古月

ライター、VTuberジャーナリスト、音屋。 2020年よりライターとして活動開始。2…

古月

ライター、VTuberジャーナリスト、音屋。 2020年よりライターとして活動開始。2021年からはVTuber分野を主軸に執筆活動を行う。 現在VTuber情報コミュニティ(https://discord.gg/pvh )の管理も行っている。

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    古月なりにVTuberについて書いた記事の数々

  • 【エッセイ集】オタクもつらいのよ

    古月によるエッセイの塊です 北杜夫先生に影響を受けてます

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    VTuberの毎週の出来事をニュースメディアを通して伝えていくコラムシリーズです

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VTuber関連最大の情報交流Discordサーバー"PVH"へのご案内

私たちが運営するDiscordサーバー「Project Virtual History」(PVH)は、自称国内最大のVTuber関連情報交流サーバー。 サーバー内では、多数歴戦のVTuber関連ライターやファンがおり、VTuberに関する話を常にしている。気軽に「こういう動画ない?」といった本当に気軽な話から「この推しがいい」「この問題どう思う?」「この発表の内容がすごいね」といった布教やお堅い話など幅広く語り合っている。 この鯖の特徴はなんといっても世界中のVTuber

    • 【インタビュー】VTuberの時代と歴史区分——『青春ヘラ』ver.7より

      本稿は、大阪大学感傷マゾ研究会が発行した同人誌『青春ヘラ』ver.7『VTuber新時代」にて掲載されたインタビュー「Vの考古学*VTuberの時代と歴史区分」を転載したものである。 2013年~2014頃からすでにVTuberに近しい存在を見ていた、当アカウントの主・古月がインタビューに答えている。 今回、掲載から1年経過したことを機に、特別に許諾を経てnoteに掲載することができた。 1万字以上にもおよぶ、約10年とバーチャルな存在を見てきており、VTuber事務所を

      • 【エッセイ】関わる人間に男も女も関係ない! って話

        「他人に理解されないところ」は誰にしも存在する。 スイカは皮まで食べるとか、嫌われ者のバンドが好き……など人それぞれだが、私にもそういう観念が存在する。 そのうちのひとつにに、人間関係においての性別観がある。 こう書くと少しおこがましいが、自分は他人に対して基本的に優しく接しようと思っている。 さらに、クリエイターに対しては特に敬意をもって基本的には接しているつもりだ。 私はここ数年において精神的に不安定さがあることもあり、人と話すことが多くなった。 その反面、人から相談

        • 三ツ谷なな1stワンマン「-Pale Bluem-」公認レポート

          突如姿を表した謎の女性シンガーソングライター・三ツ谷なな(みつやなな)。 2023年12月に登場し、いきなりワンマンライブを発表するや否や、後日新宿西口で開催した路上ライブではロングスカートで胡坐をかきながらアコースティックギターを弾く彼女の姿が。薄暗く、通り過ぎる通行人も多い中、高い歌唱力と驚くようなその姿を静かに見つめる若いファンの姿も多く見られた。 そんな三ツ谷ななの1stワンマンライブ「PaleBluem」が2024年3月9日に高円寺Club ROOTS!にて開催

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          épelerコラボカフェに実は初日に行っておりましたショートレポート

          VTuberアイドルユニット・épelerは2月8日~18日にかけ、台東区にある喫茶店・Cafe ASANでコラボカフェを実施している。今回筆者もこのコラボカフェに行ったので、ショートレポートを書いてみようと思う。 文章については体調不良のリハビリなので、クオリティについては許してほしい。 épelerとは?épeler(えぷれ)は、ChumuNote(ちゅむのーと)、Flare Rune(フレアルーン)、柚子花(ゆずは)の3名のVTuberからなる2021年結成のアイドル

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          【エッセイ】インフルの先にある孤独

          インフルはいまだに完治した状況とはいえない。 時間が経ったというのに、いまだに咳は出るし、定期的に気持ち悪くなる症状にむしばまれている。 正直年が明けて2週間が経つが、体調がよかった日など1日しか存在しない。 ずっと気持ち悪さ、倦怠感、やる気の出なさと戦っている。 正直キツイ。 だから1月14日の今日、チケットの当選した花譜のライブにも、ワニとコーモリのライブにも、サカナクションの大事な復帰ライブも、そしてフォロワーが「来てほしい」といっていたアコスタにも顔を見せることはな

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          AVTuberを見るということ

          ほとんどのVTuberr業界人はAVTuberの動向を追っていないと思う。 なぜなら自らの事業に関連性があることが少ないからだろう。 案件を振る対象になることもなければ、何か競合になることもない。 卑猥なものはけがわらしいと近寄らない人もいるだろう。 「エロ売りのVTuber」といったレッテルのような呼び方をする者もいる。 個人的には「エロ売りのVTuber」なぞリスペクトの一切ない呼び方は納得がいかない。「エロ」を売りにしていることは事実ではあるが、もっと「AVTuber

          AVTuberを見るということ

          あけおめインフル そして、やっぱ皮膚科は信用しない

          ようやく少し回復してきて余裕ができてきたので、明日から少しづつリハビリに動こうと思います。 あけましておめでとうございます。 年明けからインフルにかかり、既に様々な方にご迷惑をおかけしておりまして申し訳ございません。 熱は昨日夜まで38.9℃(多分39℃は超えてた)をずっと記録しており、副次的に発生した腰痛がつらい状況ではありましたが、普通来るだろうほどの怠けや熱っぽさがなく、「体温計が壊れたのでは?」と思わせるような状況でした。 なので、熱があるとは信じられず過ごしてい

