おりびあ流あんこづくりの工程
きのう、よもぎ餅を手づくりした記事を書きました。
よもぎ餅の中に包んだあんこも手づくりです。
あんこはどうやって作ったか。
まず、小豆を1カップ計量します。
さっと汚れを取るように洗います。
そしたら、圧力鍋に入れて、4カップの水を注ぐ。
小豆は、しばらく浸水する必要がないそうなので、すぐ火にかけますが、まだ圧力鍋の蓋はしません。沸騰してくるまでそのまま。
沸騰したら火を止めます。
アクが出ていくように祈りながら、蓋をかぶせてそのまま置きます。火はつけませんよ。
20分待ちます。
普通のレシピは、ここでお湯を捨てますが、
おりびあはそんなことはしません。
なぜって、あずきの茹で汁は、むくみとりや毒出しにうってつけなのです!東城百合子さんの自然療法の本には、ネズミに噛まれたらあずき、とかいてあるほどです。
というわけで、茹で汁は、急須へ。
小豆を炊くときにしか得られない贅沢品。
紅茶みたいな色合いですね。茹で汁を吹きこぼすまでの工程のことを「渋切り」と呼ぶそうなのですが、この小豆茶はそんな渋くなく、ちょっと甘めのほうじ茶って感じで美味しいものです。
豆はここで膨らみましたので、豆がヒタヒタになるくらいの水をかぶせ、ようやっと、圧力鍋の、圧力鍋たる出番の登場です。
加圧されたら弱火にし、15分待ちます。
火を止め、圧が下がったらら蓋を開けて小豆の柔らかさを確かめてみましょう。ぐにゃっとすぐ潰れてくれるくらいなら、出来上がっています。
500mlのお湯を加えて再度弱火にかけ、分量の砂糖を3回くらいに分けて、混ぜ込みながら加熱を続けます。砂糖はもとの豆の重さの2/3くらいが適量かと思いますがお好みで加減してください。
わたしは、多少小豆が潰れてもいいと思っているのでこの作り方ですが、潰れたら嫌な方は砂糖をお湯に溶かしておいて、それをここでくわえるようにしてください。
最後に塩を少し入れて味を引き締めます。
冷えたら少し固くなるので、思ってるより少し水分が多いかもと思うくらいで火を止めます。
できあがり。
よもぎ餅の中に入れたり、添えたり。
あずき茶とともに、おいしくいただきました。
自分で茹でたあずきは、ちゃんと豆の味がします。
簡単なので、一度やってみられても損はないと思いますよ!
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