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ごった煮な自己紹介

この世の中に生きている人はそれぞれ個性があって、いろんな経験をかいつまんで生きている。いわば経験のごった煮であって、雑味があるほうが無味乾燥な人生よりも美味しい。私、岡山紘明が世の中のどこをかいつまんで生きているかを書いてみる。

兵庫県神戸市出身の4人兄妹の3人目として1994年生まれた。ガッツリゆとり世代かつZ世代(1995年-)になりきれない狭間の歳。実家はニュータウン、2年千葉の学生街、2年東京は山手線内に暮らし、都会と郊外を経験。

父はサラリーマン。母は保育士。学業は千葉大学、東京大学大学院に進みアカデミックを垣間見た。大学で出会った友達はキャリア組が多い模様。現在は年収200万円でも高いといわれる田舎に住み、自分の年収がそれ以下の時期もあった。高所得者とその日暮らしの知人との間に生きている。また海外はハワイやイタリアなどの観光地からメキシコのスラム街の調査など10か国ほど行ったことがある。

 現在は愛媛県の山間部の町、内子町小田地区で住んでいる。ご縁は都市計画を学んでいた大学院時代。歴史的な建物や産業の調査に参加したことがきっかけ。移住後、地域おこし協力隊になり、飲食店やお宿、シェアハウス、お米販売、デザイン業、講演業などをしている。

 活動の傍ら、15棟の空き家活用と約20名の移住者に恵まれた。日々、お客さまや移住者、地元の人と会い、96歳のじいちゃんとも0歳の赤ちゃんとも話す。

「都会と郊外と田舎と世界」「世代」「年収格差」各分野のあらゆる狭間が岡山紘明の周りで渦巻いている。29年の人生の混沌の中で、生きにくい世の中を変えていく手がかりが田舎暮らしだと考えている。

 内子町小田は美しい田畑が広がり、おいしい野菜、お水、空気が手に入る。人も温かく、東京に住んでいた僕にとって癒やしとワクワクの時間だった。

 魅力的な田舎は各地で少しずつ減っている。田舎がもし衰退したら都会暮らしもしんどくなる。実家から野菜が届かなくなり、農業も工業も輸入頼み。いくらお金があっても国産野菜もおいしい空気も手に入らなくなる。水害や温暖化も田舎と無関係でもない。

 教育も政治も変えたほうがいいことだらけ。どうしようもないことに見えるが、諦めたツケは確実に残る。子ども世代ではより顕著になる。都会や田舎を区別せず、豊かな暮らしを求めることが、おのずと田舎も教育も政治も少しずつ良くなると信じている。

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