見出し画像

システマ時々出稽古


週末のシステマにてシステマ大阪代表の大西さんが「ある状態」になって座ると全然持ち上げられなくなるみたいなワークをみせてくれたので

「いやいやコッチは介助のプロですよ今まで100キロ以上の要介護5の人も動かしてきたし😎」

と専門職の意地とプライドをかけて挑戦してみたが面白いくらいに見事に撃沈した🤣

よくある急に身体が重くなってとか地面を揺らされる感覚ではなくて純粋に足に力が入らない💦でも決して不快なワケでなく何故か寧ろ心地よい😇

「何でこんな事が起きるのか」と不思議で仕方なかったのだがその原理にについて物理的、生理的視点から教えてくれたのだがコレがまためちゃくちゃ面白い❗️

というのも人は通常の重力下では支持基底面という面積の中でしか重心を移動出来ない。なので支持基底面から重心がはみ出しそうになるとはみ出さない様に身体で踏ん張ったり手を伸ばしたり足でステップをとったり場合によっては受け身を取ったりして支持基底面を広げたり新しく作り直したりする。

しかしシステマで相手と繋がり出すと元々1人1人で独立していた重心が合わさるので支持基底面が変化する。だから動かされる方は自分が1人で作り出した支持基底面とは違う支持基底面の上で重心をコントロールされるので対応出来なくなり訳もわからず転がされたりというワケだ。

じゃあどうやって相手と繋がるねんという話だがわかりやすい切り口の一つとして舌と顎のリラックスさせながらお経を唱える様な感じの「ヴ〜」みたいな音が出る様に息を吐くと顎が身体のバランサーとして働き出す上にある一定の所で重心が下に落ちはじめるので外見にはわからないが互いの心理面や重心の位置関係が変わりだす。

その上で最近学んでいる「脱ぐ」をプラスさせていくと更に凄い事になるのだがその為に必要なピースを大阪に出張に来られたシステマ肥後インストラクターの元島さんから忙しい時間の合間の中色々教えて頂いた(しかも何故かお土産まで頂きまして🤲)

一つ一つで記事が出来るくらい濃い内容なので全部は紹介出来ないが敢えて一つに絞らせて頂くと祈りで心身が整えついでに相手の為にも祈るとマトモに顔面に打撃をくらっても全く痛くない。どころかあーそうですかくらいの事にしかならない。

今まで色々ストライクは受けてきたがココまで精神と感情がクリアな感覚だったのは初めてで個人的にはシステマ初めてベスト3に入るくらい衝撃的な内容でございました😂

その後は元島さんの紹介で天庸流柔術木鶏塾さんにてコッソリ出稽古へと。システマと通じる所が多々ある反面、技の体系や関節を極める精密さはめちゃくちゃ勉強になりました。

https://mokkeijuku.com/about/

特に手鏡や原始反射の一つ掌把握反射を利用した決め技は反射や運動学や経絡の視点から見てもめちゃくちゃ勉強になるし臨床での応用が効きまくる❗️

https://youtu.be/qbAMZeJbWg0?si=Auh0CQGsmzU1d9SY


みたく大阪で学んだ事が色々な視点を通じて色々繋がり始め非常に有意義な時間を過ごせた週末のシステマ。

システマ大阪の皆様、元島さん。木鶏塾の垣本先生、道場生の皆様。今回もありがとうございました😊

木鶏塾大阪本部にて真ん中が代表の垣本先生。向かって左がシステマ肥後インストラクターの元島さん


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?