中小企業の経営者の心の叫びを聞くことがあります。
「会社のためだけでなく、自身の成長や幸せのために当事者意識を持ってほしい」
また、この会社で働く社員の心の叫びとは
「自分は、雇用されているので、当事者意識を持つなんてあり得ない」

別の会社にも同じ質問をすると
「うちの社員さんは、当事者意識が高く頼りになるし、日々成長している」
この会社で働く社員さんは
「社長も私たちの生活やスキルアップについて真剣に考えてくれいます。もちろん給料も上げたいけれど、もっと成長して会社や社会に貢献したい」

私も含めて多くの経営者や’リーダーは、組織力に関して何らかの課題を持っています。業績に注力するあまり、組織へのアプローチがおざなりになってしまうケースがあります。

優れた戦略を実行するには、強い組織力がなければ、市場を創造することもできません。会社の抱える組織課題の本質的な要因とは一体なんでしょう？
今回は当事者意識について考えてみたいと思います。