生きる証
生きるってなんだろう。
生きてきた証とはなんだろう。
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人は自分にとって何が大切なのかの目的を知る為に使命を受けて、この世に生まれてくるんだと思う。
形は違ってもそれに早い段階で気づくのか、気づかずにただただズルズル過ぎ去っていくのか、
それは、人生の中での出会いに大きく関わってくるような気がする。
自分一人だけで何か変わるのではなく、他人が何かしら何人か関わっていったり、環境なども。。。
それらで自分の思考も大きく影響を受け、軌道が変わったりするんだと思う。
いわゆるそれは『運命』と呼ばれるもの。
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こんな事をまじまじと考えたのは、辻井伸行さんの生い立ちを読んでいて感じたからだ。
辻井さん自身もいつ子さん達夫婦の家庭に生まれ、いつ子さんが辻井さんの才能にいち早く気づいたからこそ
ピアニストとしての歯車が動き出し、
そして、その後に出会う方々も引き寄せられるように素晴らしい方ばかりで環境も素晴らしく、
盲目だからと過保護にせず、のびのびと色んな事に触れさせてあげたり、挑戦させてあげたりして
辻井伸行さんの性格や感性などが育まれ、穏やかな中にも情熱があり、諦めない粘り強く強靭で立派なお方になられ人生を歩んで来られたのかなと思う。
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さらには、冒頭の運命なんて壮大な言葉を記したのには訳があって、
辻井伸行さんの本の中には、曲ごとの解説がある。その中にはあらゆる作曲者達の人生も合わせて書いてあって、
当たり前であるが、生い立ちも性格もそれぞれ違い、時代背景(環境)によっても曲調に大きな違いが出てくる。
音楽家としてどんな思いでこの曲を作ったり向き合って居たのだろうと考えた時に色んな人生。。。
そして運命があるのだなと深く考えさせられました。
もしこうだったら、この名曲は変わっていたのかなとか、こうだったからこそ、この名曲が作られたのかなとか。。。
そのうち生きるってなんだろうとか、とにかく壮大に考えてしまった(笑)
辻井さんにしても、あらゆる名のある音楽家達も共通するのはピアノにかける思いや情熱の熱量が長い年月をもって向き合えている事。
それを使命だと、魂を持って人生というテーマに炎を燃やして生き抜いている事。
自分と照らし合わせた時に、私はなんと視野狭き事に悩んでいるのだと恥ずかしく思う。
辻井さんや音楽家さんたちみたいに魂を持って生き抜いてみたい。
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