見出し画像

ふと、気づいたことを書いてみた。

ボクたちの世代は、アニメの熟成期に子供時代を過ごしたし、特撮の始まる時にも立ち会ったし、音楽の分野でも丁度良い音楽が流行った時に青春時代を迎えたし、青春ドラマや刑事ドラマなども盛んな時期に遭遇できたのである。

現在でも語り継がれるドラマ・アニメ・特撮・音楽などの各分野の話題についてゆけるというごく稀な世代でもあるのだ。

そんな世代の一人として、気づいたことを書かせてもらえるなら、現代から少し前からの若者の考え方の貧困さには、目に余るものが見えてしまうのである。

そんな彼らが起こす事件は、極端に偏りを見せるから、社会的に批判されることも多いのだろう。

学校に行っても、悲惨ないじめを企む輩が存在したのも、メディアの金儲け主義からくる「金を儲けるためなら、人を傷つける人を育成することになっても構わない」という思想が根本にあるうえで物を作ったり、ドラマのストーリーを考えたりするから、人を想いやる気持ちを持つ若者は数多くは育たなくなってしまっているのではないのか?

友情とか根性とかを掲げてはいるが、やっていることは自己中心的な行動である漫画やアニメのキャラが登場したり、ドラマの主人公でもルール違反を繰り返す人が人気が出たりするけど、我々のように分別がない若者がそれを観たとした時に、考え方に及ぼす悪影響は否めないのではないかと個人的に思うのである。

良質な映画やドラマが、考え方のしっかりした人に好まれるのは、非常に良いことだとは思うが、それがあることにさえ気づかないで、話題のアニメやドラマから悪い影響を受けてしまう若者も少なからずいるのだろうと考えるのだ。

精神が幼い若者が、増えているのは周知の事実であるのだから、ストーリーを考える側も、もう少し穏やかな考え方ができる若者を増やせるようなストーリーなどを創っていく必要があるのではないだろうか?

SNSで死者が出ることは、若者の核になる精神が育っていないからにも繋がると思うのだが、それは彼らが幼い頃から学んでくるものが、ボクたちの頃とは違って、良質とはいえないものを手本にしてしまうからに違いないと思うし、そのきっかけになるのが、金儲け主義だと考えるのだ。

責める側も、責められる側も心が大人になっていないから「この程度までなら大丈夫」という線引きが出来ないのだろうと思うのだ。

その結果、やりすぎる責め側により、責められる側が耐えられなくなり自殺したりしてしまうのだろう。

メディアの在り方を根本的に変える必要がある。


ボクは、そんな風に考えているのである。

このままの状態で世の中が進むとしたら、犠牲者は出続けると思うからである。


どこかで変えないといけないと、心から思っています。


おしまい。

この記事が参加している募集

私の作品紹介

やってみた

ブルーライト浴びすぎてないですか? ファミコン1日1時間、パソコン1日好きなだけといいます。 そんなに書けないけど・・・また読んでください。