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子供にお金リテラシーを身につけてほしい。子供が上手なお金の使い方を学ぶ方法。その1。

お金の代わりにポイントを渡してみた。正解だった。


初めて、お小遣いもらって買い物。楽しかった思い出。そこから陥ってしまった経験

私の母がイオンモールで子供達それぞれに1000円入りの財布を渡してくれたことがありました。これは子供たちにとって初めての経験で、自分たちでおもちゃやお菓子を選んで買うことができるので、大変嬉しい経験だったようです。しかし、その後、問題が見えてきました。例えば、「もっとお金がほしい」と母にせびることや、無駄遣いが目立つようになりました。娘の方にその傾向が顕著に現れました。このままではよくないと感じ、別のアプローチをとることにしました。

ポイント性の導入

お金を与えるのをやめました。その代わり、ポイントを集めて、欲しいものを手に入れることができるようにしました。ポイントは、クモンの宿題や学習ドリル、読書、漢字ゲームなどの取り組みで獲得することができます。つまり、学習への努力がポイントになります。目標は事前に私と相談して決め、その目標に向かってポイントを獲得するために頑張ります。要するに、ご褒美制度なんですね。

お金からポイントに移行してよかったこと

ポイント制度に切り替えて良かった点がいくつかあります。

  1. 目標設定がやりやすい。ポイントを貯めて何がしたいかを考え、そのために頑張ることができるようになりました。

  2. 努力で勝ち得たポイントは、無駄には使わない。よく考えて使う。

  3. 計画変更に対処する力がつく。途中で新しい欲しいものができたときは、優先順位をつけて目標を変更することもあります。迷って悩みながら、欲しいものに焦点を当て、計画変更することはお金リテラシーを学ぶ上での大切なプロセスだと考えています。以前の子供たちならば、欲しいものが選べずに不平を言っていたことでしょう。

  4. お店でお買い物中、しつこく「買って!買って!」と言わなくなりました。そのような時は、「ポイント100個分だよ」と声をかけると、あきらめて棚に戻してくれるようになりました。(まあ、たまにですけど。この点に関しては、まだ練習中です)」

勉強に対してのご褒美を買い与えることについての懸念

物で釣って勉強させることについて、反対意見を聞いたことがあります。ご褒美がないと、勉強できない子供になってしまうというような理由だったと思います。しかし、私が子供達を見ていて、今のところはそのような心配はないと思います。子供達は、当初はポイントを得るために、勉強を頑張っていましたが、「足し算ができるようになった」、「本が読めるようになった」などの成果を実感できるなったことで、ポイント得る以外のやりがいも感じているようです。もしかしたら、今後弊害が出るかもしれません。その時は、違うアプローチを考えます。

まとめ

述べた方法は、子供たちにお金リテラシーを身につけ、学習のモチベーションを高める素晴らしい手段だと思います。子供たちにお金について教える過程で、今後は貯金、投資、寄付などにも触れていきたいと考えています。私自身もまだまだ学ぶことが多いですが、子供たちと共に成長していきたいです。



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