#2021年Vtuber楽曲10選 古月の場合

やりましょう 好きならそれを広めればいいじゃないですか 数が数えられなかったアホなので若干多いです

wish(ft.somumia)

間違いなく、今年1番聞いた曲です。Aiobahnさんは「INTERNET ORVRDOSE」はじめ、今年1番聞いたアーティストではありますが、中でもこの方をしており、独特なサウンドメイクで新しい音楽へと引き寄せられた感じがします。ソの透明感のあるボーカルがそこに加わることでよりKAWAIIではない、電波を感じることができます。
バチャフリ現地も最高でした。


とけかけあいすくりん - ππ来来

2回現地で聞いたππ来来はやっぱり欠かせません。ボーカルエフェクトの使い方がほんとにうまいんですよね。歌い声を効果的に聞かせる術を彼女たちは知ってるんですよね。あの曲の展開とシンセサイザーのサウンドは彼女たちにしか出来ない。
自主制作ステージで自分たちが作った曲を歌い、自らの作ったモデルで立つ。本当にクリエイティブなグループですよ。


ふわふわどりーみん - 北上双葉

3年の活動の最後に残された楽曲。ふーさんのゆるふわな雰囲気にあった曲調に少し舌足らずな歌い方に可愛らしさが溢れている。昨今段々とチルとしてバーチャル系のクラブソングとして使われてきているので、今後DJとして流していきたい。

RADIO LOVE HIGHWAY - Kizuna AI & Moe Shop

今年のキズナアイの中でも1番好きなのはRADIO LOVEでしょう。キズナアイの出した曲は全曲聴いてきてますが、この曲はまさに5本の指に入るだろう出来栄えでしょう。やっぱりさぁ抜け駆けしちゃおうよがズル。ズルすぎる。BPMがさほど早くないのに疾走感あるように聞こえるのもMoe Shopの魅せる技かと。MVもまたこれいいんですよね。

ライカ - 長瀬有花

今年RIOTの注目株として紹介されて以降見てきましたが、リアルとバーチャルの垣根を超えるだけでなく、2010年代のVOCALOIDシーンや邦ロックシーンにも似たテイストが少し自分にあっていて好きです。リズムとトーンの切り替わりが癖になりそうです。

あの日僕は死んだんだ - 辻麗月

Q. 最近辻麗を紹介してるのをノルマにしてませんか?
A.YES(笑)

ってことで辻麗さんです。辻麗さんを見つけたのも今年でした。彼女はひょんにも同い年であることが後にわかりましたが、私も私で変な人生体験をしてきましたが、彼女は私ともとても比べ物にならないほどの様々な経験をしてきました。
そんな彼女が織りなす楽曲は、まだ少し技術に拙さを感じるときがあります。でもそれは、技術の話であり、その曲に込められた彼女の経験などから生み出された曲は「本物」のように感じられます。
だからこそ、辻麗さんに私は注目してほしいのです。

好き - コーラスメイト

コーラスメイトはだいぶ古参です。活動する告知が出てすぐに見つけて言及したのは結構最初の方だと思います。初見から結構地味系と売り出してるところにつっこんでいたりはしたんですが、何かと言って昔の富士葵を思い出しながら、カバーとかをよく見てました。
結構今のVTuberはまだ多様性が出てきてはいますが、やっぱりもっと絵柄も多様的になってほしいなと思う所存です。コーラスメイトとか鴨見さんぐらい周りと違う感じでいいのよ。
そんなコーラスメイトはたった4ヶ月で卒業。通常の歌系グループの中では結構フォロワー数もついていて、軌道に乗っていた方ではありますが、現場の感触はもっと求められていたんだろうとか邪推してしまいます。
その卒業のときに出したのがこの好きです。何よりも珍しいのは、VALISのような「合唱」と題したグループ曲であったりせず、しっかりとした合唱曲であること。2Cのメインパートのハモリはしっかりと3人で声を合わせてバラードらしい曲になっています。
ただ、ここは好みだと思いますが、ポップよりに編曲すればダーリン・イン・ザ・フランキスのような感じになってそれはそれでいい出来になったのではないかとも思いますね。
なにはともあれ、今後V関連楽曲のなかで合唱をするならひとつ課題曲としていかがでしょうか。

latte heart - 熊野ぽえみ

段々と楽曲を通して活動終了したVTuber弔いnoteになってきましたが、ぽえみも私にとってはかけがえない存在でした。本当に今年は彼女が音楽活動で躍進したように思っていました。
そんな中でも、latte heartはそれを象徴するうちのひとつといえるでしょう。
「仲がいいほどいいたくなる」彼女の性格は、勘違いされやすいとおもいますが、この楽曲のようによい一面も持ちます。そんなよせをつめこんだ、温かい曲だと思います。
本当にずっと幸せでいてくほしいです。

nowを - 月ノ美兎

絶対このアルバム曲を入れても自分以外は10曲に入れないんだろうなと思ってました。
私は元々□□□のファンなので、三浦さんやいとうせいこうさんの作った曲は割と聞いていて、傾向もわかっているのですが、ここまでいとうせいこう節の入ったフローを月ノ美兎が見事に口回しまで再現して歌いこなしてるのは奇跡のように思いますし、そもそも日本のヒップホップの原点と月ノ美兎というVTuberサブカルチャーの象徴的存在が掛け合わさるということそのものも奇跡でしょう。本当にヒップホップを通ってきたVTuberか月ノ美兎にしかこの曲は歌い切ることは難しいと思うそんな1曲です。

虹色のPuddle - にじさんじ

上半期でも選びましたがやはり、今年はこれを超える衝撃的な全体曲は現れませんでした。
 VALLISもよかったんですが、やっぱり、BIG RAINBOWには勝てませんでした。
なぜ私がここまで来てにじさんじを選ぶのか。楽曲大賞についてうだうだ言われていますが、作品というのは誰が作ったというのも重要視されがちですが本質は一つ一つの作品を精査しなければなりません。私は、批判としてその作品の一つ一つを精査していない性悪説として楽曲大賞が叩かれていると思っていますが、大前提、いい作品はいいんですよ。知らなかったものがあればそれを享受しましょ。その中に「んー?」というものがあれば、それそのものの作品を批評してはいかがでしょう。
VTuberまわりじゃまだ批評が機能していません。
もっと批評してみませんか?

マンハッタン - あくまのゴート

私が人生の中で学問を学んだ中で最ものめり込んだのは、核エネルギーについてでした。
いかに不思議で、いかに魅力的で、いかに残酷か。
それについて触れたマリー・キュリーを敬愛し、大統領に手紙を送った主を憎み、それでもアインシュタインは憎みきれず。

そんな私がこの曲を聞いたら、注目しないわけがないのです。原爆の父について歌ったこの1曲はあまりにも緻密な作り込みがされていました。
歌詞は原爆が生み出され、落とされるまでのストーリーを組み込み、メロディーの中にはまさかアメリカ合衆国歌を入れてくるとは恐れ入りました。ここまで1曲に対して熱くなったのも初めてでした。


アノニマス - 高峰伊織

今年のバーチャルジャズにおいてこの作品は金賞と言っても過言じゃないでしょう。本当にここまで本格的な曲を歌い上げるのは尊敬してしまいますね。もっとPVも曲も楽しんでいきたいですね。

以上、比較的気に入っている曲や注目した曲を中心に紹介しました。ゼログラなども入れてよかったのですが、語れる自信がなかったこともあり、一部外しています。
シン楽曲大賞には参戦いたしますので、よろしくお願いいたします。

この記事が参加している募集

振り返りnote

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?