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「ありのまま」の自分は、ありのままになってみてこそ、見えてくる【本心で生きる】

自分のことは、意外とわからない

2013年に世界中で大ヒットしたディズニー映画『アナと雪の女王』。同じく大ヒットしたテーマソングの「ありの〜ままの〜♪」というフレーズは、いまや知らない人のほうが少ないかもしれない。


「ありのまま」とは、意外と深い意味を含んでいるように思う。

無意識にしている思考パターンや行動など、誰にも自分ではなかなか気がつかない部分がある。自分で“自分の欠点”と思うような部分には、見て見ぬふりをしたいこともあるだろう。そういったことを含め、自分を見つめ自分をある程度客観的に見ることができてはじめて「自分」というもの・自分のカタチというものがわかるのだ。

(※以下、少しネタバレがあります)

きっと良くは思われないだろう.....でも本当は肯定したい、自分の好きな〇〇

エルサは目の前の現実......かつて妹を傷つけた、周囲(両親)に否定され、押し殺した自分自身から逃げるように城を去り、行き着いた先で自分の「ありのまま」を解放した。長年溜め込んだ鬱々を発散し、自分のやりたいように、自分の能力を行使した。そばに誰もいない環境で、誰にも知られない自分だけの世界で、自分を肯定し、子供の頃のように思い切り遊んだ。抑圧から解放され、その表情は実に楽しそうだ。創り出したものは、美しい氷の城。自身が持つ能力と、素晴らしいクリエイティビティが発揮された瞬間だ。

(それと同時に、思いがけずに、実はとんでもない事態が発生していたわけだが......それはここでは置いておくことにする)

エルサの姿には、周囲から否定されてしまうだろう自分から逃れたい気持ちと、ありのままの自分を肯定したい気持ちのジレンマが見て取れる。映画公開当時にはアナ派とかエルサ派とか、大人の女性の間でもそういった話題があったようだが、

“他人からは(きっと)否定されてしまうだろうけれど本当は肯定したい自分の〇〇、そしてこれを自分でどのように扱っていくのか?“
(価値がないこととして切り捨てるのか、
それとも、大事にして育てていくのか?)

というのは、誰にでも共通して必ず持っているテーマであると思う。

ときには自分を解放し、思い切り遊ぶ......楽しむことで、見えてくることがある

ときには自分を解放して思い切り遊ぶ、楽しむ。ストレス解消やリフレッシュができる、それだけではない。楽しむ、遊ぶ......そこで感じたことから、「自分」が見えてくるのだ。自分は何を好み、何が嫌なのか。自分の中にどんな思いがあるのか。それは、アウトプットすることと良く似ていると思う。

このような視点で観ると、この物語から伝わることは深い。日常生活はなにかと慌ただしい。「しなければならないこと」「するべきこと」ばかりに翻弄されることもある。しかし時には、心から楽しむ、遊ぶ、そのための時間を確保してみるのはどうだろう?無駄だと駄目だと頭ごなしに自分を否定せず、無邪気に、子供の頃にかえったように。今まで見たこともない新たな自分に、出会えるかもしれない。


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Olivia743

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