フォトブック付き」とかで、CD作品を売っているのか映像や写真集もしくは豪華仕様のカバーを売っているのか…)、海外では決定的に音楽CDなどの物理媒体が売れていません。
また、日本でもYOASOBIの「アイドル」や優里の「ドライフラワー」などでも明らかですが、
「一つの楽曲が長く聴かれ続ける」
という現象が見られます。
これは、前までは、CD購入(とPCなどへのリッピング(データダビング))もしくはダウンロード一回で一つの「作品」にチャリンチャリンとお金が発生していたのに対し、サブスクではその「楽曲」が「聴かれる度に」チャリンチャリンと(1回では極々少額ですが)お金が発生する仕組みなので、サブスク前は、
「このアルバムのこの曲好き!」
と言って何度も何度も繰り返し聴いていたが何度聴いてもお金は最初に購入したときの一回のみ、なのに対して、サブスクでは聴いてもらえば聴いてもらえるだけお金が発生するのです。
つまり、
「何曲も作って名アルバムにするより、渾身の一曲を作ってサブスクで繰り返し聴いてもらえる」方が儲かるので、
「アルバムの発表数が減っている」
という現状があるようです。
(ごめんなさい、そのように耳にしているのですが具体的な数値や参照元は失念してしまいました💦)

ここにきて、以前のコラムでも書いたように、テイラー・スウィフトは
「物理媒体も売れるアーティスト」=「物理媒体のアルバムが売れるアーティスト」
と言えます。

長々しく書いてしまいましたが、つまり
最優秀「アルバム」賞の対抗馬である
「アルバム」の母体数自体が少ない、ということは、押さえておかなければいけない現実と思います。

これからの音楽業界はどうなるのでしょう?
日本音楽業界(特にロックバンド)に多大な影響力を持つスピッツの草野マサムネさんが
「大昔に戻っただけ。大昔はレコードなどなかったからミュージシャンはライブをしてお金を稼いでいた。今やCD(アルバム)は、ライブのカタログに過ぎない…」
的な(全然違ってたらゴメンナサイ💦)発言をしていたと、どこかで見かけました。

私自身も、
一昔前はあまりライブには行かない方でしたが、サブスクで0:00時にはその日リリースの新譜が聴けてしまう状況下では、日本人ポップス・アーティストのCDは、その新譜が気に入って「コレクション」したいものだけを厳選して買うようになりましたが、サブスク利用以前とは比べものにならないくらい、多くのアーティストの楽曲が気軽に聴けて「推し」の数も増えてしまい「推し活」し過ぎで、去年は反省していて、今年は控えようと思っているところです💦

ありとあらゆるコンテンツ、選択肢がある、今の世の中で、
「音楽コンテンツ」
が生き残るには、どのような戦略が必要でしょうか?
今までのやりかたに固執するヒト、守りに入るヒト、攻めすぎて空回りのヒト、いろいろいますが、良くも悪くもそういった
「多様性」
を認め合うことは必要かもしれませんね。

ちなみに、
「音楽コンテンツの生き残り戦略」
という点で、わたしは
「ずとまよ」こと「ずっと真夜中でいいのに。」を推していて、コラムを何個か書いているので、ご興味がありましたらぜひご覧になってください♪

少しでも皆さまの気分転換になればと…。よろしくお願いいたしますmm

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