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MADAME WEB

MARVEL最新作「MADAME WEB」観てきました!!
ネタバレ含むレビューになりますのでこれから見るぞーって方はskipください!

今回はSONYの方のスパイダーマンシリーズ。
MARVEL作品は映画・ドラマ共に観ていますが、マダムウェブについては、キャラ自体存じ上げなかったので詳しい友達に解説してもらった付け焼き刃の知識も含めて語ります。笑

マダムウェブはスパイダーマンのキャラクターらしいのですが、MCU作品としてよりストーリー性を持たせた作品となっています。
ディズニー側のスパイダーマンで昨年、号泣必至のサプライズの連続でなんでもありなことが発覚したので、このマダムウェブも今後どのような立ち位置でストーリーの軸となるのか楽しみです!

救急救命士として働くキャシー・ウェブは事故が発生するとすぐさま救急車でかけつけ、人命救助を行うバリバリのキャリアウーマンです。
彼女の苦手なものは「家族」。過去に唯一の親である母親が出産後に亡くなったため、里親に育てられたこともあり、何故母親は自分一人置いて亡くなってしまったのかと、行き場のない気持ちからか家族を持つことに対して抵抗を感じています。

そんな中、ある現場に駆けつけると車が横転して、今にも川に車が転落しそうな状況。
相棒のベンとなんとか男性を車から救い出すが、不運にもキャシーが残った車はそのまま川へと落下してしまう。その事故の影響で、キャシーの潜在的な能力が覚醒していく。

私の稚拙な文章力で文字に起こすとだいぶありきたりな展開になってしまいますが、ルーツとしてはキャシーの母親がキャシーが胎児の時すでに現代の医療ではどうすることも出来ない不治の病であることがわかり、それを治す特効薬となり得る蜘蛛の毒が能力を得るきっかけとなっているので、観ている時はやや興奮気味に新しいスパイディーの誕生だと嬉々としていました。

ただ、今回今までのスパイダーマンと大きく違うのがキャシー自身に備わっているのは「予知能力」であること。壁を這い回ることだったり、卓越した身体能力は備わっていません。
スパイダーマンよりやや地味に思える能力ですが、MARVELがそんなことは許さないですね。上映時間フルで観てても一度たりとも飽きずに観られてなんなら4時間映画にしないと完結しないのでは?もっと観せてくれ!となるぐらい楽しめます。

どんな敵と戦うかというと、母親の仇である男です。これがまた大変憎たらしいキャラなのですが、持論では敵役は憎ければ憎いほどいいと思ってるので、今回はまさにうってつけのヴィランという感じでした。
MARVELのヴィランって、色々な背景を持つキャラが多いので毎回そこが楽しみでもありますよね。
キャシーの母親が万能薬になりえる毒を持つ蜘蛛を探す際に助手として同行したエゼキエルは、やっとの思いで見つけた蜘蛛を横取りし、身を挺して守ろうとしたキャシーの母親を銃で撃ってしまいます。
その毒をもとに自ら能力を経て蜘蛛人間として生き続けるエゼキエルでしたが、彼にも少し予知能力が備わっているため、毎晩、予知夢にうなされています。その内容は、3人の能力を持った少女に殺されるという夢。その未来を阻止するために、最新のテクノロジーを盗み出し、夢に出てきた少女たちを映像化し、世界中の監視カメラから探し出し、彼女たちにやられる前に芽を摘み取ろうと画策します。

これも運命か3人の少女はある日ある駅で同じ電車に乗り合わせることになります。そこを好機とみたエゼキエルもそこに乗り合わせますが、そこにはキャシーの姿も。
あの事故以来、不定期に見えてしまう未来に戸惑いつつも正しい使い方を模索していると、彼女と同じ車両の3人の女の子が男に殺される未来が見えます。

最後まで悩みましたが、男の姿が見えた途端、見えた未来を確信し、少女たちを無理やり出発前の電車から降ろします。その子達が後に大いなる力を手にすることになるとは知る由もなく。

だいぶ、誰向け?な長いあらすじを書いてしまいましたが、偶然なのか必然なのか助け出した少女たちを最初は義務感から守っていくキャシーが次第に彼女たちを護っていく覚悟を持つまでの物語、そして、能力をきっかけに母親からの無償の愛によって自身が生きながらえた真実を知り、それが今度は3人を護っていくための決意となっていく。家族の存在を遠ざけていたキャシーがマダムとなる所以がとことん描かれています。

笑って、興奮して、感動して、とことん今作も楽しめますが、更なる期待を次回作にも残すMARVEL作品の手厚さに感服しました。
これからもとことん追わせていただきます!

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