今日は誰ツヨ道場を主催されておられシステマにも精通しておられる菊野 克紀先生の道場体験会にお邪魔させていただく事に

（誰ツヨ道場URLはコチラ）https://kikunokatsunori.com/teacher/1781/

菊野先生は空手をベースに様々な武術のエッセンスを実践研究されプロ格闘技のリングでも結果を出された凄い方で格闘技や武術好きな人には最早説明不用なくらい凄い方なのである。

というのも格闘技や武道の「試合」では何の忖度も無しに相手はこちらを潰しにかかってくる。そんな緊張まみれの極限状態で武術のエッセンスを実践するというのが如何に難しい事かは武術や試合を体験した人ならわかるだろう。

しかもリングに上がるというだけでももの凄い勇気が必要なのに各武道や格闘技のトップクラスが人生をかけて凌ぎを削り結果でしか評価されない「プロ」の世界での話なのだ‼️

実はかくいう俺自身強さに憧れて学生時代に菊野先生が所属されていた同じ団体の空手をかじっていたのだが💦

ある時試合至上主義の団体や道場のスタンスに疑問を感じそこから検証もしないまま更に色々あったのでやめてしまった。

その後リハビリの仕事を経て何やらかんやらで空手や格闘技とは無縁な生活を暫くする送るも、ある時ひょんなことから武術の「活法」が仕事や日常に活かせるのではと更に紆余曲折を経て運良くシステマに出会えたが

学生時代より憧れていた空手や空手のルーツである琉球唐手の神秘性に触れたいなと思いつつ訳もわからないまま空手も辞めてしまいずっと悶々としたままであった。

そんな勝手に空手に絶望して辞めてしまった俺とは違いずっと厳しいプロ世界で生き抜いてきた菊野先生は学生時代から団体の試合でも実績を残され勝手に俺の中でヒーローだったし、空手家が結果を出せず苦戦していた総合格闘技に挑戦されたり空手をバックボーンに活躍されている姿を見ては勝手にこちらまで嬉しくなっていた😅

とまぁ俺の昔話はさておき💦

そんな先生が見つけてこられた知見を出し惜しみなく学ばせて頂けるというのは何とも有り難い話である。

菊野先生がいうには達人と言われる人は必ずと言っていい程に「全身を繋いでいる」との事だ。

そして全身を繋ぐ鍵はシステマの4大原則とほぼ同じと言っていい位にリンクしていたのはビックリした‼️

また空手の型から全身の連動の話を繋げる色んな稽古方や検証方法をたくさん学ばせて頂いた。そして何より型の稽古では身体を繋げながら思い切り力むことで繋がりの太さを養うという視点は目から鱗だった😲

なので最後の質問で長年の疑問だった「筋力とシステマで用いる力は両立できるのか？」という俺の問いに対しては

「型稽古で繋がりを太くして（誤解を恐れずにスポーツでいうなら筋トレ）実践ではリラックスという形で両立しています」との事であり先生が言っておられた様に型を見直す事で糸口が見つかるのではと改めて実感した。

コレは推測だが4大原則をもとにプッシュアップやスクワットを極める事でも同じ事が言えるのかもしれない。

ただ昔の天才達が何百年、何千年もの時を得てエッセンスを抽出し誰にでも再現できる様にしたのが型だし今一度型の素晴らしさを体験したいとも思ったので改めて型も見直して練り直してみようと思った。

学生時代は何がなんだか訳もわからず外の形だけ真似ていた型だったが、型の凄さを俺が改めて実感できる様になるには15年の期間と「システマ」という原理が必要だったのだろう🤔

そんな俺の疑問に生命をかけて得た知見をシェアして頂きそして誰でも強くなれる様に体系化してくれた菊野先生、全世界システマの皆様、各武術の先人達。今日ワークを組んで頂きました皆様、そして本日偶然一緒に参加されていたシステマ大阪の中村 勇貴さんに改めて御礼申し上げます。

本当にありがとうございました😊

今までは歳も歳だし強さは2の次で武術は仕事や日常に活かせたらそれでいいかと思っていたが、少なくとも日々昨日の自分よりは強く在れるように日々精進して参ります‼️