植田工の絵は良い

いいなぁ

植田工は気になっている画家だった。

絵って上手い人は最初から上手い。
ヘタな人は…ヘタなまま。

わたしは絵をそう解釈している。

絵は本来、簡単に手を加えることができないものだ。整形手術や魔改造はできない。手術で顔を変えることはできても、耳や目玉を変えられないのと同じだ。

ここでまず上手い絵とはどういう絵なのか?と問われるはずだが、

とりあえず第一指として宮崎駿や鳥山明などの名を挙げればよいと思うが、

つまり誰もが納得する上手さを提示できる人。

現代アートだって、「絵画」の総本山を標榜しているわりには、生粋の絵描きはじつはそれほど…これは必ずしも芸術を実践するための条件ではないかもしれないが、今の世の中で、本物の絵描きが少なくなっているのはたしかだ。

20世紀(以前)に比べ、アートはかくじつにコアバリューの部分が、弱くなっている。

ようするにアニメや映画などの他の視覚芸術の分野に、タレントがうつったというのか、奪われているというのか、拡散傾向があるのだろうが、

話をもとに戻すと、植田工はナチュラルボーンな絵描きだなと思う。ちょくちょくインスタも覗いているが、描いて描いて描きまくってるね。エネルギー高出力。

結局、歴史に残るのはこういう人なんだろうな。

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