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相手に情報を漏らさない為の身体づくり

昨日のシステマは少し遅れてからの参加にて。参加した時の内容は「肩で肩を回す」

背中と肩を繋がずに分離させて動かすと肩甲骨〜上肢の力を伝える事が出来る様になるが大抵の場合は悪い意味で背中と肩が繋がった動きとなる。足で言えば骨盤が肩甲骨で下肢が上肢みたいなモノだろう

その肩が分離した状態でプッシュや打撃やテイクダウンやナイフワークへと移るがキチンと肩が分離していたら面白いくらい肩と腕の力を相手に伝えられるが、いかんせん手先や肘の感覚が強いと悪い意味で全身が繋がり出して普通の力感に戻る💦

話は変わるが、お互いに向かい合ってどこから入れば相手の反応が遅れるかというワークをしたのだが確かに相手の情報を察知しやすい方向がある。

俺の場合は左で右が弱いが左右だけでなく強い方でも上下に弱い部品があるのでは❗️と検証したら確かに左の中でも察知しやすい所とそうでない所が幾層にもレイヤーの様に重なっている。

多分熟練者は知ってか肌感覚かはわからないが相手が情報を察知しにくい場所やレイヤーの薄い場所を見つけて攻めていると思う。

きっと対人トラブルに巻き込まれやすい人というのは知らずのうちに「私は巻き込まれてやすいですよ、」みたく狙われやすい情報を心身の状態から醸し出してしまっているのだろう🤔

そして察知されそうな時に今回学んだ肩や足腰、脱ぐの感覚がしっかりと出来ていれば例え察知されやすい方向でも相手のレイヤーに引っかかりにくくなる❗️

だからこそ常日頃からトラブルを避ける為にも情報がダダ漏れの状態から情報が漏れにくい心身を練る必要があると改めて感じた。

その後、個人的にめちゃくちゃゆっくりな上にフェイントなしという条件をつけてもらいながら相手のレイヤーをすり抜けながら動いていくと何となくだが相手が動きたがっている方向が少しずつわかってくるし、その方向に逆らわず動きを少し加えると力まずにナイフを取れたりテイクダウンに持っていく事ができた。

多分コレが大西さんがよく言う「相手の動きをリスペクトする」という事なのかもしれない。

そして身体が震えるくらいに肩や足腰、そして脱ぐ感覚が身体に充満してくると最早作戦も技もヘチマもなく圧倒されてしまうのにはびっくりした今回のシステマ。

システマ大阪の皆様。今回もありがとうございました❗️

こんな感じで自分の情報を漏らさない様に過ごしたり、「あ、この人はこの辺から入るとやりやすいな。この辺のレイヤーが弱いな」みたいな目を持てればいつの日かこんな事ができる日が来るかもしれない😎


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