シンスケ@筆先案内人(フォロバ100)

自称:西海市の筆先案内人🌊【心が躍動する「言葉」や「文章」の探求】をテーマに移住して感…

シンスケ@筆先案内人(フォロバ100)

自称:西海市の筆先案内人🌊【心が躍動する「言葉」や「文章」の探求】をテーマに移住して感じた独自の観点で西海市の魅力を紹介いたします。 (📚毎週金曜日18:00頃〜短編小説『西海freak story』)他 フォロー宜しくお願いします🙇

マガジン

最近の記事

  • 固定された記事

皆さま初めまして、シンスケと申します!あなたの感性に少しでも触れる事が出来たら幸いです。

  二人の子供と猫一匹、そしてmy wifeを愛する、誰が呼んだか『平凡で陽気な口下手マン』参上!!! 以下プロフィールになります。是非、ご一読下さい ◆田嶋 慎亮(たじま しんすけ) 生年月日:1985年4月6日生まれ。現在38歳。 職業:文章を書いているサラリーマン 趣味:洋服 音楽 筋トレ 読書 妄想                                        ・好きな言葉:「一期一会」 ・好きな格言:「世界は誰かの仕事でできている。」ジョー

    • エッセイ㊸ 『マイホームのクロスの色をどうするか死ぬ程悩んでいる話』

      どうも、シンスケです! 選択て悩みますよね。現に目の前に転がっている鉛筆だけでも、4Bから6Hまでと種類が豊富です。 現在、わが家では絶賛マイホームのクロスの色を選択中であります! 皆さん『アクセントクロス』て聞いた事ありますか? わが家のリビングに、このお洒落なアクセントクロスというものを取り入れたいと思い、最近はあれでも無いこれでも無いと悩まされながら過ごしております。 一概にクロスと言っても種類は豊富です。例えば、白色だけでも何種類もあり、ベージュよりの暖色系

      • エッセイ㊷ 『傘をさす』

        どうも、シンスケです! 最近は九州地方にもよく雨雲が掛かり、あいにくの雨模様。いつしか桜も鈍色した花びらとなり、側溝の網に無残な状態で溢れております。 そんな笹船のように流される桜の花びらを、目で追いながら傘をさし、散歩しておりました。 「傘をさす」 当たり前ですが、傘を手に持ち(傘をさし)雨をしのぐ動作です。どんなに便利な時代になっても、未だアナログな手段だなと思ってしまいます。 これがいつか未来では、傘を全く使用せずに雨をしのぐ事が日常となるのでしょうか? 頭

        • 西海Freak Story③ 「西海橋」

          橋の袂から海面に落ちる手のひらサイズの葉っぱを見ていた。 ひらひら。ゆらゆら。 ふさわしい畳語(じょうご)を考えている間にも、その葉っぱは海面についた。そして次の瞬間、渦潮に飲み込まれた。 ゴォォォー 飲み込まれた葉っぱを再び吐き出す事は無い。それどころか、まだ食べ足りないと言わんばかりにヤツ等は唸っている。荒々しい渦潮がグルグルと。気が付けば所々で渦を巻いていた。 このウネウネとした躍動感は、ゴッホの『星月夜』に描かれた夜空のようにも見えた。 そして更に、高架下の袂

        • 固定された記事

        皆さま初めまして、シンスケと申します!あなたの感性に少しでも触れる事が出来たら幸いです。

        マガジン

        • エッセイ集
          46本
        • 西海Freak story
          3本
        • 妄想 短編小説 ショートショート
          20本
        • 勉強になった記事
          4本
        • 7本

        記事

          西海Freak Story②「大島大橋」

           200メートル程度の短いトンネルを抜けると、心地よい南の風(はえのかぜ)が出迎えてくれる。   通勤中の佐々木は、物憂げな気持ちを紛らわす為に車の窓を少しだけ開けた。そして、その風を肌で感じながら車を走らせた。 中途採用として、この島にある造船所で働く。今日がその初日である。      緩やかなカーブを過ぎて直線に差し掛かると、立派な白い橋梁が姿を現した。二体の巨人がつり橋を引っ張り上げているようなこの迫力。『斜張橋』という構造をしており、開通したのは24年前の平成11年

