浜松市に生まれ、就職で上京していた期間以外はずっと浜松で暮らしてきた身として、体験したことから考えるに「浜松の人間も総じて甘い」と結論づけられるのです。

商売人もそれを生業にしているにも関わらず、商売の基本ともいえる「薄利多売」を忘れるのか、法外な値段で商品を売る店も見受けられるし、お客さんを相手にする時の話し方の基本も知らない人もたくさん雇われているのだから、甘いと言わざるを得ない。

大手のコンビニエンスストアにおいても、そういう傾向が見られるのですから、世の中全体がそうであるのでしょう。

それは「知るべき常識を知らないから、そういう行動を取るのだ」といえるのかもしれないのだけど、それは決して許されることではないと思うのです。

「店に入る客と店から出る客がいる時には、出る方を優先すべきだ」ということさえ知らない人も多数いるのです。

教えるべき親自体が知らないのだから、お手上げなのです。

学生のマナーやモラル違反が多いが、ボクが学生の頃から自由に行動する人が多かったから、彼らが親になり子育てをするのですので、無礼な人が増えても仕方のないことなのかもしれないと考えるのです。

「モンスターペアレント」という言葉が流行りましたが「我が子には自分のしてきた苦労はさせたくない」というのが、その考えの元になっているということだが、果たして「それだけの苦労をしてきたの？」と尋ねた場合、答えるのに戸惑う親も多いと考えるが、如何でしょう。

学生の読解力が落ちてきていると、あるnoterさんの記事にあり、その原因としてググると答えが出るから自ら考えることをしなくなったからともあったけど、それも楽をしようと考えるからだと思うし、メディアなどの情報を鵜呑みにするから「そうしたら、どういことになるのか」までは考えないからだと思うのです。

自分が楽しむために(主にゲームをするために)時間短縮をして、そのせいで人に迷惑をかけていることなど気にもしないのが「現代の若者」なのだと思います。

その極端な例が「祖父や祖母に、自分を優位にするためにお金を出させることをあたりまえのように考えている」ことだと思うのです。

それを聞き入れない祖父や祖母には暴言を吐いたり、暴力を振るう若年層も増えていると、よく聞きますからね。

マスコミの不安を煽る情報公開が原因で、若者が将来に対して不安を抱いているのも、暴挙に出ている要因だともいえますね。

『情報を吟味できない、未熟な人』が多く存在するのも、仕方のないことかもしれません。

社会全体が幼い考えをする人で溢れているように思います。

先人が作り上げた世の中に生きることで、楽をすることだけを身につけてしまった人が多いのだから、先が想いやられます。

結論=「総じて甘い」

終ります。