見出し画像

太宰府の飛梅漬

先日太宰府を訪れたときに、買ってきた梅干しです。大梅、大梅の小梅があり、これは大梅の方です。

飛梅漬といいます。
昔ながらの製法で作られた、自家製梅干しとのこと。材料は、梅、塩、赤紫蘇だけです。 

食べてみると、皮も中の実もとても柔らかくまろやかで、自分の梅干しとはまた違った美味しさでした。 

飛梅漬の名前の由来はきっとこれですよね。

花は終わっていましたが。

太宰府天満宮の銘木、飛梅。左遷された菅原道真を一夜にして飛んで追ってきた梅の木と言われます。  

飛梅漬を売っている「きくち」さんは、梅ヶ枝餅も売っています(こちらがメインか)。太宰府天満宮が楽しすぎて長い時間過ごしたあと、多くのお店が作り置きの梅ヶ枝餅しか残してなかった中、きくちさんはまだ焼き立てを売ってくれていました。太宰府のきくちさんで買った焼きたての梅ヶ枝餅は、博多駅で買ったものとは全然違うものでした。(「焼き立てでないとダメだから!」と、走り回ってまだ焼いてるお店を探してくれたすこしょうさん、ありがとうございました!).太宰府天満宮では、菊池さんにお世話になりました^_^

飛梅は一夜にして飛んできたけれど、梅干しは長く置けば置くほど、深い味わいに変わります。太宰府の飛梅漬も、私の梅干しも、各家庭で作られているみなさんの梅干しも、年月をかければまたそれぞれの味わいになっていくと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?