カナブン
せーの、ブンブンブブブン!
昨夜、あまりにも元気いっぱいのカナブンが部屋に侵入してきて、飛び回ってパニックに陥った。
カナブン…
それはカブトムシやクワガタのような商品化の難しい、びみょうな昆虫の急先鋒…
八王子のヤンキーが罰ゲーム食材として用いることもある…
しりとりでいっちゃだめよ…
どうにかして、ぶち○す!と一念発起し、コンビニでキンチョール購入し、大至急、家に帰ってきたが、その時にはすでにどこにもなくなっていた(ありがち)
1時間探したが行方知れず。
名探偵コナンのようにポーズをとって椅子に座ってずっと一点を凝視し、ゆっくり推理していたら、想いが天に通じたのか、
椅子の肘掛けのところ、凝視していた視線の先に…………ブウウ―ンン―ンンンンン…と、俄かにカナブンの残像が浮かんできた…
いや、残像というか、実際それはまぎれもなく、探していたカナブン当虫だった。
千里眼、開・眼
※なお、カナブンは外に逃がしました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?