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🎵ビルの谷間の暗闇に!

「スパイダーマンならアメコミで読みましたから、アメリカの作品に決まってるでしょ!」と言う人がいたら、ボクなら威張ってこう言い返しますよ。

『日本にもスパイダーマンを制作した会社があるし、原作を書いた「スタン・リー」さんも日本人が実写特撮テレビシリーズとして制作した「スパイダーマン」を好意的に評価した』という話を何かの本で読んだことがあるんだよ…とね。

日本版スパイダーマンの放映当時に14歳であり、断片的に記憶に残っているボクが、さらにWikipediaも使い調べ尽くしたことを、初めて知る人およびマニアとまでは言われない人のために「他人に教えてあげられるくらいの知識を得られる」ように記事を書こうと考えました。

到底パーフェクトな紹介記事とはいえませんけど、1度でよいからぜひとも読んでいただきたいと思います。

東映スパイダーマン

1978年5月17日から1979年3月14日までのあいだキー局である「東京12チャンネル」(現テレビ東京)において水曜日の19時30分から30分の尺で、全41話が放送された「日本版スパイダーマン」は上記のような通称で例えられていたらしいのです。

「何故にアメコミであるスパイダーマンを東映がオリジナル要素を加えてまで作ろうとしたのか」と疑問を抱く方に理解してもらえる答えもWikipediaには載っていたから、転機することにします。

きっかけは『東映とマーベルコミックが「3年間にわたりお互いのキャラクターを自由に使用してよい」という契約をした』からなのでした。

『設定や物語は東映が独自に創作していたから原作とはかけ離れた描写が描かれたが、視聴率や商業的には成功を収めた』ことも、書かれていましたよ。

原作「八手三郎」さん、音楽「渡辺宙明」さん、プロデューサー吉川進さん(東映)、石川博さん(東京12チャンネル)、ナレーター「大平透」さんでした。

原作と音楽のおふたりは、その後制作された『スーパー戦隊シリーズ』に深く関係している人たちでしたね。

スパイダーマンが単身で戦うだけでなく巨大ロボットに乗り込んで戦う設定をはじめ、悪役側の組織やブレスレットの操作により変身描写など、多くの要素は後年世界80ヶ国で放送されることになる『スーパー戦隊シリーズ』(やはり東映)に受け継がれていくことになるのです。

(それぞれの戦隊俳優や敵俳優の紹介がオープニング曲にのせてあるから、当時を思い出しながら楽しめる映像ですね)


出演者

  香山浩介・三浦リカ・犬山いずみ・矢葺義晴・安藤三郎・賀川雪絵

それでは『東映スパイダーマン』のオープニングとエンディングの映像をご覧ください。


THE END

ブルーライト浴びすぎてないですか? ファミコン1日1時間、パソコン1日好きなだけといいます。 そんなに書けないけど・・・また読んでください。