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誰もいない商店街で

こういう瞬間はないだろうか。

飲み会で終電を逃し、お金がないから行けるところまで行こう。

線路沿いに歩きだしてから1時間ぐらい。

防犯上なんでしょうが、明かりがついているけども誰もいない商店街に出くわして、
「このまま人に合わないのだろうか」と不安になる瞬間です。

殆ど、そういう時はスナックとかパブからぐでんぐでんの仲間たちが出てくるのでちょっとホッとします。

廃墟でもそんな瞬間とかないですかね。

怖いと違った、猛烈に人恋しくなる瞬間です。

ゴールデンウィーク中に都心のオフィス街を歩いていると10分ぐらい人に合わないときとかあって、角から人が出てくると驚きよりかはほっとする感じです。

長くは続かないのになぜかその瞬間だけ、ずーっと続くような感覚です。

気にしないつもりでも、すごく気になるので、そういう時には速足で歩いて家に早く着こうとします。ぐでんぐでんですけどね。そういう時は。

近い未来そういう瞬間は来るのだろうな。慣れないとつらいな。

…湿気が多くて不快な時は、そんな想像をしていると思います。
ネガティブなもので…本音の部分では。

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