          西海Freak Story②「大島大橋」

          西海Freak Story① 「西海市大島町」

           日本列島に照準を合わせる。次にスワイプをして九州を目指す。最後に、親指と人差し指を使い長崎県をピンチアウトすると見えてきた。大島は長崎県西海市にある北緯33度線に位置する島である。  大島の北方向には佐世保市があり、西海国立公園に指定されている九十九島というリアス式海岸に広がる島々が一望できる。九十九といっても実際には、208もの島々が連なる風光明媚な景勝地だ。  続いて南方向には、今にも雲に届きそうな火力発電所の煙突が印象的な松島が見える。春にはあの名曲のモデルとな

          西海Freak Story① 「西海市大島町」

          フォロワー700人到達記念作品 700文字ショートショート『色んなパンツ』

          パンツ。 世の中には色んなパンツがある。頭に「お」を付けるだけで、あら不思議。ちょいと洒落た「御パンツ」となってしまう。 しかし、付けるだけで決して頭に被ってはならない。 パンティー。 なんとも豊潤で口当たりの良い言葉であろう。毎朝の発声練習にうってつけである。 しかし、決して口に入れてはならない。 静寂の中、わびさびを感じさせられる苔(コケ)がはいるくばる一枚岩。その上にふわりと一枚のパンティー。 それすなわち『花鳥風月』 ここだけの話。私は大変、興味深い発見をし

          フォロワー700人到達記念作品 700文字ショートショート『色んなパンツ』

          エッセイ㊶ 『今でも覚えている贈るコトバ』

          どうも、シンスケです! 今年は暖冬の影響もあり、卒業の門出を祝うように桜の花びらがあちらこちらと、パステルカラーに染まっていました。そんな早咲きの桜を車の窓越しに見ていると、今年もまた思い出すコトバがあります。 なぜカタカナで書いたかというと、中学生だった私は、そのコトバを言葉という意味では理解が出来ていなかったのだと思います。 当時、卒業式が終わると卒アルを開いてクラス写真や、先生達の贈る言葉を眺めていました。その中には、感慨に浸る生徒達とは裏腹に、意外にも定型文にも

          エッセイ㊶ 『今でも覚えている贈るコトバ』

          エッセイ㊵ 「世の中の労働者は何処に行った?」

          どうも、シンスケです! この前、ドラックストアに買い物に行った時の話です。 店内に入るなりグルっと一周しながら目的の商品を探しました。 天吊りPOPを確認しながら、各コーナーに入って陳列された商品を探します。 「ないなぁ~」 「ないなぁ~」 普段買わない商品は、なかなか見つけにくいものです。そこで、諦めの速さが自慢の私は、さっそく店員さんに聞くことにしました。 しかし、周りを見廻しても店員さんは何処にもいません。仕方なくレジ打ちをしている女性の店員さんに尋ねようとレ

          エッセイ㊵ 「世の中の労働者は何処に行った?」

          最近、こんな本読んだよ『言葉にできない、そんな夜。』

          どうも、シンスケです! 以前、とある夜にNHKを流していると目に留まり、そのまま面白いなと見ハマっていた番組があります。 この番組は、小説家やアーティスト、お笑い芸人といった言葉のスペシャリスト達が各週入れ替わり登場いたします。 そして、日常に潜む『気持ちが揺れ動いたあの瞬間。表現したいのにボキャブラリーが追いつかない!』そんな時にそれぞれの表現を用いて、上手く言葉にまとめてくれます。 そんな番組が、書籍となって出版されていたので手に取り読みました。 以前に放送されて

