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秘密の花園 バーネット (2023.7.29)

こんばんは。壮絶な一週間を乗り越え、一人コースディナーに挑戦してきたももこです。

今週読んだ本は、『秘密の花園』上下 著:バーネット作 山内玲子訳
です!

この本を読もうとしたきっかけは、大学の頃の読書の授業がきっかけでした。英語で読んだのですが全く意味が分からずもう一度時を経て偶然図書館で出会ったので読んでみることに。
そうしたらもうこれは人生の小説なのではないかという数多なる名言の数々。

主人公のメアリが秘密の花園との出会いや病気がちな少年コリンやそのほかの友達と関わることによって身体的にも内面的にも成長する物語。
最初、主人公はいわゆる「不細工」で黄色い顔をしたみすぼらしい「可愛げのない」少女だということで読むことに躊躇したが、そんな彼女がいろいろな人や物とのかかわりによって成長していく様子や、周りに影響を与える様子に胸が締め付けられながら出勤中に電車で読んだ。(えも)
中でも、病気がちなコリンはいわゆる障碍者で背中が曲がっている。背中にこぶが出てきただとか言って、夜中にヒスってなくシーンがあるのだが、これは彼の思い込みだったのだ。
「僕は病気だから」と立つことも食べることも動くことも諦めていたところメアリと偶然出会い、彼自身も頑張って生きてみようと気持ちを立て直すことができるというシーンには23歳ながらに感動させてもらった。
しばらくこういうザ・児童文学のような本を読んでいなかったが、大人になってもう一度読んでもやはり感動する者はたくさんあるのだと感じた。
最近近所の図書館に行くことが唯一の生きがいになっているから、次は何を借りようか考え中です。

明日は週末ヒロインに会いに行く♡

皆さん良い日曜日を。

ももこ

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