エッセイ㊴ 「宜しくどうぞ」に感じる違和感
どうも、シンスケです!
街中の色んな商業施設にて接客やサービスを受けると、つい気持ちが良くなってしまう事があります。
「いらっしゃいませ」と笑顔で受け入れられ
「ありがとうございました」と見送られる。
至極単純な事なのですが、改めて接客とは先手必勝の気持ちが大切なんだと気付かされます。
剣道で例える所の「出小手」です。剣先に緊張感を持って間合いを詰めます。我慢が出来なくなった相手が面を打ってくるタイミングで、素早く小手を狙いにいく。
なぜ剣道で例えたのか?剣道で例えたくなったからです。
それはさて置き、同じ接客の仕事をする者として見習いたい部分ではあります。
しかし、私にはどうしても違和感になる言葉があるのです。
宜しくどうぞ
日常的に耳にする言葉です。
受け付けなどで、とても丁寧な接客を受けていています。しかし最後に一言
「宜しくどうぞ〜♫」
手を差し出して、右から左へと受け流される。その途端、私はまるで先日受けた健康診断の結果のような、コレステロールが滞留しているキレの悪さを感じます。
改めて「宜しくどうぞ」を考えてみます。
「宜しく」と「どうぞ」に分けて考えると、副詞(どうぞ)が文末にくるので、日本語として正しくない。
文意をくみ取り考えると「どうぞ、あなたのご都合のいいようにして下さい」となる。
その結果
宜しくどうぞ(あなたのご都合のいいようにして下さい)
というような解釈が一般的だと思います。
違和感はありますが、一般的に使われるとそれがいつしか日常的になるんですね。
以前にも似たような題材を書いております。是非一読下さいませ。
では、宜しくどうぞ(お願いいたします。出来たらこのエッセイにいいねが欲しいのです。なんならフォローも沢山沢山お願いします。みんな待ってるよ〜)
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