          最近、こんな本読んだよ『言葉にできない、そんな夜。』

          短編小説ショートショート 『リベンジ卒業式』 シロクマ文芸部

          卒業の日、教室で泣いていたクラスメートが羨ましかった。 僕は卒業式を終えて、真っ白なページを残したまま卒業アルバムを手にして教室を後にした。教室を出て、廊下を渡り、別れを惜しみ合う人混みをバツが悪そうにすり抜けた。 何処にも寄らず、誰にも呼び止められずに帰宅した頃には、いつもと変わらない時間だったのを覚えている。 棚を開けてカップラーメンを取り出した。そして、お湯を注いで中学の3年間を振り返った。丁度3分だった。 それから時は経ち高校の卒業式。僕は、教室で仲間達と写真を撮

          短編小説ショートショート 『リベンジ卒業式』 シロクマ文芸部

          好きな曲をただただ語るだけのコラム♪その③ 銀杏boyz 『いちごの唄』

          GOING STEADYはドンピシャに世代だったが、銀杏boyzは聴かなかった。 あれは高校を卒業した2003年春。青春に見送られる形となって、だんだんゴイステとも離れていった。 最近「空気階段の踊り場」というラジオを聴いていると銀杏boyzの『いちごの唄』という曲が流れた。 読書という習慣が根付いて以来、言葉や文章に敏感になっている私。 早速、パンチラインである歌詞の一部に、私はノックアウト寸前だった。 文章を書く時には正しい文法を使おうと、書いては消してと常日頃心

          好きな曲をただただ語るだけのコラム♪その③ 銀杏boyz 『いちごの唄』

          エッセイ㊴ 「宜しくどうぞ」に感じる違和感

          どうも、シンスケです! 街中の色んな商業施設にて接客やサービスを受けると、つい気持ちが良くなってしまう事があります。 「いらっしゃいませ」と笑顔で受け入れられ 「ありがとうございました」と見送られる。 至極単純な事なのですが、改めて接客とは先手必勝の気持ちが大切なんだと気付かされます。 剣道で例える所の「出小手」です。剣先に緊張感を持って間合いを詰めます。我慢が出来なくなった相手が面を打ってくるタイミングで、素早く小手を狙いにいく。 なぜ剣道で例えたのか?剣道で例え

          エッセイ㊴ 「宜しくどうぞ」に感じる違和感

          エッセイ㊳ 考える事をやめない為に

          どうも、シンスケです! 『果たして自分の文章力は、日々成長しているのか?』 不意に気になって自分が書いた過去のnoteを読み返しました。エッセイやショートショート、作品の数も日々増えて、我ながら読み応えのあるボリュームです。 作品の中には、ろくに推敲もせずに満足感だけで書き上げた様なヘンテコな文章もあります。読み返して違和感を感じるという事は、きっと成長したのだとプラスに捉えています。 そんな中、ある作品が目に留まりました。 このショートショートに書いた最後の一文に

          エッセイ㊳ 考える事をやめない為に

          エッセイ㊲ 七三分けの三の部分を刈られた話

          どうも、シンスケです! 突然ですが軽い計算問題を出します。 問1. ある日ツーブロックで七三分けという髪型をしたオジさんが美容室に入って行きました。1時間後そのオジさんが美容室から出た時には、七三分けの三の部分が無くなっていました。 残りのオジさんの分け目は幾つになるでしょうか? 又、オジさんの今後の人生はどうなるのでしょうか? 答えは一番最後にあるよ♡           ✢ 昨日髪が伸びてきたので、そろそろカットしてもらおうと美容室のホームページを開きました

          エッセイ㊲ 七三分けの三の部分を刈られた話

          エッセイ㊱ 男性と女性が描く小説での『女性』の違い

          どうも、シンスケです! 私は約一週間に1冊のペースで本を読んでいます。その中で時期にもよりますが、四割くらいは小説を読みます。 最近の気付きはと云いますと、女性作家の小説を好んで手にしているようです。 何故かと自答してみました。 それは、どうやら作家である村田沙耶香さんの影響なんじゃないかと思います。 彼女が描く女性には狂気じみたものがあるように感じられます。それと同時に『女性』というものを教えてもらっているようです。 男性と女性が描く『女性』は違うと思います。それ

          エッセイ㊱ 男性と女性が描く小説での『女性』の違い