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不足感が幸せを招く

お金がない、休みがない、恋人がいない、やりたいことがない
お腹すいた、喉が渇いた、眠たい
などの不足という欲望を感じた時に
自分だったら、どちらを選ぶだろう?

充足という希望を求めて行動するか
それとも、不平や不満を言って何もしないか

誰もが、幸せに満ちている人生を送りたい。願いを叶えたい。
なぜ、そう考えるのか?
それは、不足を感じているから希望を求めているのだ。

もし、不足を感じなかったら
希望が湧かないのでは?
と考えている。

もし、希望が湧いた瞬間に、一瞬で叶ってしまう世界だったら
どうだろう?

お腹が空いたら、一瞬で満腹になる
むしろお腹が空いたとも思わない。

「お腹が空いた〜何か食べたい」という願いも湧かない世界
夢も希望も湧かない世界の何が楽しいのだろう。

もしかしたら、
願いが叶ってないから楽しいのかもしれない。
全てが幸せに満ちている世界には
欲望すら湧かないのかもしれない。
何かを叶えるためには、不足が必要なんだ。
不足がきっかけを作ってくれたのに、
「不足してます。どうしよう?」と不足だけを見てしまう。
「不足なんです」と目を離さずに最後まで叫び続けてしまう。

「今、あることに感謝しなさい」と、
スピ系の方に言われたことがあるが
全く理解できなかった。

感謝の前に、「この苦痛を何とかしてくれよ〜」という気持ちだった。

今まで不足があることで、希望が湧いていた。
人生を楽しむために不足があった。
不足は必要不可欠だった。
不足がないと、人生を楽しめなかった。

不足さん、ありがとう。
不足に感謝します。

今、幸せです。

788 2024/04/13

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