          あけおめインフル そして、やっぱ皮膚科は信用しない

          自分で撮って好きな写真を貼るnote #1

          2023年のベスト写真2023年のベスト写真は長瀬有花コラボカフェで撮ったこれです。 コラボカフェに行った日は調整がよく、結構うまく撮れる写真が多かったんですね。そんな中で撮れたのがこの1枚。 目が電球と被っていて、こちらを覗いでいるような構図になっていることと温かみがありながらも、暗がりのようになっているメリハリがたてられたところが好きです。 電話線は上の棚にある電話の親機から垂れているものなのですが、これも構図に組み込んでいます。

          自分で撮って好きな写真を貼るnote #1

          #2023年Vtuber楽曲10選 古月の場合

          毎回恒例忙しい民の10選。 あなたは何を観測しましたか? Hello, Morning (5th anniv Remix)/Kizuna AI今年はキズナアイの「Hello, Morning」5周年ということもあり、制作者であるNorさんが公開したアニバーサリーリミックスがなんと素晴らしいことか。音の作り方もほかのリミックス作品を意識した部分もあり、圧巻です。 Bokeh / ぽんぽこぽんぽこの音楽といえば、私的には黎明期のギターの弾き語りの印象が強く残ってますが、今回の

          #2023年Vtuber楽曲10選 古月の場合

          【エッセイ】古月と2023。——”おかえり”が続いて、でも葛藤も続いて……

          古月が1年抱えた思いなどを振り返るエッセイシリーズ「古月と、年」。 昨年は、終盤も終盤で心身をボロボロにする出来事があり、noteの内容が実際と異なる。 2023年はこの3年の中で最も葛藤した1年だった。 苦しくて、自分の反省もして1000文字で人間は壊れます。 そして、反省も人間を時に壊します。 これに関しては制作にかかわって、加担した自分が悪いです。 やらなければよかったと後悔してます。 人間不信になった時期が何度もありました。 2023年中にも何人もの人間に裏切ら

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          バーチャルのすべてを記録するVTuber文芸・歴史編纂誌「風とバーチャル」がついに発行 コミックマーケット103で頒布!

          この度、「風とバーチャル」編集部は2021年より制作してきましたVTuberに関する文芸・歴史編纂・研究を主題とした書籍「風とバーチャル」第一集を発行し、「コミックマーケット103」1日目東7ホールt41bで頒布いたします。 今年はキズナアイさんが誕生した2016年から7年、VTuberの大流行を巻き起こした2017末・2018年から5年が経ち、企業の統廃合が進んだほかVTuber業界は新たな転換期を迎えています。「バーチャルYouTuber四天王」といった言葉を中心に回っ

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          【エッセイ】古月ライブ参戦記2023――音楽ライブにまだコロナ禍にいる

          この1年、人生の中でも最もライブ現地に行った年かもしれない。 2023年に行ったライブ/DJイベ 一覧LIQUIDROOM presents New year party 2023 KAI-YOU新年宴会2023 20230210.zip V-GARE 447Records 1st&Last Live! 「Afterword」 #33inT_CARNiVAL Vの宴2023 MonsterZ MATE 5th Anniversary「大騒動」 打奏驚蛇 vo

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          Project A.I.D 1stワンマンから1年――私から見たAIDとファンたち

          ことは約1年前、2022年10月31日。 クリエイターチーム、Project A.I.Dがワンマンライブを開催した。 何度も、停滞と再開を繰り返すチーム。 一方、ライブ開催を2年も待ち続け、ファンアートを描くことをやめず、ボロボロになったとしても大好きなProject A.I.Dのスマホカバーを使う。一言で言い表せないほどに彼ら彼女らを望んでいたファンたち。 3周年を迎えた日に告知されたライブ開催。笑いあった前日のオフ会。私たちは待ち望んだライブに涙を流した――。 あの、

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          【エッセイ】VTuberにどう思われているか、それが問題だ

          人間関係というものは、人が関係をしあわないと発生しない。 一期一会とはいえ、他人は他人。 推しは推しども、他人。 ならば気にしなければいいというのは極論な話で、しかもそれがフォロワーやリストの監視対象になっていると話は変わってくるものだ。 最近うちのフォロワーにひょんな者がいて「あるVTuberから監視されている」と話す。 彼の行動と、そのVTuberの様子を見るにどうもその発言は間違っているように思えないほどに、瓜二つ。 いたちごっこのように、VTuber側行動が伴ってい

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          【エッセイ】 ヨシナを聞いて目覚めた朝に

          おはようございます。 私仕事柄、起きる時間がバラバラでその日や時間帯によって目覚ましのアラームのアラームの曲を変えてるんですね。 目覚ましのアラーム、今日はヨシナで目がさえたんですが、ふと自分の447Recordsのライブレポを読みたくなりました。 変な話かもしれませんが、私は自分の書いたものを後日読み返したくなる人でして。 あの時の記憶を蘇らせたくなった――というか、再びあのひとときに触れたくなりました。 読んでいくたびに「こんな事あったな」でふなくて、ひとつひと

          【エッセイ】 ヨシナを聞いて目覚めた朝に