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ラジオについて、最終章。

3月16日の夜に震度6強の地震が起きた。

ボクはラジオでそれを知ったが、その時に聴いていたラジオ番組(zip-fmのGEN Z=ジェネジー)では内容を変更して、いつものコーナーを止めてまでナビゲーター2人の会話と音楽を流すことで番組を進行していった。

いつ、次の地震があるか分からないし、津波が起こった場合のことを考慮したうえで、リスナーから楽しい放送を聴きたいという要望が送られてきたから、そのようにしたのであろう。

ちなみにzip-fmのGEN Zという番組ではナビゲーター中川大輔と野田つばさ(もしくは石井七瀬)の会話も番組を盛り上げることの1つとして構成されているのだ。

いつでもその後の地震情報を流せる態勢を取りつつ、リスナーが番組に求めることを実践したのである。

たぶん全国のラジオ局でも、東北地方で震度6強の地震が起きたことを知った時点で、番組内容を変更して情報を流したことだろう。

テレビを観る術を持たないボクは地震が起きた後に、テレビがどのような行動を取ったかは調べようにも調べられなかったのであるが、アドリブに弱いテレビがラジオほど、視聴者に対して満足させられる放送を流せたとは考えられない。

そんなことも考えたうえでラジオCMで「災害が起きた時には、ラジオを聴こう」というものを流しているのだろう。

ボクは地震のことが知りたくてではないが、その後もラジオを聴き続けたが、いつも聴いている東京エフエムのON THE PLANETという番組では、リスナーの1人が送ってきたメッセージを聴いて怒りがこみ上げてきたのである。

その内容が今回の地震に関することではなく、単なる自身の自慢話だったからなのである。

地震にかこつけてまで、自身の自慢話をメッセージとして送りつけてくる態度に腹が立ったのである。

それも消防職員からの投稿であったから怒りも尚更であったということなのだ。

それはmusicbirdにおいてもあることであるが、常連リスナーの投稿は他のリスナーの投稿よりも読まれやすいという傾向にあるのが原因なのだ。

午前2時から始まるその番組には、夜に仕事をしている方々からの、投稿が多いのは理解している。

それにしても、そんな自慢話を放送で流すくらいなら、他にやるべきことがないのかと問いたくなる。

東京という日本の首都にある放送局が、名古屋にある放送局に劣る行動を取ること自体おかしなことではないだろうか?

逆に考えれば、テレビとは違いラジオでは「どこの地方の局にも優秀な局が存在する可能性がある」ということを証明したということなのかもしれない。

以前musicbirdを聴いていた時に、誰かが「k-mix(浜松にあるラジオ局)はすごい」と言ったのを覚えている。
k-mixの朝の番組「モーニングラジラ(パーソナリティー=高橋正純)」には、1日千通ものメッセージが送られてくると何かで紹介されていたのを読んだことがある。

ラジオはテレビとは違って、ディレクターの年齢が若いしスポンサーからの影響もわりとうけないから、自由に番組を作ることができる。

優秀なスタッフが集まれば、日本一の聴取率を取る番組も作れるだろう。

それを夢見て、ラジオ局に就職しようとする人もいるに違いない。

そしてテレビでは人気者であっても、ラジオをやらせたらまるでダメな芸能人も確実に存在する。


それがラジオなのだ。


アーティストさんの中にもラジオ派はたくさんおられるのを御存知だろうか?


それは、不遇な時代にラジオを友として暮らした経験がある方々なのである。


終わります。


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ブルーライト浴びすぎてないですか? ファミコン1日1時間、パソコン1日好きなだけといいます。 そんなに書けないけど・・・また読んでください。