それじゃ動かない、人の心を動かす方法教えます。
突然ですが質問です、あなたは今何の仕事をしていますか?洋服の販売?それとも、銀行員?
それでは、その仕事はどうやってやりますか?洋服を綺麗に並べてお客さまに選んでもらえるような洋服の仕入れをする。お客さまからお金を預かり、運用しながら安全に保管する。
それでは最後の質問です。
その仕事をなぜやるのですか?
皆さんTEDをご存知でしょうか?
あのファンキーなクマさんじゃない方です(笑)
TEDtalk。かれこれ6年前、私がアメリカへ短期留学をしたに時ひょんなことから出会ったこのTEDtalk、私の人生を何度も動かしてきました。
今日は私が最もリスペクトしているスピーチを皆さんへお伝えしたくて、突然ですが質問をさせていただきました。
サイモン・シネック「優れたリーダーはどうやって行動を促すか」
人は自分が何の仕事をしてるか分かっている。どうやるかも分かっている。だけど
なぜそれをやるかが分かっていない人が多い。
サイモン・シネックは各業界で成功してきた優れたリーダーを研究し、一つのことに気が付いたそうです。
世の中一般人はWHAT→HOW→WHYの順番に物事を考え、人に伝えること。
そして優れたリーダーたちはそれと逆の方法をとっていること。
そして、最も重要なことを今からお伝えしますよ。
人々はWHATではなく、WHYに心を動かされるのです。
何をやっているか、を聞かされても心は動かないのに、多くの人が何をやっているかを長々と話してしまうのです。
なぜなら、簡単だから。楽だから。
服を売ったことがない人でも、銀行で働いたことがない人でさえもWHATとHOWくらいなんとなく分かりますよね。
まず、あなたの中に今の仕事(今取り組んでいること)のWHYがありますか?それを、人に伝えられますか?
スピーチの中で取り上げられるAppleについての例をお伝えしますね。ご存知の通りmacやiphoneを製造している会社です。
例えば、私がApple製品を購入し利用するのは、使い勝手がよく、簡単に操作できるからですよね。もしAppleが「普通」の会社であれば、こんな具合の謳い文句を使うでしょう。
「私達は素晴らしいコンピューターをつくっています。ファッショナブルなデザイン、操作はシンプルでユーザーフレンドリー。どうですか?」と。
要りません(笑)
でもAppleは違いました。「私達は世界を変えられると信じています。そして常に既存の考え方とは違う考え方をします。世界を変えるために美しいデザインかつ機能性に優れた製品を世に送り出そうと努力するうちに、このような製品ができあがりました。いかがでしょうか?」。
どうですか、購買意欲が湧きませんか?
もう一度言います。
人々はWHATではなく、WHYに心を動かされるのです。
優れたリーダーはどうやって行動を促すか?
自分はなぜそれをやっているか?自分自身の中にいつもその問いの答えがあり、それを人々に伝えていく。
きっと優れたリーダーはこうやって行動を促していくのでしょう。
あなたはなぜその仕事をやるのですか?
是非それをたくさんの人に伝えていってください。
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