ドイツの哲学者ニーチェの言葉に
「君が出会う最悪の敵はいつも君自身であるだろう」とある。
人は、自分に甘い。
自分でやるとを決めておきながら、何か理由をつけて止めてしまう。
うまくいかなかったことを人のせいや外部環境のせいにする。
勉強する時間がない、本を読む時間がないという
やりたいけどできないというのも自分に甘い証拠である。

「最悪の敵は、君自身」という言葉は耳が痛い言葉である。

人はラクしたい。
ラクして稼ぎたい。
ラクな道を歩もうとしている時ほど、チャレンジする気持ちがなくなっている。
人生は選択の連続であり、朝起きるところから寝るまでの間に、
いくつもの選択を積み重ねている。
たいていは、ラクなほうを選ぶ。
これから先、受験や就職といった大きな人生の岐路に立ったとき、
今までどちらを選んできたかが、その差となって表れる。

自分でブレーキをかけていないか？
やる前から力を制限していないか？
言い訳をしていないか？
自らを省みてみよう

最悪の敵は、いつも自分自身なのだから・・・。

#655 2023/12/02